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公開番号
2025058780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168924
出願日
2023-09-28
発明の名称
工作機械
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B23Q
3/157 20060101AFI20250402BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】工具マガジンの移動範囲を側面から見て主軸支持部の少なくとも一部と重なるように設けることで、工具マガジンの移動範囲を確保するだけでなく、工作機械のサイズを縮小して構造を小型化することができる工作機械を提供する。
【解決手段】本発明の工作機械は、工具を取り付けるのに用いられる主軸110と、前記主軸に取り付けられた前記工具によって加工されるワークを支持するためのワーク支持部120と、前記ワーク支持部に設けられ、複数の工具を保持する工具マガジン130と、前記ワーク支持部を第1方向に移動させる第1移動機構と、前記主軸を支持する主軸支持部と、を備え、前記工具マガジンは、前記第1方向と直交する第2方向において、前記主軸支持部の少なくとも一部と重なる位置に移動可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
工具を取り付けるのに用いられる主軸と、
前記主軸に取り付けられた前記工具によって加工されるワークを支持するためのワーク支持部と、
前記ワーク支持部に設けられ、複数の工具を保持する工具マガジンと、
前記ワーク支持部を第1方向に移動させる第1移動機構と、
前記主軸を支持する主軸支持部と、を備え、
前記工具マガジンは、前記第1方向と直交する第2方向において、前記主軸支持部の少なくとも一部と重なる位置に移動可能である
ことを特徴とする工作機械。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記主軸支持部は、前記第2方向に間隔をあけて設けられた2つの支柱を有しており、
前記工具マガジンは、2つの前記支柱間を通過可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記主軸支持部は、
前記工具マガジンに対して前記第2方向に設けられた第1部と、
前記工具マガジンに対して前記第1方向に設けられた第2部と、を有しており、
前記工具マガジンは、前記第2方向において、前記第1部の少なくとも一部と重なる位置に移動可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項4】
前記工具マガジンは、前記ワーク支持部が加工位置に位置する場合に、前記第2方向において、前記主軸支持部の少なくとも一部と重なる
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項5】
前記工具マガジンは、前記ワーク支持部が工具交換位置に位置する場合に、前記第2方向において、前記主軸支持部と重ならない
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項6】
前記工具マガジンは、前記複数の工具を支持する工具ホルダ、及び前記工具ホルダの周囲を覆う開閉可能なマガジンカバーを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項7】
前記第1方向は前後方向であり、
前記工具マガジンは、前記ワーク支持部の後方に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項8】
前記ワーク支持部は、
ワークを固定するためのテーブルと、
水平方向を回転軸として前記テーブルを回転させる回転機構と、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項9】
前記主軸は、前記第2方向に移動可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
【請求項10】
前記主軸を前記第2方向に移動させる第2移動機構をさらに備え、
前記主軸支持部は、さらに前記第2移動機構を支持し、
前記ワーク支持部が加工位置に位置する場合に、前記工具マガジンは、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向において、前記第2移動機構の少なくとも一部と重なる
ことを特徴とする請求項9に記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は工作機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、工具を使用してワークを加工する工作機械について、複数の工具を収納する工具マガジンが設けられ、加工条件に応じて必要な工具を交換することで、効率的に加工を行っている。一例として、特許文献1では、ワークを保持するテーブル上に工具マガジンが設けられており、加工工程においては、工具マガジンを工具が取り付けられた主軸から離れた位置に移動し、工具交換工程においては、工具マガジンを主軸に近い位置に移動し、主軸に取り付けられた工具を工具マガジン内の工具と交換することができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開第2015-123575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、主軸を支持する主軸支持部が工具マガジンの後方に配置されている。したがって、工具マガジンの移動範囲を確保するため、工具マガジンの移動方向における工作機械のサイズを大きくする必要があり、工作機械の構造が大型化してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために、工具マガジンの移動範囲を側面から見て主軸支持部の少なくとも一部と重なるように設けることで、工具マガジンの移動範囲を確保するだけでなく、工作機械のサイズを縮小して構造を小型化することができる工作機械を提供する。
【0006】
本発明の技術案1の実施形態では、工具を取り付けるのに用いられる主軸と、前記主軸に取り付けられた前記工具によって加工されるワークを支持するためのワーク支持部と、前記ワーク支持部に設けられ、複数の工具を保持する工具マガジンと、前記ワーク支持部を第1方向に移動させる第1移動機構と、前記主軸を支持する主軸支持部と、を備え、前記工具マガジンは、前記第1方向と直交する第2方向において、前記主軸支持部の少なくとも一部と重なる位置に移動可能である工作機械を提供する。
【0007】
上記実施形態によれば、第1移動機構でワーク支持部を移動させることで、ワーク支持部上に配置された工具マガジンも同期して移動させ、工具マガジンの移動範囲を側面から見て主軸支持部の少なくとも一部と重なるように設け、工具マガジンの移動範囲を確保するだけでなく、工作機械のサイズを縮小して構造を小型化することができる。
【0008】
本発明の技術案2の実施形態による工作機械では、前記主軸支持部は、前記第2方向に間隔をあけて設けられた2つの支柱を有しており、前記工具マガジンは、2つの前記支柱間を通過可能である。
【0009】
上記実施形態によれば、工具マガジンの移動範囲を確保することができ、且つ工作機械のサイズを縮小して構造を小型化することができる。
【0010】
本発明の技術案3の実施形態による工作機械では、前記主軸支持部は、前記工具マガジンに対して前記第2方向に設けられた第1部と、前記工具マガジンに対して前記第1方向に設けられた第2部と、を有しており、前記工具マガジンは、前記第2方向において、前記第1部の少なくとも一部と重なる位置に移動可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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