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公開番号
2024085224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-26
出願番号
2022199632
出願日
2022-12-14
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/65 20230101AFI20240619BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ヒータを適切に制御し、消費電力を低減できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、ヒータと、赤外カットフィルタと、温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置でない場合、前記ヒータをオンに制御し、前記温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合、前記ヒータをオンに制御しない制御部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒータと、
赤外カットフィルタと、
温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置でない場合、前記ヒータをオンに制御し、前記温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合、前記ヒータをオンに制御しない制御部と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置でない場合、前記ヒータの発熱により、前記温度センサにより検出された温度が前記第1の閾値以上になると、前記ヒータをオフに制御し、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御し、
温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合、自発熱により、前記温度センサにより検出された温度が前記第1の閾値以上になると、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、
温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置でない場合、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御した後に、撮像部により撮影された映像の送信が可能になるように制御し、
温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御する前に、撮像部により撮影された映像の送信が可能になるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記自発熱は、前記赤外カットフィルタの位置を制御する駆動部の励磁による自発熱であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御部は、温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではない場合、自発熱により、前記温度センサにより検出された温度が第2の閾値以上になるまで待機し、前記温度センサにより検出された温度が前記第2の閾値以上になると、撮像部により撮影された映像を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記温度センサにより検出された温度が前記第1の閾値以上である場合には、前記ヒータをオンに制御しないで、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記温度センサにより検出された温度が前記第1の閾値以上である場合には、前記ヒータをオンに制御しないで、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御し、その後、撮像部により撮影された映像の送信が可能になるように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記赤外カットフィルタが光路上に配置されるように制御することにより、前記赤外カットフィルタの位置を初期化するように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御部は、撮像部により撮影された映像の中に前記赤外カットフィルタの枠が映り込んでいる場合には、前記赤外カットフィルタの位置が適正でないと判定し、撮像部により撮影された映像の中に前記赤外カットフィルタの枠が映り込んでいない場合には、前記赤外カットフィルタの位置が適正であると判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御部は、温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合において、前記赤外カットフィルタの位置が撮像部により撮影された映像の明るさを基に適正である場合には、前記ヒータをオンに制御せず、前記赤外カットフィルタの位置が撮像部により撮影された映像の明るさを基に適正でない場合には、前記ヒータをオンに制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置、モジュラー型カメラ、撮像装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
シリアライザおよびデシリアライザを用いた高速シリアル通信システムでは、同軸ケーブルを用いた電源重畳でのデータ送受信方法がある。同軸ケーブルを用いた高速シリアル通信システムは、少ないケーブル本数でデータ送受信と共に電力供給が可能であるため、モジュラーカメラシステムや車載カメラシステムで利用されている。
【0003】
監視カメラにおいても、画像センサを搭載するセンサユニットと映像を符号化しネットワークに伝送する本体ユニットを同軸ケーブルで接続するモジュラー型のシステム製品が開発されている。
【0004】
センサユニット内部の画像センサは、最低稼働温度が定義されており、外気温が最低稼働温度より低いときには、カメラ起動時にすぐ動作することができない。屋外に設置する監視カメラでは、低温下でも起動可能の必要があるため、カメラ内部にヒータを搭載し、起動時にヒータを点灯し、内部が稼働可能な温度になるまで温めることが行われる。
【0005】
特許文献1には、シリアライザとデシリアライザを用いてカメラの映像信号と電力を同軸ケーブルで重畳する伝送方式におけるノイズの軽減方法が記載されている。特許文献2には、カメラの起動時に撮像素子の温度を計測して、計測した温度が所定の温度より低い場合に、ヒータで撮像素子を温める起動時処理について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-137020号公報
特開2020-17890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、モジュラー型監視カメラでは、センサユニットで赤外照明を点灯したり、赤外カットフィルタを挿抜したりしたときの消費電力増減により電力負荷が変動し、電源重畳している同軸ケーブルの伝送電圧レベルが変動していた。これにより、データ送受信にエラーが発生することがあった。特に、低温度下で赤外カットフィルタをステッピングモータで駆動した場合に、電力の負荷変動が大きく、センサユニットとメインユニットの間で通信エラーが発生することがあった。
【0008】
そのため、低温起動時にヒータを点灯し、所定の温度に温まるまで赤外カットフィルタの初期化を保留する必要があった。その間は電力消費が高くなる上に、映像を送信することもできなかった。
【0009】
本開示の目的は、ヒータを適切に制御し、消費電力を低減できる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
撮像装置は、ヒータと、赤外カットフィルタと、温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置でない場合、前記ヒータをオンに制御し、前記温度センサにより検出された温度が第1の閾値以上ではなく、かつ、前記赤外カットフィルタの位置が適正な位置である場合、前記ヒータをオンに制御しない制御部と、を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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