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公開番号
2025105967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025077129,2023044928
出願日
2025-05-07,2018-05-25
発明の名称
搬入出方法及び収納装置
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B41F
15/12 20060101AFI20250703BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷装置に用いられる交換対象物を搬出入してストックするに際して構成をより簡略化する。
【解決手段】収納装置は、スクリーンマスクを含む交換対象物を用いて印刷対象に対して粘性流体の印刷処理を行う印刷部を備えた印刷装置に用いられる。この収納装置は、交換対象物を印刷部との間で搬出入する受渡し段があり交換対象物を載置する載置部を複数収容しこの交換対象物を収納する収納部と、載置部のいずれかを受渡し段に移動させる載置部移動部と、受渡し段に配設され載置部を通過させる待避位置と載置部上の交換対象物に当接する当接位置との間で移動し当接位置で交換対象物に当接してこの交換対象物を搬出入方向に移動させる対象物移動部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スクリーンマスクを含む交換対象物を用いて印刷対象に対して粘性流体の印刷処理を行う印刷部を備えた印刷装置に用いられる収納装置であって、
前記交換対象物を前記印刷部との間で搬出入する受渡し段があり、前記交換対象物を載置する載置部を複数収容し該交換対象物を収納する収納部と、
前記載置部のいずれかを前記受渡し段に移動させる載置部移動部と、
前記受渡し段に配設され、前記載置部を通過させる待避位置と前記載置部上の前記交換対象物に当接する当接位置との間で移動し前記当接位置で前記交換対象物に当接して該交換対象物を搬出入方向に移動させる対象物移動部と、
を備えた収納装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記対象物移動部は、前記待避位置と前記当接位置との間で移動し前記交換対象物の端部を挟み込むための挟持部材と、前記挟持部材と共に移動し前記交換対象物を搬出入方向に移動させる搬送ローラと、を少なくとも1対有している、請求項1に記載の収納装置。
【請求項3】
前記挟持部材は、前記搬送ローラに掛け渡され該搬送ローラにより駆動され前記交換対象物に当接するベルトである、請求項2に記載の収納装置。
【請求項4】
前記対象物移動部は、前記待避位置と前記当接位置との間で移動し前記交換対象物の端部を挟持する挟持部材と、前記挟持部材ごと前記交換対象物を搬出入方向に移動させる直動駆動部と、を少なくとも1対有している、請求項1に記載の収納装置。
【請求項5】
前記載置部は、前記交換対象物の端部を少なくとも支持する複数の支持ローラが配設されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の収納装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の収納装置であって、
前記受渡し段の前記交換対象物の搬出入方向への移動を規制する規制位置と前記交換対象物の搬出入方向への移動を可能とする開放位置との間で移動する扉部、を備えた収納装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の収納装置であって、
前記収納部に収納されて前記受渡し段に配設され、該収納部から外部に突出することによって、前記交換対象物を前記収納部へ引き入れるか前記交換対象物を前記収納部から送り出すかを行う搬出入部、を備えた収納装置。
【請求項8】
前記搬出入部は、収納装置の外部に配置された前記交換対象物の端部を把持するための把持部材と、前記把持部材と共に移動し前記交換対象物を搬出入方向に移動させる搬出入ローラと、を少なくとも1対有している、請求項7に記載の収納装置。
【請求項9】
前記搬出入部は、収納装置の外部に配置された前記交換対象物の端部を把持するための把持部材と、前記把持部材ごと前記交換対象物を搬出入方向に移動させる直動駆動部と、を少なくとも1対有している、請求項7に記載の収納装置。
【請求項10】
