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公開番号
2025074781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185813
出願日
2023-10-30
発明の名称
周辺装置制御用治具
出願人
株式会社FUJI
代理人
個人
主分類
B23Q
15/00 20060101AFI20250507BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】制御装置を持たない周辺装置の動作確認を行う周辺装置制御用治具を提供すること。
【解決手段】上位機械への接続によって自動制御の実施が可能な周辺装置について、接続した前記周辺装置を駆動制御する制御装置と、前記制御装置に対して前記周辺装置の駆動機構を駆動させる駆動制御プログラムを入力するプログラム入力装置と、前記周辺装置の駆動機構を駆動制御するための駆動回路と、前記制御装置に各種制御機能を実行させる制御機能入力スイッチが設けられた操作表示部と、を有し、例えば、そうした前記制御装置と、前記入力装置と、前記駆動回路と、前記操作表示とがキャスタ付きの筐体に組み込まれた周辺装置制御用治具。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上位機械への接続によって自動制御の実施が可能な周辺装置について、接続した前記周辺装置を駆動制御する制御装置と、
前記制御装置に対して前記周辺装置の駆動機構を駆動させる駆動制御プログラムを入力するプログラム入力装置と、
前記周辺装置の駆動機構を駆動制御するための駆動回路と、
前記制御装置に各種制御機能を実行させる制御機能入力スイッチが設けられた操作表示部と、
を有する周辺装置制御用治具。
続きを表示(約 82 文字)
【請求項2】
前記制御装置と、前記入力装置と、前記駆動回路と、前記操作表示とがキャスタ付きの筐体に組み込まれた請求項1に記載の周辺装置制御用治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置を持たない加工機械ラインの周辺装置について動作確認を行うための周辺装置制御用治具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
NC工作機械は、加工プログラムによってワークに対する所定の加工が実行されるが、その加工プログラムに誤りがないかを確認する必要がある。そのため、予め工作機械の動作確認を行うのが一般的であり、シングルブロック機能やオプショナルストップ機能などの各種制御機能を利用して、実際に各駆動部を動作させた確認が行われている。下記特許文献1には、このような各種制御機能を備えた工作機械の制御装置が開示されている。また、下記特許文献2は、工作機械やその周辺装置を実際に動作させることなく、その動作を模擬するシミュレータを利用することにより、工作機械だけではなく周辺装置も制御する制御装置の処理を検証する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-47722号公報
特開2012-14358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献2の従来例は、工作機械やその周辺装置を適切に駆動制御する各制御プログラムについて、シミュレータによる検証が行われる。しかし、シミュレーションによって行われる検証には、シミュレータを使用することによるコスト負担が生じる。また、シミュレーションの検証では、実際に工作機械における工具や検測装置におけるセンサなど、実機において段替えで生じる組付け誤差が検証できない。一方で、実機について動作確認を行う前記特許文献1の従来例は、制御装置を備えた工作機械などが対象になっている。しかし、その工作機械などを上位機械として制御が行われる周辺装置は、それ自体に制御装置が備わっていないものがあるため、上位機械と接続することでしか動作確認が行えなかった。つまり、制御装置を搭載しない周辺装置だけでは事前の動作確認ができなかった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、制御装置を持たない周辺装置の動作確認を行う周辺装置制御用治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る周辺装置制御用治具は、上位機械への接続によって自動制御の実施が可能な周辺装置について、接続した前記周辺装置を駆動制御する制御装置と、前記制御装置に対して前記周辺装置の駆動機構を駆動させる駆動制御プログラムを入力するプログラム入力装置と、前記周辺装置の駆動機構を駆動制御するための駆動回路と、前記制御装置に各種制御機能を実行させる制御機能入力スイッチが設けられた操作表示部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
前記構成によれば、上位機械への接続によって自動制御の実施が可能な周辺装置であって自らは自動運転が不可能なものであっても、その周辺装置を接続し、対応する駆動制御プログラムを入力保存することにより、上位機械へ接続しなくても周辺装置の駆動機構を制御することができ、制御機能入力スイッチの操作によって所定の制御機能に基づいた動作確認が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
加工機械ラインの一例を模式的に示した図である。
周辺装置制御用治具の使用状況を示したイメージ図である。
周辺装置制御用治具の制御システムを示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る周辺装置制御用治具の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、工作機械を中心として構成された加工機械ラインの周辺装置について、その動作確認を可能にする周辺装置制御用治具につて説明する。図1は、加工機械ラインの一例を模式的に示した図である。この加工機ライン1は、加工対象となるワークが図面左側から右側へと順に搬送され、所定の加工が行われるものである。そこにはワークを実際に加工する第1工作機械4と第2工作機械6とがワークの搬送方向に並べられている。そして、加工機械ライン1には、第1および第2工作機械4,6の他に、ワークストッカ3、仮置台5、検測装置7およびピッチコンベア8が加えられている。
【0010】
ワークストッカ3は、第1工作機械4に対してワーク搬送の上流側に位置し、複数搭載されたワークの中から、加工内容に応じて所定のワークを送り出すための駆動機構を備えた周辺装置である。その駆動機構は、無端のチェーンが一対のスプロケットによって長円形になるように掛け渡され、そのチェーンに対して複数の搬送台が周方向に一列になって連結されている。ワークストッカ3には第1工作機械4とのワーク受け渡し位置が設定されている。そこで、駆動機構は、駆動モータの出力によって前記チェーンに回転が与えられ、該当するワークを搭載した搬送台を受渡し位置に停止させる駆動制御が行われる。さらにワークストッカ3の駆動機構としては受け渡し位置に昇降機が設けられている。昇降機は、搬送台に搭載されたワークを持ち上げ、第1工作機械4に設けられたローダとのワーク受け渡し制御が行われる。
(【0011】以降は省略されています)
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