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公開番号2025105885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025075310,2021109165
出願日2025-04-30,2021-06-30
発明の名称加工装置、加工装置の制御方法及びプログラム
出願人キヤノン電子株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B23Q 11/00 20060101AFI20250703BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】加工装置1000と集塵機300との位置関係によらず、集塵ダクト110と集塵機300のホース301との接続を行い易くする。
【解決手段】加工装置1000は、ワークを加工する主軸と、主軸を収容する外装カバー101と、主軸による加工で生じた切粉を集塵機300により集塵すべく、集塵機300のホース301に接続される集塵ダクト110とを備える。集塵ダクト110は、加工で生じた切粉を受ける覆い部112と、集塵機300のホース301に接続される接続口111と、覆い部112と接続口111とを連通させるダクト部114とを有する。そして、集塵ダクト110は、集塵機300のホース301に接続される接続口111の位置を、切り換え可能に覆い部112が外装カバー101の下側に接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを加工する主軸と、
前記主軸を収容する筐体と、
前記主軸による加工で生じた切粉を集塵機により集塵すべく、前記集塵機のホースに接続される集塵ダクトと、を備え、
前記集塵ダクトは、
加工で生じた切粉を受ける受け部と、
前記集塵機のホースに接続される接続口と、
前記受け部と前記接続口とを連通させるダクト部と、を有し、
前記集塵機のホースに接続される接続口の位置を、切り換え可能に前記受け部が前記筐体の下側に接続されていることを特徴とする加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークを加工する加工装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
加工装置において、加工装置の内部に加工空間を備え、加工空間内で加工を行うものが知られている。また、このような加工装置として、加工空間で発生する切粉等の集塵を行うために、加工装置の背面側に集塵機に連接された集塵口を設け、加工装置内の加工領域に集まった切削粉を、集塵機により集塵口から吸引して外部に廃棄する構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-136794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1のように、加工装置の外部に集塵機を配置する構成の場合、加工装置側の集塵ダクトと集塵機側のホースとを接続することで、加工装置からの集塵を行う。特許文献1の構成の場合、集塵口が加工装置の背面側に設けられているため、集塵ダクトも背面側に設けられる。しかしながら、集塵機が加工装置の背面側に設置されるとは限らず、加工装置と集塵機との位置関係によっては、集塵ダクトと集塵機のホースとの接続を行いにくくなる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の加工装置は、ワークを加工する主軸と、前記主軸を収容する筐体と、前記主軸による加工で生じた切粉を集塵機により集塵すべく、前記集塵機のホースに接続される集塵ダクトと、を備え、前記集塵ダクトは、加工で生じた切粉を受ける受け部と、前記集塵機のホースに接続される接続口と、前記受け部と前記接続口とを連通させるダクト部と、を有し、前記集塵機のホースに接続される接続口の位置を切り換え可能に前記受け部が前記筐体の下側に接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、加工装置と集塵機との位置関係によらず、集塵ダクトと集塵機のホースとの接続を行い易くできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る加工装置と集塵機を接続した状態の正面図。
実施形態に係る加工機の斜視図。
実施形態に係る保持装置を傾けた状態を示す、(a)正面図、(b)斜視図。
実施形態に係る主軸のエアーブロー部を示す、(a)斜視図、(b)(a)のA-A断面図。
実施形態に係る加工装置の制御ブロック図。
実施形態に係るエアーブロー部によるエアーの吹き付けの順序を示す図。
実施形態に係る清掃動作のフローチャート。
(a)実施形態に係る保持装置を傾けた状態を示す断面図、(b)(a)と反対方向に保持装置を傾けた状態を示す断面図。
(a)実施形態に係る加工機の収容部に覆われた部分を示す斜視図、(b)(a)と反対側から見た斜視図。
実施形態に係る収容部を背面側から見て一部を切断した斜視図。
実施形態に係る収容部を底面側から見た収容部と集塵ダクトの分解斜視図。
実施形態に係る加工装置の上面図。
(a)集塵ダクトの別例を示す斜視図、(b)接続側ダクト部を(a)と反対側に回動させた集塵ダクトの別例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態について、図1ないし図13(b)を用いて説明する。まず、本実施形態の加工装置1000の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0009】
[加工装置]
図1は、本実施形態に係る加工装置1000に集塵機300を接続した正面図である。加工装置1000は、図1に示すように、筐体としての外装カバー101内に加工機100(図2)を収容している。外装カバー101は、後述する加工空間140(図9(a)など)にアクセス可能な扉としての開閉ドア102を有しており、開閉ドア102を開けることで、ワークの交換や手動による工具の交換が可能となっている。開閉ドア102は、加工装置1000の前面に開閉可能に設けられている。また、ワークの加工中には、開閉ドア102を閉めるようにしている。開閉ドア102の開閉は、不図示のセンサにより検知される。
【0010】
また、集塵機300は、加工機100で生じた切粉などを集塵する。このために集塵機300と加工装置1000とは、ホース301と集塵ダクト110を介して接続されている。詳しくは後述するが、ホース301は、集塵機300に接続された可撓性を有するもので、集塵ダクト110との接続側の位置を或る程度自由に移動可能である。一方、集塵ダクト110は、基端側が加工装置1000に設けられた集塵口131(図8(a)、(b)など参照)に接続されており、先端側がホース301に接続される。集塵口131は、加工装置1000内で工具による加工が行われる加工空間140に開口するように形成されている。加工空間140で生じた切粉は、集塵口131、集塵ダクト110、ホース301を介して集塵機300に集塵される。
(【0011】以降は省略されています)

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