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公開番号2025045979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023154089
出願日2023-09-21
発明の名称クランプ装置
出願人株式会社コスメック
代理人個人
主分類B23Q 3/06 20060101AFI20250326BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】スライド部をスライドさせてワークを押圧して保持するクランプ装置において、スライド部の倒れを軽減してワークを適切に保持可能な構成を提供する。
【解決手段】クランプ装置1は、スライド部20と、スライド溝と、付勢部52と、第1流体シリンダ30と、伝達部と、を備える。伝達部は、第1伝達部61と、第2伝達部71と、を備える。第1伝達部61は、第1面65を有しており、付勢力又は第1押圧力により第1方向にスライドする。第2伝達部71は、第1面65に接触する第2面72を有しており、第2面72を介して第1伝達部61から押圧されることにより、第1面65と第2面72が接触した状態を維持しつつ、第1方向及び第1規制面と第2規制面の隙間が小さくなる方向にスライド部20を押圧する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
作業対象物であるワークを保持するクランプ装置において、
前記ワークの保持対象面に近接する第1方向とその反対方向である第2方向にスライド可能であるスライド部と、
前記スライド部の少なくとも一部が挿入されるスライド溝と、
付勢力を発生させる付勢部と、
前記ワークを保持するための第1押圧力を発生させるアクチュエータと、
前記付勢力及び前記第1押圧力を伝達可能であり、少なくとも前記第1押圧力の伝達により前記スライド部をスライドさせる伝達部と、
を備え、
前記スライド部は、第1規制面を有し、
前記スライド溝は、前記第1規制面に対向する第2規制面を有し、
前記伝達部は、
第1面を有しており、前記付勢力又は前記第1押圧力により前記第1方向にスライドする第1伝達部と、
前記第1面に接触する第2面を有しており、当該第2面を介して前記第1伝達部から押圧されることにより、前記第1面と前記第2面が接触した状態を維持しつつ、前記第1方向及び前記第1規制面と前記第2規制面の隙間が小さくなる方向に前記スライド部を押圧する第2伝達部と、
を備えることを特徴とするクランプ装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載のクランプ装置であって、
前記アクチュエータは、流体の供給により前記第1押圧力を発生させる第1流体シリンダであり、
前記伝達部を挟んで前記第1流体シリンダの反対側には、前記スライド部を前記第2方向にスライドさせるための第2押圧力を発生させる第2流体シリンダが設けられることを特徴とするクランプ装置。
【請求項3】
請求項2に記載のクランプ装置であって、
前記第1流体シリンダは、流体が供給される第1流体室を備え、
前記付勢部は、配置空間に配置され、
前記第1流体室と前記配置空間とを仕切るとともに、前記第1方向及び前記第2方向にスライド可能な第3ピストンが設けられることを特徴とするクランプ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のクランプ装置であって、
前記第3ピストンは、前記第1流体室に流体が供給されることにより前記第1方向に移動し、前記付勢部を介することなく前記伝達部を押圧することを特徴とするクランプ装置。
【請求項5】
請求項1に記載のクランプ装置であって、
前記第1伝達部には、前記スライド部に供給する潤滑剤が通る第1潤滑剤流路が形成されており、
前記第2伝達部には、前記スライド部に供給する潤滑剤が通る第2潤滑剤流路が形成されており、
前記第1潤滑剤流路と前記第2潤滑剤流路とが接続されていることを特徴とするクランプ装置。
【請求項6】
請求項1に記載のクランプ装置であって、
前記アクチュエータは、前記第1押圧力を発生させる第1状態と、前記第1押圧力よりも弱い力を発生させるか力を発生させない第2状態と、を切替可能であり、
前記付勢部が発生させた付勢力が前記伝達部に付与されている状態において、前記アクチュエータが前記第2状態から前記第1状態に切り替わることを特徴とするクランプ装置。
【請求項7】
請求項1に記載のクランプ装置であって、