前記搬出入部は、収納装置の外部に配置された前記交換対象物の端部を引っ掛けて搬出入方向に移動させる引掛け部材と、収納装置の外部に突出した突出位置と収納装置内部の引込み位置との間で前記引掛け部材をガイドするガイド部材と、前記引掛け部材を前記ガイドに沿って移動させる駆動部と、を有している、請求項7に記載の収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書では、収納装置及び印刷システムを開示する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、基板などの印刷対象に対してスクリーンマスクを用いて粘性流体の印刷処理を行う印刷装置において、スクリーンマスクの自動交換を行うものが知られている。例えば、特許文献1には、下方に突出したロッドと、ロッドを移動させることによりスクリーンマスクを摺動させて本体フレームへの出し入れを行う摺動子と、を備えた印刷装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平04-107146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した印刷装置には、スクリーンマスクを載置する収納棚が複数設けられているが、それぞれの収納棚にスクリーンマスクを出し入れするベルトコンベアを備えており、構成が煩雑であった。
【0005】
本開示は、このような課題に鑑みなされたものであり、印刷装置に用いられる交換対象物を搬出入してストックするに際して構成をより簡略化することができる収納装置及び印刷システムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する収納装置及び印刷システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の収納装置は、
スクリーンマスクを含む交換対象物を用いて印刷対象に対して粘性流体の印刷処理を行う印刷部を備えた印刷装置に用いられる収納装置であって、
前記交換対象物を前記印刷部との間で搬出入する受渡し段があり、前記交換対象物を載置する載置部を複数収容し該交換対象物を収納する収納部と、
前記載置部のいずれかを前記受渡し段に移動させる載置部移動部と、
前記受渡し段に配設され、前記載置部を通過させる待避位置と前記載置部上の前記交換対象物に当接する当接位置との間で移動し前記当接位置で前記交換対象物に当接して該交換対象物を搬出入方向に移動させる対象物移動部と、
を備えたものである。
【0008】
この収納装置では、対象物移動部は、交換対象物を印刷部との間で搬出入する受渡し段に配設されており、待避位置に待避して載置部のいずれかを受渡し段に移動し、当接位置に移動して交換対象物に当接してこの交換対象物を搬出入方向に移動させる。このように、この収納装置では、載置部の全てに対象物移動部を設ける必要がないため、印刷装置に用いられる交換対象物を搬出入してストックするに際して構成をより簡略化することができる。ここで、「交換対象物」には、例えば、スクリーンマスクのほか、粘性流体を収容するカートリッジ、スキージ、スクリーンマスクの清掃に用いられる清掃部材及び印刷対象を固定する支持部材などが挙げられる。「印刷対象」としては、例えば、部品を実装する基板や立体物などが挙げられる。また、「粘性流体」としては、はんだペーストや導電性ペースト、接着剤などが挙げられる。この収納装置において、前記対象物移動部は、前記受渡し段にのみ配設されているものとしてもよい。また、「受渡し段」は、1段のみであってもよいし、複数段あってもよいが、1段である方が構成をより簡略化できるため好ましい。この収納装置では、最も構成を簡略化することができる。また、この収納装置において、前記載置部移動部は前記載置部を垂直方向に移動させ、前記対象物移動部は前記交換対象物を前記搬出入方向としての水平方向に移動させるものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷装置11を含む実装システム10の一例を表す概略説明図。
収納装置40及び印刷装置11の概略説明図。
対象物移動部44及び載置部50の説明図。
実装システム10の電気的な接続関係を示すブロック図。
スクリーンマスクMを収納装置40へ搬入処理する説明図。
スクリーンマスクMを印刷装置11へ送出処理する説明図。
スクリーンマスクMを印刷装置11から搬出処理する説明図。
別の対象物移動部44Bの一例を表す説明図。
別の対象物移動部44Cの一例を表す説明図。
別の搬出入部47Bの一例を表す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本開示の一例である印刷装置11を含む実装システム10の一例を表す概略説明図である。図2は、収納装置40及び印刷装置11の概略説明図である。図3は、対象物移動部44及び載置部50の説明図であり、図3Aが平面図、図3Bが正面図である。図4は、実装システム10の電気的な接続関係を示すブロック図である。実装システム10は、例えば部品を基板Sに実装するシステムである。この実装システム10は、印刷装置11及び収納装置40を有する印刷システム12と、実装装置13と、無人搬送車14と、管理コンピュータ(PC)18と、収納装置40とを備えている。実装システム10は、印刷装置11の下流側に部品を基板Sに実装する複数の実装装置13が配置された実装ラインとして構成されている。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1~3、図5~10に示した通りとする。
(【0011】以降は省略されています)
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