TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025104468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222294
出願日
2023-12-28
発明の名称
搬送装置および搬送方法
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B41F
15/36 20060101AFI20250703BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】搬送対象物をより確実に所定位置で位置決めする。
【解決手段】搬送装置は、水平方向に平行に延在する一対のレールを備え、生産ラインで用いられる搬送対象物を前記一対のレール上で搬送して所定位置に位置決めする。搬送装置は、レールの延在方向に直交する面で搬送対象物の被吸着部に吸着する吸着部を有する押圧部材と、押圧部材を昇降する昇降部と、一対のレールの延在方向に押圧部材を移動させる移動部と、一対のレール上の搬送対象物を一対のレールに対してクランプするクランプ部と、押圧部材が下降して押圧部材の吸着部が搬送対象物の被吸着部に吸着するように昇降部と移動部とを制御し、搬送対象物が所定位置まで搬送されるように移動部を制御し、搬送対象物が所定位置でクランプされるようにクランプ部を制御した後、押圧部材が搬送対象物から退避するように昇降部と移動部とを制御する制御部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向に平行に延在する一対のレールを備え、生産ラインで用いられる搬送対象物を前記一対のレール上で搬送して所定位置に位置決めする搬送装置であって、
前記レールの延在方向に直交する面で前記搬送対象物の被吸着部に吸着する吸着部を有する押圧部材と、
前記押圧部材を昇降する昇降部と、
前記一対のレールの延在方向に前記押圧部材を移動させる移動部と、
前記一対のレール上の前記搬送対象物を該一対のレールに対してクランプするクランプ部と、
前記押圧部材が下降して該押圧部材の吸着部が前記搬送対象物の被吸着部に吸着するように前記昇降部と前記移動部とを制御し、前記搬送対象物が前記所定位置まで搬送されるように前記移動部を制御し、前記搬送対象物が前記所定位置でクランプされるように前記クランプ部を制御した後、前記押圧部材が前記搬送対象物から退避するように前記昇降部と前記移動部とを制御する制御部と、
を備える搬送装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記押圧部材の吸着部は、磁石および磁性体の一方であり、
前記搬送対象物の被吸着部は、磁石および磁性体の他方である、
搬送装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の搬送装置であって、
前記搬送対象物は、前記レール上を転動するローラを有する、
搬送装置。
【請求項4】
水平方向に平行に延在する一対のレールと、押圧部材と、を用いて、生産ラインで用いられる搬送対象物を前記一対のレール上で搬送して所定位置に位置決めする搬送方法であって、
前記レールの延在方向に直交する面で前記押圧部材を搬送対象物に吸着させ、
前記押圧部材を前記一対のレールの延在方向に移動させて前記搬送対象物を前記所定位置まで搬送し、
前記搬送対象物を前記所定位置でクランプした後、前記押圧部材を前記搬送対象物から退避させる、
搬送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、搬送装置および搬送方法について開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の搬送装置としては、前後に延在する左右一対の支持レールと、プッシャとプッシャを昇降させるプッシャ昇降装置とを含むヘッドと、ヘッドを前後に移動させるヘッド移動装置と、を備える作業装置(印刷装置)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この作業装置は、プッシャ昇降装置によりプッシャを下降させて下方に突出させ、ヘッド移動装置によりヘッドと共にプッシャを前後に移動させることにより、支持レール上の搬送対象物(スクリーンマスクや搬送治具)を前後に押して搬送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/234649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した作業装置では、支持レール上の搬送対象物をプッシャで前後に押して搬送するため、搬送対象物が目標位置まで移動してプッシャを停止させた後も、搬送対象物が慣性により目標位置を超えて進み、搬送対象物を目標位置で位置決めさせることができない場合が生じる。
【0005】
本開示は、レール上の搬送対象物を押圧部材で押して搬送するものにおいて、搬送対象物をより確実に所定位置で位置決めすることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の搬送装置は、
水平方向に平行に延在する一対のレールを備え、生産ラインで用いられる搬送対象物を前記一対のレール上で搬送して所定位置に位置決めする搬送装置であって、
前記レールの延在方向に直交する面で前記搬送対象物の被吸着部に吸着する吸着部を有する押圧部材と、
前記押圧部材を昇降する昇降部と、
前記一対のレールの延在方向に前記押圧部材を移動させる移動部と、
前記一対のレール上の前記搬送対象物を該一対のレールに対してクランプするクランプ部と、
前記押圧部材が下降して該押圧部材の吸着部が前記搬送対象物の被吸着部に吸着するように前記昇降部と前記移動部とを制御し、前記搬送対象物が前記所定位置まで搬送されるように前記移動部を制御し、前記搬送対象物が前記所定位置でクランプされるように前記クランプ部を制御した後、前記押圧部材が前記搬送対象物から退避するように前記昇降部と前記移動部とを制御する制御部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示の搬送装置では、押圧部材(吸着部)に搬送対象物(被吸着部)を吸着させてから、押圧部材により搬送対象物を押圧して所定位置まで搬送し、搬送対象物を所定位置でクランプしてから、押圧部材を搬送対象物から退避させる。これにより、搬送対象物をより確実に所定位置で位置決めすることができる。
【0009】
本開示の搬送方法は、
水平方向に平行に延在する一対のレールと、押圧部材と、を用いて、生産ラインで用いられる搬送対象物を前記一対のレール上で搬送して所定位置に位置決めする搬送方法であって、
前記レールの延在方向に直交する面で前記押圧部材を搬送対象物に吸着させ、
前記押圧部材を前記一対のレールの延在方向に移動させて前記搬送対象物を前記所定位置まで搬送し、
前記搬送対象物を前記所定位置でクランプした後、前記押圧部材を前記搬送対象物から退避させる、
ことを要旨とする。
【0010】
この本開示の搬送方法では、本開示の搬送装置と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社FUJI
工作機械
13日前
株式会社FUJI
工作機械
28日前
株式会社FUJI
工作機械
25日前
株式会社FUJI
工作機械
27日前
株式会社FUJI
工作機械
28日前
株式会社FUJI
生産支援装置
18日前
株式会社FUJI
加工システム
1か月前
株式会社FUJI
加工機械ライン
3日前
株式会社FUJI
最適化システム
1か月前
株式会社FUJI
対基板作業システム
1か月前
株式会社FUJI
支援装置及び支援方法
13日前
株式会社FUJI
搬送装置および搬送方法
11日前
株式会社FUJI
メンテナンス方法及び造形装置
1か月前
株式会社FUJI
部品実装機及び部品の傾き検出方法
11日前
株式会社FUJI
報知システム及び報知システムの制御方法
1か月前
株式会社FUJI
実装システム
1か月前
株式会社FUJI
対基板作業機、および電磁モータの回転の規制を解除する解除方法
25日前
株式会社FUJI
搬入出方法及び収納装置
11日前
株式会社FUJI
部品補給作業管理装置、移動型作業装置、実装システム、情報処理方法及び移動作業方法
6日前
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
7か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
6か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
4か月前
三光株式会社
感熱記録材料
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
5か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
7か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
続きを見る
他の特許を見る