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公開番号
2024111431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023015938
出願日
2023-02-06
発明の名称
無線システム
出願人
株式会社日立国際電気
代理人
個人
主分類
H04W
28/16 20090101AFI20240809BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 移動局の位置情報を利用して基地局のグルーピングを変更し、移動局の通話を継続できる無線システムを提供する。
【解決手段】 指令設備10と、回線制御装置20と、複数の基地局40と有し、基地局40の無線エリア内の移動局50と指令設備10との通話を実現するもので、指令設備10が、回線制御装置20を介して複数の基地局40に接続し、複数の基地局40をグルーピングしており、回線制御装置20から基地局40の通信状態の情報を取得すると共に移動局50の位置情報を取得し、当該通信状態の情報と当該位置情報に基づいて複数の基地局40のグルーピングを変更する無線システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
指令設備と、回線制御装置と、複数の基地局とを有し、前記基地局の無線エリア内の移動局と前記指令設備との通話を実現する無線システムであって、
前記指令設備は、
前記回線制御装置を介して前記複数の基地局に接続し、
前記複数の基地局をグルーピングしており、
前記回線制御装置から前記基地局の通信状態の情報を取得すると共に前記移動局の位置情報を取得し、当該通信状態の情報と当該位置情報に基づいて前記複数の基地局のグルーピングを変更することを特徴とする無線システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記指令設備は、グルーピングを変更した基地局において移動局との通話が一定時間行われていない場合に、変更したグルーピングを元の状態に戻すことを特徴とする請求項1記載の無線システム。
【請求項3】
前記回線制御装置は、基地局からの移動局の位置情報を受信して指令設備に送信し、前記基地局の通信状態の情報を前記指令設備に送信し、前記指令設備でグルーピングされた基地局に通話のための送信指示を送信することを特徴とする請求項1又は2記載の無線システム。
【請求項4】
前記基地局は、自局の通信状態を定期的に前記回線制御装置に送信し、移動局からの位置情報を受信して前記回線制御装置に送信し、グルーピングされた基地局であれば、前記回線制御装置からの送信指示を受信して、前記移動局に通話のための信号を送信することを特徴とする請求項3記載の無線システム。
【請求項5】
前記移動局は、GPSを利用して位置情報を取得し、無線エリア内の基地局に当該位置情報を送信し、前記基地局からの通話のための信号を受信して通話を行うことを特徴とする請求項4記載の無線システム。
【請求項6】
複数の基地局で同一のタイミングで同一の周波数信号を送出して前記基地局を跨いで移動する移動局の通話切れを回避する無線システムであって、
前記複数の基地局が接続する回線制御装置と、前記回線制御装置に接続する指令設備とを有し、
前記移動局が、前記基地局と前記回線制御装置を介して前記指令設備と通話するものであり、GPSを利用して位置情報を取得し、前記基地局に当該位置情報を送信し、前記基地局からの通話のための信号を受信して前記指令設備との通話を行い、
前記複数の基地局が、複数の無線エリアを形成し、自局の通信状態を定期的に前記回線制御装置に送信し、前記移動局からの位置情報を受信して前記回線制御装置に送信し、前記回線制御装置からの通話のための送信指示を受信して、前記移動局に通話のための信号を送信し、
前記回線制御装置が、前記基地局からの前記移動局の位置情報を受信して前記指令設備に送信し、前記基地局の通信状態の情報を前記指令設備に送信し、前記指令設備でグルーピングされた基地局に通話のための送信指示を送信し、
前記指令設備が、前記複数の基地局をグルーピングしており、前記回線制御装置から前記基地局の通信状態の情報を取得すると共に前記移動局の位置情報を取得し、当該通信状態の情報と当該位置情報に基づいて前記複数の基地局のグルーピングを変更し、当該グルーピングを変更した基地局において前記移動局の通話が一定時間行われていない場合に、前記変更したグルーピングを元の状態に戻すことを特徴とする無線システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、指令設備と移動局とで無線通信を行う無線システムに係り、特に、移動局の位置情報を利用して基地局のグルーピングを変更して移動局の通信を継続できる無線システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来の無線システムは、基地局間の同期機能を具備し、複数の基地局から同一のタイミングで、同一周波数信号を送信する無線システムがあった。
具体的には、同一の周波数で複数の基地局をグルーピングして、当該グループの基地局のエリア内で移動局が移動して通話を行うようになっていた。つまり、移動局が当該グループに対応付けられていたものである。
【0003】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2008-160889号公報「無線通信システムおよび無線通信システムのグループ変更方法」(特許文献1)がある。
特許文献1には、基地局とグループ分けされた複数の移動局からなる無線通信システムで、移動局のグループを変更する技術が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-160889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の無線システムでは、複数の基地局をグルーピングした基地局の無線エリアの外に移動局が移動した場合に、移動局は通話から外れてしまうという問題点があった。
【0006】
そして、エリア外となった移動局の通話を継続させるには、既存の通話を一度切断し、新たなグループピングで再発呼して再び通話を形成しなければならず、通話によって行っていた業務を一時停止せざるを得ないものとなっていた。
【0007】
尚、特許文献1には、移動局の位置情報を利用して基地局のグルーピングを変更して移動する移動局の通話を継続する構成の記載がない。
【0008】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、移動局の位置情報を利用して基地局のグルーピングを変更して移動局の通話を継続できる無線システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、指令設備と、回線制御装置と、複数の基地局とを有し、基地局の無線エリア内の移動局と指令設備との通話を実現する無線システムであって、指令設備が、回線制御装置を介して複数の基地局に接続し、複数の基地局をグルーピングしており、回線制御装置から基地局の通信状態の情報を取得すると共に移動局の位置情報を取得し、当該通信状態の情報と当該位置情報に基づいて複数の基地局のグルーピングを変更することを特徴とする。
【0010】
本発明は、上記無線システムにおいて、指令設備が、グルーピングを変更した基地局において移動局との通話が一定時間行われていない場合に、変更したグルーピングを元の状態に戻すことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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