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公開番号
2024098910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-24
出願番号
2023002719
出願日
2023-01-11
発明の名称
通信システム
出願人
株式会社日立国際電気
代理人
個人
主分類
H04L
12/66 20060101AFI20240717BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 無線装置の処理部の負荷を抑えつつ、サービス間通信を確保して、ユーザに対する良好なサービス品質を確保することができる通信システムを提供する。
【解決手段】 サーバ1が、データを保持するデータストレージサービス15と、データストレージサービス15と無線装置3との通信の制御を行う無線ゲートウェイサービス16とを備え、無線ゲートウェイサービス16は、無線装置における通信モードと通信方式の接続情報を接続情報テーブルに記憶しており、データストレージサービス15から無線装置3に対するパラメータの設定更新やデータ送信の通知を受けると、当該無線装置3に対応して接続情報テーブルに記憶された通信モード及び通信方式に基づいて、パラメータ設定の更新処理又は送信データの送信処理を行って、無線装置3からサーバ1への定期的な更新の確認及び送信データの確認を不要とする通信システムとしている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無線により複数の移動局とデータの送受信を行う複数の無線装置と、前記複数の無線装置と広域ネットワークにより接続する通信サーバとを有する通信システムであって、
前記通信サーバは、データを保持するデータストレージ手段と、
前記データストレージ手段と前記無線装置との通信の制御を行う無線ゲートウェイ手段とを備え、
前記無線ゲートウェイ手段は、前記無線装置における通信モードと通信方式の接続情報を接続情報テーブルに保持し、前記無線装置から接続情報を受信すると、前記接続情報テーブルを更新し、
前記データストレージ手段から前記無線装置のパラメータを設定するパラメータ設定要求通知、前記無線装置の状態を取得する状態取得要求通知、又は前記無線装置への送信データの設定完了通知を受けると、前記無線装置に対応して前記接続情報テーブルに保持された通信モード及び通信方式に基づいて、前記無線装置のパラメータ設定又は状態取得の更新処理、若しくは前記送信データの送信処理を行うことを特徴とする通信システム。
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【請求項2】
前記無線ゲートウェイ手段は、前記データストレージ手段から前記無線装置のパラメータ設定要求通知又は状態取得要求通知を受けると、前記接続情報テーブルに保持された通信モードが「更新通知」である場合には、前記更新処理として、前記接続情報テーブルに保持された通信方式に基づいて前記無線装置のパラメータ設定更新通知又は状態取得更新通知を前記無線装置に送信し、前記無線装置に更新されたパラメータを前記データストレージ手段から取得させる処理、又は前記無線装置に装置状態を取得させて応答させる処理を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
【請求項3】
前記無線ゲートウェイ手段は、前記データストレージ手段から前記無線装置のパラメータ設定要求通知又は状態取得要求通知を受けると、前記接続情報テーブルに保持された通信モードが「データ変換」である場合には、前記更新処理として、前記通信モードで特定されるデータ変換方式で前記パラメータ設定要求通知又は前記状態取得要求通知を変換し、前記接続情報テーブルに保持された通信方式に基づいて前記変換されたパラメータ設定要求通知又は前記状態取得要求通知を前記無線装置に送信する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
【請求項4】
前記無線ゲートウェイ手段は、前記データストレージ手段から前記無線装置への送信データの設定完了通知を受けると、前記接続情報テーブルに保持された通信モードが「更新通知」である場合には、前記接続情報テーブルに保持された通信方式に基づいて前記無線装置への送信データ更新通知を前記無線装置に送信し、前記無線装置に前記送信データを前記データストレージ手段から取得させる前記送信データの送信処理を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
【請求項5】
前記無線ゲートウェイ手段は、前記データストレージ手段から前記無線機への送信データの設定完了通知を受けると、前記接続情報テーブルに保持された通信モードが「データ変換」である場合には、前記データストレージ手段から前記無線装置への送信データを取得し、前記通信モードで特定されるデータ変換方式で前記送信データを変換し、前記接続情報テーブルに保持された通信方式に基づいて前記変換された送信データを前記無線装置に送信する前記送信データの送信処理を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに係り、特に、無線装置の処理性能や広域ネットワーク環境による制約があっても、通信サービスの品質を確保できる通信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来、複数の無線装置とサーバとをネットワークで接続し、サーバによって無線装置の統制監視制御を行う通信システムがある。
無線装置は、複数の移動局と無線通信を行うと共に、広域通信網を介してサーバと有線通信を行う。
サーバは、複数の無線装置と通信を行って、システム全体の統制監視制御を行う。統制監視制御としては、例えば、無線装置の監視、制御、無線装置へのデータ送信がある。
【0003】
[無線装置の構成:図10]
無線装置の構成について図10を用いて説明する。図10は、無線装置の構成を示す説明図である。尚、図10では、実線の矢印は無線通信データの流れ、破線の矢印は監視制御情報の流れを示している。
【0004】
図10に示すように、無線装置30は、汎用計算モジュール31と、無線信号処理部32と、高周波部33とを備えている。
汎用計算モジュール31は、制御部、記憶部を備えた演算処理部であり、無線アクセス制御サービス311を備えている。無線アクセス制御サービス311は、制御部によって記憶部に記憶されたプログラムを起動することで実現される処理手段である。
【0005】
無線アクセス制御サービス311は、サーバ30から受信したフレームを元に、通信の誤りを訂正するための符号化や搬送波にするための変調処理を行うための情報と共に、伝送するデータを無線信号処理部32へ転送する。
無線信号処理部32は、誤り訂正のための符号化を行って変調し、高周波部33に転送する。
高周波部33では、無線信号処理部32から受信した搬送波信号を高周波に変換して、既定の電力に増幅し、送信する。
【0006】
高周波部33が移動局から無線信号を受信すると、搬送波信号に変換して、無線信号処理部32に出力する。
無線信号処理部32は、復調して、同期符号の判定や訂正符号の復号化等を実施し、無線アクセスサービス311へ受信データとして転送する。
【0007】
また、無線装置30は、サーバ10に対して運用状態の報告を行うと共に、サーバ10からの制御情報に従って動作を行う。
【0008】
[従来の通信システムにおけるサービス構成:図11]
次に、従来の通信システムにおけるサービスの構成について図11を用いて説明する。図11は、従来の通信システムにおけるサービス構成を示す説明図である。尚、本明細書において、「サービス」は、制御部で起動されるプログラムによって実現される各種処理手段を表している。
図11に示すように、従来の通信システムでは、サーバ10と複数の無線装置30がネットワークを介して接続されている。また、サーバ10には、別のサービスを行う他システム4が接続されている。
【0009】
そして、サーバ10には、WEB UX(User eXperimence)サービス111と、ユーザデータ処理サービス112と、他システム連接サービス113と、データ通信制御サービス114と、データストレージサービス115が設けられている。
【0010】
WEB UXサービス111は、ユーザとのWEB通信に伴う処理を行う。
ユーザデータ処理サービス112は、ユーザの仕様に応じてデータを変換する処理を行う。
他システム連接サービス113は、他システム4と接続して通信を行う。
データ通信制御サービス114は、無線装置30とのデータ通信を制御する。
データストレージサービス115は、無線装置30との間で通信されるデータを記憶する。
(【0011】以降は省略されています)
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