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公開番号
2024112336
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017221
出願日
2023-02-08
発明の名称
画像読取システム
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20240814BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像読取装置内に充分なストレージが無い場合や、一回のバッチ処理で処理が終了しない場合においても、適切な画像処理が実施されるようにする。
【解決手段】原稿の画像データを読み取る画像読取手段10、11と、画像データを送出する画像送出手段826と、画像データの画像処理情報を送出する処理情報送出手段826と、画像送出手段826によって送出された画像データに対し、画像処理情報が送出されたことに基づいて所定の処理を実行する画像処理手段830と、処理情報送出手段826からの画像処理情報の送出を、任意のタイミングで設定可能な処理情報送出タイミング設定手段1100、1200とを有することを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿の画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像データを送出する画像送出手段と、
前記画像データの画像処理情報を送出する処理情報送出手段と、
前記画像送出手段によって送出された前記画像データに対し、前記画像処理情報が送出されたことに基づいて所定の処理を実行する画像処理手段と、
前記処理情報送出手段からの前記画像処理情報の送出を、任意のタイミングで設定可能な処理情報送出タイミング設定手段と
を有することを特徴とする画像読取システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記処理情報送出手段は、一つの前記画像データに関する前記画像処理情報を複数送出可能であり、
前記画像処理情報のうちの第1の画像処理情報は、複数の前記画像データを結合する結合処理開始指示を含み
前記画像処理情報のうちの第2の画像処理情報は、前記所定の処理の処理開始指示を含み、
前記処理情報送出タイミング設定手段は、前記第1の画像処理情報と前記第2の画像処理情報のそれぞれに対し前記任意のタイミングを設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項3】
前記処理情報送出手段は、前記画像データを送出先とは異なる送出先に前記画像処理情報を送出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取システム。
【請求項4】
前記任意のタイミングとして時刻を設定可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取システム。
【請求項5】
前記任意のタイミングとして前記画像データの送出から経過時間を設定可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取システム。
【請求項6】
前記任意のタイミングとは、ユーザーが画像読取装置からログアウトしたタイミングであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を読み取った画像データを処理する画像読取システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
以前より、画像読取部を備え、帳票や原稿の画像読取を行い、読み取った画像を用いて情報処理を行う画像読取システムが提案されている。近年においては、具体的に言うと読み取った帳票や原稿の画像情報から、OCR(光学的文字認識)技術を用いて、帳票や原稿に印刷された文字や、人の手によって書かれた手書き文字を認識させる技術を利用したシステムが提案されている。
【0003】
これらの技術により、OCR技術を用いて文字認識を行い、認識された文字情報に基づいて、原稿に記述された情報を元に事務処理を自動的に行って、業務の効率化を実現するシステムが提案されている。このようなシステムにおいて、画像読取部から送られてきた画像ファイルをOCR処理やファイル結合処理などを行うには情報処理が充分に実施可能な処理能力を有する画像処理装置、すなわち中央集権的な処理装置であるサーバー上で実施することが一般的である。そこでサーバーには、OCR処理のような情報処理の処理開始許可を判断するためにメタ情報ファイルを画像ファイルと一緒にサーバーへアップロードすることを要求するシステムが多く存在している。
【0004】
しかしながら、実際にOCR処理を開始する前、画像ファイルなどの画像処理に必要な情報が集まりきっていないケースが存在した。そこでサーバー上で動作するアプリケーションがデータ結合を実施し、結合完了時点から処理を開始する事を目的として、特許文献1に示す技術が提案されている。データ結合処理とは、一般的には複数ページの画像データを1つのファイルにまとめることが可能なファイル形式TIFF(Tagged Image File Format)やPDF(Portable Document Format)などにおいて、複数あるファイルに対して一つのファイルにページ追加という形でまとめあげ、出力することを指す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4956679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
先行文献にて例示されている技術によって、画像読取装置内で処理開始に充分な情報が集まったと判断され、その時点で分割送信すれば、情報が集まった状態で処理を開始出来る。しかしながら、画像読取装置内に充分なストレージが無い場合や、一回のバッチ処理で処理が終了しない場合や、処理単位が一週間単位などの長期の場合などにおいて、処理開始許可を判断するためのメタ情報を画像データと同時に送出してしまうと、画像処理に必要な画像データが揃う前に情報処理が実施されてしまうことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取システムは、
原稿の画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像データを送出する画像送出手段と、
前記画像データの画像処理情報を送出する処理情報送出手段と、
前記画像送出手段によって送出された前記画像データに対し、前記画像処理情報が送出されたことに基づいて所定の処理を実行する画像処理手段と、
前記処理情報送出手段からの前記画像処理情報の送出を、任意のタイミングで設定可能な処理情報送出タイミング設定手段と
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、後段の処理を任意のタイミングで開始することが出来、システムの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に関わる画像読取装置の斜視図を示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理装置と画像読取装置の接続を示す。
本発明の実施形態に関わる画像読取装置の断面図を示す。
本発明の実施形態に関わる画像読取装置のブロック図を示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理システムのブロック図を示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理開始指示設定画面を示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理装置の画像処理フローチャートを示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理開始指示ファイルを送出するタイマー処理のフローチャートを示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理サーバーの画像処理フローチャートを示す。
本発明の実施形態に関わる結合処理開始指示設定画面を示す。
本発明の実施形態に関わる画像処理装置の結合処理開始データ送信処理フローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、一般的な画像読取装置1の斜視図を示す。図1の画像読取装置1には、原稿を載置するための原稿載置部4、そして原稿を搬送する為の搬送路14が設けられている。また、画像読取装置1は、原稿を排紙する原稿排紙部13を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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