前記第1面には傾斜面が含まれ、かつ、前記第2面にも傾斜面が含まれ、2つの前記傾斜面の傾斜角度が等しいことを特徴とするクランプ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業対象物であるワークを保持するクランプ装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の請求項1には、クランプジョー(8,28,35,36)をワーク(15)に近接させて、ワークを保持するクランプ要素が記載されている。クランプ要素は、シリンダ又はボールネジ等により駆動される駆動要素(4,23,33)と、それによってスライドするスライダ(7,9,26)と、を備える。駆動要素にはキーテーパ(11,39)が形成されており、駆動要素とスライダの間にはキー要素(10,27,38)が設けられている。キーテーパとキー要素は楔構造であるため、駆動要素の駆動により、キーストーン及びスライダは上方へ押圧される。これにより、例えばシリンダに油圧が供給されなくなっても、スライダが固定され、ワークの保持を継続できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第1277547号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1等のクランプ装置では、以下の課題が存在する。即ち、スライド溝に沿ってスライド部をスライドさせてワークを保持する構造では、理想的には、スライド部の外側のサイズと、スライド溝の内側のサイズと、が一致していることが好ましい。しかし、実際に製造される部品のサイズにはバラツキがあるため、そのバラツキを考慮して基準寸法と寸法公差が設定される。その結果、スライド部とスライド溝の間に隙間が存在することになる。この隙間により、スライド部がスライド中に僅かに倒れる(スライド部の姿勢が僅かに変化する)ことがある。その結果、僅かに倒れた状態のスライド部がワークに接触して当該ワークを押圧することにより、ワークが正しい方向に押圧されずに、ワークが持ち上がる等して、クランプ装置に対するワークの位置が変化し、ワークを適切に保持できない可能性がある。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、スライド部をスライドさせてワークを押圧して保持するクランプ装置において、スライド部の倒れを軽減してワークを適切に保持可能な構成を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成のクランプ装置が提供される。即ち、クランプ装置は、作業対象物であるワークを保持する。クランプ装置は、スライド部と、スライド溝と、付勢部と、アクチュエータと、伝達部と、を備える。前記スライド部は、前記ワークの保持対象面に近接する第1方向とその反対方向である第2方向にスライド可能である。前記スライド溝には、前記スライド部の少なくとも一部が挿入される。前記付勢部は、付勢力を発生させる。前記アクチュエータは、前記ワークを保持するための第1押圧力を発生させる。前記伝達部は、前記付勢力及び前記第1押圧力を伝達可能であり、少なくとも前記第1押圧力の伝達により前記スライド部をスライドさせる。前記スライド部は、第1規制面を有する。前記スライド溝は、前記第1規制面に対向する第2規制面を有する。前記伝達部は、第1伝達部と、第2伝達部と、を備える。前記第1伝達部は、第1面を有しており、前記付勢力又は前記第1押圧力により前記第1方向にスライドする。前記第2伝達部は、前記第1面に接触する第2面を有しており、当該第2面を介して前記第1伝達部から押圧されることにより、前記第1面と前記第2面が接触した状態を維持しつつ、前記第1方向及び前記第1規制面と前記第2規制面の隙間が小さくなる方向に前記スライド部を押圧する。
【0008】
これにより、アクチュエータの第1押圧力によりワークが保持される際において、付勢力によりスライド部が押圧されることで、スライド部の第1規制面とスライド溝の第2規制面の隙間を小さくすることができる。その結果、スライド部の倒れを軽減できるので、ワークを適切に保持できる。
【0009】
前記のクランプ装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記アクチュエータは、流体の供給により前記第1押圧力を発生させる第1流体シリンダである。前記伝達部を挟んで前記第1流体シリンダの反対側には、前記スライド部を前記第2方向にスライドさせるための第2押圧力を発生させる第2流体シリンダが設けられる。
【0010】
流体シリンダは押圧力の微調整が困難であるため、上述した課題が発生し易い。そのため、本発明を適用することにより、上述した効果を有効に活用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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