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公開番号2024163778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079655
出願日2023-05-12
発明の名称昇降システム、及びスタッカクレーン
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/04 20060101AFI20241115BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】モータの電磁ブレーキの誤開放の発生を防止することができる昇降システム、及びスタッカクレーンを提供する。
【解決手段】キャリッジ昇降システム(KS)は、ブレーキ(SM1)が設けられるとともに、キャリッジを昇降させるためのサーボモータ(SM)と、サーボモータ(SM)を駆動するサーボアンプ(C2)と、ブレーキ開放回路(BK1)と、ブレーキ開放回路(BK1)に直列に接続されたブレーキ誤動作防止回路(BK2)と、を備える。ブレーキ開放回路(BK1)は、ブレーキ(SM1)によるサーボモータ(SM)の停止状態を解除し得る。ブレーキ誤動作防止回路(BK2)は、第2信号を受信しているときのみ、ブレーキ開放回路(BK1)を介してブレーキ(SM1)によるサーボモータ(SM)の停止状態を解除する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
昇降台の昇降を制御する昇降システムであって、
前記昇降台を昇降させるためのモータと、
第1リレー回路と、を備え、
前記モータには、所定の電圧が印加されないと前記モータを停止状態に維持し、前記所定の電圧が印加される間、前記停止状態を解除する電磁ブレーキが設けられており、
前記第1リレー回路は、
前記電磁ブレーキへの通電を許可する旨の信号である第1信号を受信しているとき以外は、前記電磁ブレーキに印加される電圧を遮断する回路であり、
前記モータの動作を許可する旨の信号である第2信号を受信しているとき以外は、前記電磁ブレーキに印加される電圧を遮断するための遮断回路を更に備える、昇降システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記モータを駆動するモータドライバを、更に備え、
前記モータドライバは、
前記第2信号を受信している場合に、前記モータを駆動することができるとともに、前記第1リレー回路に前記第1信号を送信し、
前記第2信号を受信していない場合に、前記モータを駆動しないとともに、前記第1リレー回路に前記第1信号を送信しない回路であり、
前記遮断回路は、前記第1リレー回路に直列に接続される第2リレー回路である、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項3】
前記モータドライバに対して前記昇降台の昇降の指示を行う制御装置を、更に備え、
前記制御装置は、前記第1リレー回路に前記第1信号を送信し得る、請求項2に記載の昇降システム。
【請求項4】
前記モータドライバ及び前記遮断回路に対して前記第2信号を送信する第1安全制御装置を、更に備える、請求項2または3に記載の昇降システム。
【請求項5】
前記モータを駆動するモータドライバ、
前記モータドライバに対して前記昇降台の昇降の指示を行う制御装置、及び、
前記モータドライバ及び前記遮断回路に対して前記第2信号を送信する第1安全制御装置を、更に備え、
前記モータドライバは、
前記第2信号を受信している場合に、前記モータを駆動することができるとともに、前記遮断回路に前記第1信号を送信し、
前記第2信号を受信していない場合に、前記モータを駆動しないとともに、前記遮断回路に前記第1信号を送信しない回路であり、
前記制御装置は、前記遮断回路に前記第1信号を送信し得、
前記遮断回路は、
前記第1安全制御装置から、前記第2信号を受信している場合に、前記モータドライバまたは前記制御装置から受信した前記第1信号を前記第1リレー回路に伝達し、
前記第2信号を受信していない場合に、前記モータドライバまたは前記制御装置から受信した前記第1信号を前記第1リレー回路に伝達しない回路である、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項6】
マストと、
前記マストに対して昇降可能に設けられる前記昇降台と、
請求項1から3のいずれか1項、または請求項5に記載の昇降システムと、を備える、スタッカクレーン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、昇降システム、及びスタッカクレーンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来文献には、スタッカクレーンの昇降台の位置を制御するスタッカクレーンの昇降制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-144714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記スタッカクレーンの昇降台(キャリッジ)を昇降するためのモータには、電磁ブレーキが設けられており、電磁ブレーキは、モータドライバからの指示に従って、モータに対するブレーキ動作を行う。
【0005】
ところが、上記のような従来技術では、モータの電磁ブレーキの誤開放の発生を防止することには改善の余地がある。
【0006】
本開示は、モータの電磁ブレーキの誤開放の発生を防止することができる昇降システム、及びスタッカクレーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の昇降システムは、昇降台の昇降を制御する昇降システムであって、前記昇降台を昇降させるためのモータと、第1リレー回路と、を備え、前記モータには、所定の電圧が印加されないと前記モータを停止状態に維持し、前記所定の電圧が印加される間、前記停止状態を解除する電磁ブレーキが設けられており、前記第1リレー回路は、前記電磁ブレーキへの通電を許可する旨の信号である第1信号を受信しているとき以外は、前記電磁ブレーキに印加される電圧を遮断する回路であり、前記第1リレー回路に直列に接続されるとともに、前記モータの動作を許可する旨の信号である第2信号を受信しているとき以外は、前記電磁ブレーキに印加される電圧を遮断するための第2リレー回路を更に備える。
【0008】
また、本開示のスタッカクレーンは、マストと、前記マストに対して昇降可能に設けられる前記昇降台と、上記昇降システムと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、モータの電磁ブレーキの誤開放の発生を防止することができるキャリッジ昇降システム、及びスタッカクレーンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態1に係るスタッカクレーンが適用された物品搬送システムの概要を説明する図である。
上記スタッカクレーンを示す斜視図である。
図2に示すスタッカクレーンを前方から見た正面図である。
本開示の実施形態1に係るキャリッジ昇降システムKSの構成例を説明する機能ブロック図である。
本開示の変形例2に係るキャリッジ昇降システムKSの構成例を説明する機能ブロック図である。
本開示の実施形態2に係るキャリッジ昇降システムKSの構成例を説明する機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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