TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025104288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024216414
出願日2024-12-11
発明の名称加工装置、及び、制御方法
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類B23Q 11/00 20060101AFI20250702BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】加工プログラムの増加に伴い加工プログラム毎の掃除用動作プログラムを作成する必要がある。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の加工装置は、治具405、407に固定された加工対象物に対して、工具12を用いて加工を行う加工装置であって、加工中に発生する切屑に対して掃除動作を実行可能であり、前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて実行することを特徴とする。除動作は、NCファイルに含まれる前記治具に関する情報に基づいて実行されてもよい。治具に関する情報が、ブロック用の場合には、治具上のブロック材固定部に沿って移動する掃除動作を行ってもよい。
【選択図】図5



特許請求の範囲【請求項1】
治具に固定された加工対象物に対して、主軸に取り付けられた工具を用いて加工を行う加工装置であって、
加工中に発生する切屑に対して掃除動作を実行可能であり、
前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて実行することを特徴とする加工装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記工具の発熱を低減するクーラント液の吐出部と、
付着した切屑を除去するエアーブローの吐出部と
を有し、
前記掃除動作は、前記クーラント液、前記エアーブローの順で行うことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記掃除動作は、NCファイルに含まれる前記治具に関する情報に基づいて実行されることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
【請求項4】
前記治具に関する情報が、ブロック用の場合には、前記治具上のブロック材固定部に沿って移動する掃除動作を行うことを特徴とする請求項3に記載の加工装置。
【請求項5】
前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて、前記治具の回転軸の角度を変えることを特徴とする請求項3に記載の加工装置。
【請求項6】
前記角度は、前記治具がブロック用の場合には前記加工対象物の上面が開閉扉に対し反対側に傾いた角度であり、前記治具がディスク用の場合には前記治具の端面が前記主軸と対向する第1角度を含むことを特徴とする請求項5に記載の加工装置。
【請求項7】
前記角度は、前記第1角度から第2角度に向かって角度を減少させながら掃除動作を実行することを特徴とする請求項6に記載の加工装置。
【請求項8】
治具に固定された加工対象物に対して、工具を用いて加工を行う加工装置を含む加工システムの制御方法であって、
加工中に発生する切屑に対して掃除動作を実行可能であり、
前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて実行することを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークに対して加工を行う加工装置、加工装置を含む加工システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
加工装置として、ワークを加工する際に発生する切屑やクーラント液が蓄積すると、主軸が工具を掴む際に切屑を挟み込んでしまうといった問題が発生する可能性があり、エラーの原因や加工不良の原因となってしまう。加工精度を維持したまま加工を継続するには、加工中や加工終了時の掃除動作やミリングマシンの定期的な掃除を行い、ATCマガジン上やワーク上に切屑が蓄積することを防ぐ必要がある。
【0003】
また、金属などの鋭利な切屑が発生する加工を行う際には、ディスク交換や工具交換の際にユーザが怪我することを防止するためにも、より丁寧な掃除動作が必要不可欠となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3720494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の構成のように、加工プログラムに応じた掃除用動作プログラムを選択して掃除動作を実行した場合、同プログラムを何度も使用して加工する場合は良いが、プログラムの増加に伴い加工プログラム毎に掃除用動作プログラムを作成する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の加工装置は、治具に固定された加工対象物に対して、工具を用いて加工を行う加工装置であって、加工中に発生する切屑に対して掃除動作を実行可能であり、前記掃除動作は、使用する前記治具に応じて実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、治具の形状に合わせて掃除動作を使い分けることで、効率的な掃除動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る加工システムの外観斜視図。
実施形態に係る加工システムの外観正面図。
実施形態に係る加工機の斜視図。
実施形態に係る加工システムの制御ブロック図。
治具自動判定制御の制御フローチャート。
実施形態に係るディスク治具405の上面図。
実施形態に係るブロック治具407の上面図。
実施例に係るA軸の傾き方向の図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態について、図を用いて説明する。まず、本実施形態の加工システム1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0010】
[加工システム]
加工システム1は、加工装置200と、クーラント液供給装置210とを備える。加工装置200は、加工エリア120内において工具によりワークの加工を行うものである。加工装置200は、筐体としての外装カバー101内に加工機100を収容したものである。即ち、外装カバー101は、後述する主軸や工具マガジンなどが内部に配置されている。外装カバー101の前面側開口には、不図示の開閉可能な開閉扉が設けられる。開閉扉が、開かれた状態で筐体内、即ち、後述する加工エリア120にアクセス可能であり、ワークの交換や手動による工具の交換が可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
タップ
2か月前
個人
加工機
2か月前
麗豊実業股フン有限公司
ラクトバチルス・パラカセイNB23菌株及びそれを筋肉量の増加や抗メタボリック症候群に用いる用途
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
1か月前
株式会社北川鉄工所
回転装置
1か月前
株式会社不二越
ドリル
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
21日前
株式会社FUJI
工作機械
25日前
株式会社FUJI
工作機械
13日前
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
株式会社ダイヘン
多層盛り溶接方法
2か月前
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
株式会社トヨコー
被膜除去方法
1か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
1か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接マスク
21日前
住友重機械工業株式会社
加工装置
18日前
株式会社ダイヘン
溶接装置
14日前
株式会社不二越
超硬合金製ドリル
2か月前
有限会社 ナプラ
ソルダペースト
18日前
株式会社ダイヘン
溶接装置
14日前
個人
管の切断装置及び管の切断方法
2か月前
株式会社不二越
波形抽出装置
1か月前
株式会社不二越
摩耗判定装置
1か月前
日東精工株式会社
はんだこて先の製造方法
2か月前
日東精工株式会社
はんだこて先の製造方法
1か月前
株式会社IHI
支持機構
25日前
株式会社ダイヘン
溶接システム
2か月前
株式会社ダイヘン
パルスアーク溶接制御方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
13日前
株式会社向洋技研
プロジェクション溶接部材
18日前
株式会社ジャノメ
インサート挿入装置
1か月前
春日機械工業股ふん有限公司
挟持装置
2か月前
株式会社FUJI
周辺装置制御用治具
2か月前
続きを見る