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公開番号2024089158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204350
出願日2022-12-21
発明の名称撮像装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H04N 23/45 20230101AFI20240626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】可視光画像、赤外光画像および偏光画像を撮像可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置10は、入射光50を第1反射光52と第1透過光54に分割する第1分割面30と、第1透過光54を第2反射光56と第2透過光58に分割する第2分割面36とを備える光分割素子18と、第1反射光52を撮像する第1センサ12と、第2反射光56を撮像する第2センサ14と、第2透過光58を撮像する第3センサ16と、を備える。第1センサ12、第2センサ14および第3センサ16のうちの一つは、偏光センサであり、別の一つは、可視光センサであり、さらに別の一つは、赤外光センサである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入射光を第1反射光と第1透過光に分割する第1分割面と、前記第1透過光を第2反射光と第2透過光に分割する第2分割面とを備える光分割素子と、
前記第1反射光を撮像する第1センサと、
前記第2反射光を撮像する第2センサと、
前記第2透過光を撮像する第3センサと、を備え、
前記第1センサ、前記第2センサおよび前記第3センサのうちの一つは、第1方向の直線偏光を透過する第1偏光子が設けられる複数の第1画素と、前記第1方向と交差する第2方向の直線偏光を透過する第2偏光子が設けられる複数の第2画素と、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向の直線偏光を透過する第3偏光子が設けられる複数の第3画素と、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向と交差する第4方向の直線偏光を透過する第4偏光子が設けられる複数の第4画素とを備える偏光センサであり、
前記第1センサ、前記第2センサおよび前記第3センサのうちの別の一つは、可視光を透過するフィルタが設けられる複数の画素を備える可視光センサであり、
前記第1センサ、前記第2センサおよび前記第3センサのうちのさらに別の一つは、赤外光を透過するフィルタが設けられる複数の画素を備える赤外光センサである撮像装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1分割面および前記第2分割面の一方は、可視光と赤外光を分離する無偏光ダイクロイックミラーを備え、
前記第1分割面および前記第2分割面の他方は、無偏光ビームスプリッタを備える、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記光分割素子と前記偏光センサの間に設けられる位相差板をさらに備える、請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記光分割素子は、前記第1分割面を備える第1プリズムと、前記第2分割面を備える第2プリズムとを備え、
前記第1プリズムは、前記入射光が入射する第1入射面と、前記第1入射面で内部全反射した前記第1反射光が出射する第1出射面とをさらに備え、
前記第2プリズムは、前記第1分割面からの前記第1透過光が入射する第2入射面と、前記第2入射面で内部全反射した前記第2反射光が出射する第2出射面とをさらに備え、
前記偏光センサは、前記第1センサであり、
前記第1出射面と前記偏光センサの間に配置される位相差板をさらに備える、請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記光分割素子は、前記第1分割面を備える第1プリズムと、前記第2分割面を備える第2プリズムとを備え、
前記第1プリズムは、前記入射光が入射する第1入射面と、前記第1入射面で内部全反射した前記第1反射光が出射する第1出射面とをさらに備え、
前記第2プリズムは、前記第1分割面からの前記第1透過光が入射する第2入射面と、前記第2入射面で内部全反射した前記第2反射光が出射する第2出射面とをさらに備え、
前記偏光センサは、前記第3センサである、請求項1または2に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
共通の入射光を複数のセンサで撮像する多板式撮像装置として、多板式プリズムを用いる構成が知られている。例えば、複数のセンサのそれぞれに偏光子を設けて入射光の偏光成分を検出する構成や、分光プリズムを用いて赤、緑、青および赤外のそれぞれを撮像する構成が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-281441号公報
特開2019-86536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特定の用途では、可視光画像、赤外光画像および偏光画像の全てを撮像できることが好ましい。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、可視光画像、赤外光画像および偏光画像を撮像可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様の撮像装置は、入射光を第1反射光と第1透過光に分割する第1分割面と、第1透過光を第2反射光と第2透過光に分割する第2分割面とを備える光分割素子と、第1反射光を撮像する第1センサと、第2反射光を撮像する第2センサと、第2透過光を撮像する第3センサと、を備える。第1センサ、第2センサおよび第3センサのうちの一つは、第1方向の直線偏光を透過する第1偏光子が設けられる複数の第1画素と、第1方向と交差する第2方向の直線偏光を透過する第2偏光子が設けられる複数の第2画素と、第1方向および第2方向と交差する第3方向の直線偏光を透過する第3偏光子が設けられる複数の第3画素と、第1方向、第2方向および第3方向と交差する第4方向の直線偏光を透過する第4偏光子が設けられる複数の第4画素とを備える偏光センサであり、第1センサ、第2センサおよび第3センサのうちの別の一つは、可視光を透過するフィルタが設けられる複数の画素を備える可視光センサであり、第1センサ、第2センサおよび第3センサのうちのさらに別の一つは、赤外光を透過するフィルタが設けられる複数の画素を備える赤外光センサである。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、可視光画像、赤外光画像および偏光画像を撮像可能な撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る撮像装置の構成を模式的に示す図である。
偏光センサが備える偏光子の構成を模式的に示す図である。
可視光センサが備える可視光フィルタの構成を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る撮像装置の構成を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る撮像装置の構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。かかる実施の形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、図面において、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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