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公開番号2024123639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031226
出願日2023-03-01
発明の名称表示装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 5/64 20060101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約【課題】左右の両眼に対応した表示部(表示手段)を移動させて眼幅調整を行う際に、誤った表示部(表示手段)の把持による眼幅調整の動作不良を軽減することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置1000において、左眼が見る画像を表示する第1の表示手段(左眼用の表示ユニット1100L及びフード1011L)と、右眼が見る画像を表示する第2の表示手段(右眼用の表示ユニット1100R及びフード1011R)と、第1の表示手段と第2の表示手段とが近づく方向または遠ざかる方向に移動させる移動手段と、第1の表示手段及び第2の表示手段において外部に露出する露出領域の一部を覆うように配置され、把持される部分である把持手段(指置き部1060L及び1060R)を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
左眼が見る画像を表示する第1の表示手段と、
右眼が見る画像を表示する第2の表示手段と、
前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とが近づく方向または遠ざかる方向に移動させる移動手段と、
前記第1の表示手段および前記第2の表示手段において外部に露出する露出領域の一部を覆うように配置され、把持される部分である把持手段と、
を備えることを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記把持手段は、前記把持する者が指を掛ける部分である
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記把持手段は、前記左眼および前記右眼を有する者が当該表示装置を装着した場合に、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段よりも下方に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記把持手段は、当該表示装置の内部に向かって凹む凹形状領域を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記把持手段は、当該表示装置の外部に向かって突き出た凸部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記把持手段は、当該表示装置の内部に向かって凹む凹形状領域を有し、
前記凸部は、前記凹形状領域の範囲内に設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記把持手段は、当該表示装置にアクセサリを取り付けるためのアクセサリ取り付け部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記把持手段は、当該表示装置の外装に印字された数値のうち、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段との間隔に基づく眼幅調整値を、外部に露出させるための開口部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記左眼および前記右眼の瞳の位置を検出する検出手段を更に備え、
前記移動手段は、前記検出手段で検出された前記瞳の位置に基づいて、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段との間隔を調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記移動手段は、前記調整を実施する前に、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とが近づく方向および遠ざかる方向に往復動作させる
ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を表示する表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、観察者の頭部に装着し、当該観察者の眼前に画像(「映像」としてもよい)を表示する表示装置(ヘッドマウントディスプレイ:HMD)が、利用されるようになってきている。HMDは、手軽に画像を大画面で見ることが可能であること、立体視が容易であること等の理由から、人工現実感(バーチャルリアリティ:VR)、複合現実感(ミックスドリアリティ:MR)を体験可能な装置として使用されている。
【0003】
MRを実現するためのHMDは、観察者の左眼及び右眼に対応した被写体の画像を取り込むための撮像部と、当該撮像部で撮影した画像とPC等で作成した3DCG画像とを重畳して表示するための表示部と、観察者に投影するための観察光学系とを有する。
【0004】
観察者に投影する画像(映像)は、観察者の左眼及び右眼に対応した小型の液晶パネル等の表示素子に表示され、この画像を観察者の左眼及び右眼のそれぞれに対応した観察光学系を介して拡大した後に、観察者の左右眼の眼球に投影される。
【0005】
そして、撮影された被写体の画像は、左右の両眼に対応する視差を有する画像になっている。さらには、3DCG画像に基づき観察者の左右の両眼に対応した視差画像を作成し、撮像部で撮影された画像に重畳して表示することで、あたかも仮想の3DCG画像が現実に存在するかのように表現することが可能になっている。
【0006】
また、観察者に投影する画像を観察者の眼幅に合わせて左右の両眼に対応した左右の表示部の位置(画像の投影位置)が調整できるHMDが知られている。この際、左右の表示部を直接外部から操作して画像の投影位置を調整するものだけでなく、左右の表示部の位置を電動で調整するHMDも知られている。ここで、左右の表示部の位置を電動で調整する場合、表示部が把持されていると把持による負荷で適切に左右の表示部の位置調整が行えない恐れがあり、表示部を保護する必要がある。これに関して、例えば、特許文献1には、表示装置の非装着時において左右の表示部を覆う位置に移動可能に構成された音声再生手段を備えるようにして、表示部を保護することができるようにした表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平8-278465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術では、表示装置の非使用時には表示部を保護することが可能であるが、表示装置の使用時には表示部を保護することが困難であった。これにより、特許文献1に記載された従来技術では、表示装置を使用する際の眼幅調整時に、観察者等が表示部を把持して触ってしまい、適切な眼幅調整を行えない恐れ(自動眼幅調整の動作不良の恐れ)があった。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、左右の両眼に対応した表示部(表示手段)を移動させて眼幅調整を行う際に、誤った表示部(表示手段)の把持による眼幅調整の動作不良を軽減することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の表示装置は、左眼が見る画像を表示する第1の表示手段と、右眼が見る画像を表示する第2の表示手段と、前記第1の表示手段と前記第2の表示手段とが近づく方向または遠ざかる方向に移動させる移動手段と、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段において外部に露出する露出領域の一部を覆うように配置され、把持される部分である把持手段と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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