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公開番号
2025088071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202519
出願日
2023-11-30
発明の名称
報知システム及び報知システムの制御方法
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
G08B
21/22 20060101AFI20250604BHJP(信号)
要約
【課題】車両において、より適正な検知処理を実行する。
【解決手段】報知システムは、車両内の人を検知して報知する報知システムであって、車両が備えるドアの開閉状態を検出する開閉検出部と、車両の運転席から離れた位置に配設された確認ボタンと、車両の内部に存在する人を検知する人検知部と、車両の外部へ異常を報知する報知部と、開閉検出部によるドアの閉鎖を検出したのち所定の第1条件の成立及び確認ボタンの押下ののち所定の第2条件の成立により人検知部による車両内部に存在する人の検知処理を開始し、開閉検出部によりドアの開放状態が検出されると、人検知部による検知処理を実行せず、検知処理の実行中に車両内部に人を検知したときには、車両外部に対して報知部に報知させる制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両内の人を検知して報知する報知システムであって、
前記車両が備えるドアの開閉状態を検出する開閉検出部と、
前記車両の運転席から離れた位置に配設された確認ボタンと、
前記車両の内部に存在する人を検知する人検知部と、
前記車両の外部へ異常を報知する報知部と、
前記開閉検出部による前記ドアの閉鎖を検出したのち所定の第1条件の成立及び前記確認ボタンの押下ののち所定の第2条件の成立により前記人検知部による車両内部に存在する人の検知処理を開始し、前記開閉検出部により前記ドアの開放状態が検出されると、前記人検知部による前記検知処理を実行せず、前記検知処理の実行中に前記車両内部に人を検知したときには、車両外部に対して前記報知部に報知させる制御部と、
を備えた報知システム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記確認ボタンが押下されたのちも前記検知処理を実行する、請求項1に記載の報知システム。
【請求項3】
前記所定の第1条件には、所定の時間経過を含み、
前記所定の第2条件には、所定の時間経過を含む、請求項1又は2に記載の報知システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記ドアの開放状態において前記検知処理を実行しないときに、前記人検知部をオフするオフ処理、及び/又は、前記人検知部の検知結果を採用しない非採用処理を行う、請求項1又は2に記載の報知システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の報知システムであって、
前記車両内部の前記ドアの近傍に配設された報知ボタン、を備え、
前記制御部は、前記報知ボタンが押下されると、前記車両外部に対して前記報知部に報知させる、報知システム。
【請求項6】
前記車両は、バスであり、
前記ドアは、バス利用者の乗降ドアであり、
前記確認ボタンは、前記車両内部の最後方に配設されている、請求項1又は2に記載の報知システム。
【請求項7】
車両が備えるドアの開閉状態を検出する開閉検出部と、前記車両の運転席から離れた位置に配設された確認ボタンと、前記車両の内部に存在する人を検知する人検知部と、前記車両の外部へ異常を報知する報知部と、を備え前記車両内の人を検知して報知する報知システムの制御方法であって、
前記開閉検出部による前記ドアの閉鎖を検出したのち所定の第1条件の成立及び前記確認ボタンの押下ののち所定の第2条件の成立により前記人検知部による車両内部に存在する人の検知処理を開始し、前記開閉検出部により前記ドアの開放状態が検出されると、前記人検知部による前記検知処理を実行せず、前記検知処理の実行中に前記車両内部に人を検知したときには、車両外部に対して前記報知部に報知させるステップ、
を含む報知システムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、報知システム及び報知システムの制御方法を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、報知システムとしては、車両に関連付いた情報処理装置が、車両の走行前の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、車両の走行後の所定期間においてなされた後部ドアの開閉の有無と、に基づいて、車両の後部座席に人または物品が取り残されていることを推定し、推定の結果に基づいて、後部座席に対するセンシングを実行し、センシングの結果に基づいて、ユーザに対する通知を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、車両内に取り残されている人または物の存在を精度よく判定することができる、としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/254683号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この特許文献1に記載された報知システムでは、車内に取り残されている人や物を精度よく判定することができるとしているが、まだ十分でなく、更なる改良が求められていた。
【0005】
本開示は、このような課題に鑑みなされたものであり、車両において、より適正な検知処理を実行することができる報知システムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の報知システムは、
車両内の人を検知して報知する報知システムであって、
前記車両が備えるドアの開閉状態を検出する開閉検出部と、
前記車両の運転席から離れた位置に配設された確認ボタンと、
前記車両の内部に存在する人を検知する人検知部と、
前記車両の外部へ異常を報知する報知部と、
前記開閉検出部による前記ドアの閉鎖を検出したのち所定の第1条件の成立及び前記確認ボタンの押下ののち所定の第2条件の成立により前記人検知部による車両内部に存在する人の検知処理を開始し、前記開閉検出部により前記ドアの開放状態が検出されると、前記人検知部による前記検知処理を実行せず、前記検知処理の実行中に前記車両内部に人を検知したときには、車両外部に対して前記報知部に報知させる制御部と、
を備えたものである。
【0008】
この報知システムでは、ドアの閉鎖及び確認ボタンの押下ののち検知処理を開始するため、検知処理をより適正に実行することができる。また、この報知システムでは、車両内部に人を検知したときには、車両外部に対して報知するため、車内に人が取り残されることを防止することができる。また、この報知システムでは、ドアが開放されたのちは検知処理を実行しないため、車内で作業する際の誤検知をより抑制することができる。したがって、この報知システムでは、より適正な検知処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両10及び報知システム20の一例を示す概略説明図。
報知システム20の構成の一例を示すブロック図。
車内の検知処理実行ルーチンの一例を示すフローチャート。
車両10における利用者の降車時の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本開示の一例である車両10及び報知システム20の一例を示す概略説明図である。図2は、報知システム20の構成の一例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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