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公開番号
2024108433
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023012791
出願日
2023-01-31
発明の名称
インターネット通信装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
H04M
11/00 20060101AFI20240805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】インフラ破壊時でもすぐに使用できるインターネット通信装置を提供する。
【解決手段】インターネット通信装置は、受給電のための蓄電池7、太陽電池モジュール8、エンジン発電機等のその他の外部電源へ接続するための外部電源接続インターフェイス9、固定回線によるインターネットアクセスか低軌道衛星コンステレーションによるアクセスかをすぐに切換えられるように、Wi-Fiルーター2、低軌道衛星コンステレーション用地上端末アンテナ3、パッケージ機器操作インターフェイス1等をパッケージにして可搬ボックスへ収容するか又は外面に取り付けておく。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受給電のための蓄電池、Wi-Fiルーター、外部電源接続インターフェイス、太陽電池モジュール、低軌道衛星コンステレーション用地上端末アンテナ、前記機器を操作するためのパッケージ機器操作インターフェイスをパッケージにしてフォークリフト又は玉掛けをしてクレーンで設置する可搬ボックスへ収容し、または一部機器は外面に取り付けて、前記パッケージ機器操作インターフェイスにより、前記端末アンテナ、低軌道衛星コンステレーションを介したインターネットへのアクセスか又はWi-Fiルーター、固定回線を介したインターネットへのアクセスかを選択するようにしたインターネット通信装置
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記パッケージに充電スポットを接続すると共にWi-Fiルーターの利用者又
は充電スポットの利用者へ課金をして又は課金をせずに利用させるようにする
ための課金選択回路を接続した請求項1に記載したインターネット通信装置
【請求項3】
前記パッケージにネットワークカメラを接続した請求項1または2に記載し
たインターネット通信装置
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は平常時には固定回線を利用してインターネットにアクセスし、地震、水害、津波等の災害や戦乱等により電力網や前記固定回線が利用できなくなった場合には既存の電力網以外の電力を使用して、すぐに衛星を介してインターネットへアクセスして通信を確保するようにバックアップ機能をあらかじめパッケージ化したインターネット通信装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の発明は緊急災害時に平常時の通信回線が利用できなくなっても代替通信回線が確保でき、防災情報の伝達が確実にできるようにするためのものである。
そのために接続可能な少なくとも2以上の通信回線を備え、それらのうち1つを特定の通信回線として接続を確立して平常時の情報の伝達を行い、他の通信回線を緊急災害時に特定の通信回線の代替通信回線として接続を確立したままの状態を保持して情報の伝達を行うものである。
【0003】
特許文献2の発明は地震によって津波が発生した場合に小型の水門や防潮版の管理者へも即座に通報できる津波通報システムに関するもので、地震によって津波が発生した際に官公庁などからインターネット通信網を介して配信される各種防災情報を管理用コンピューターが取り込むと通報装置にて各管理者の所有する固定電話や携帯電話などへ自動的に通報を行うものである。
【0004】
特許文献3の発明は災害発生時に適切な災害情報を使用者に提供することが可能な防災ネットワークシステムに係るものである。
サーバーが通常時に端末からのインターネットによる通常情報要求に応答して端末に通常情報を送信する通常情報管理手段と災害発生時に端末と無線LANで接続する無線LAN接続手段と端末からの災害情報要求に応答して端末に災害情報を送信する防災情報管理手段を有するものである。
【0005】
特許文献4の発明は広域防災地域を想定する緊急通報手段の構築を行うものであり、外部防災等情報手段と優先受信する個人の所持する携帯通信情報端末と、緊急通報手段を防災管理する危機情報管理手段と緊急通報のための優先通信手段と緊急通報手段の公共報知手段により緊急優先通報手段を構築するものである。
【0006】
前記いずれの特許文献に記載の発明も本願発明の、災害等により電力網や固定回線が利用出来なくなった場合にはすぐに既存の電力網以外の電力を使用して、衛星を介してインターネットへアクセスするようにバックアップ機能をあらかじめパッケージ化したインターネット通信装置とは異なる。
なお、本明細書等で固定回線というときには衛星インターネットアクセスではなくて光回線、4G、5G回線等の既存の通信回線のことを言う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-13789
特開2005-250829
特開2005-242438
特開2005-174111
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
地震、水害、津波等の災害や戦乱によるインフラの破壊等でインターネット通信の固定回線が損傷を受けて使用できなくなると緊急対応に大いに不便であり、時には命の危険にまで係わってくることにもなる。
その際、急いで必要機器を集めて代替インターネット通信をしようとしても混乱の中で機器が集められなかったり、集めるのに多大な時間を要し緊急対応ができなくなる恐れもある。
そこで本発明においては平常時には利用料が安価な固定回線によるインターネットへのアクセスを利用し、電力網やインターネット通信の固定回線が使えなくなった時にはバックアップ体制を整えておいてすぐに既存の電力網以外から電力を得て代替インターネット通信を確保することをまず目的とする。
【0009】
更に被災等をしていない平常時にはインターネット通信装置を例えば有料で一般の利用に供して、投資をして装置を所有する者が収益を上げられるようにし、災害等の時には一般の人が例えば無料で利用できるようにするという選択ができるようにするという課題も解決しようとする。
【0010】
更にネットワークカメラを設けておいて、被災の状況をインターネットで関係者等へ知らせるようにしたいという課題また防犯という課題も解決しようとする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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