TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025009418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112415
出願日2023-07-07
発明の名称後処理装置および画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 31/02 20060101AFI20250110BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】送風手段を備える態様において、排紙時に用紙の丸まりや座屈を発生させることがなく、スタック不良を防止することができる後処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置101に搭載される後処理装置102であって、画像形成装置101から搬入された用紙を腰付けしながら排紙トレイ5に搬送する排紙搬送手段(排紙ローラ26、第一の従動コロ27)と、排紙トレイ5に向けて送風を行う送風手段14と、排紙搬送手段と異なる位置で用紙と当接し、用紙の腰付けを強化する腰付け強化部材31と、を備え、送風手段14からの送風有無、及び腰付け強化部材(第二の従動コロ31)による腰付け強化の有無を切替可能である後処理装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置に搭載される後処理装置であって、
前記画像形成装置から搬入された用紙を腰付けしながら排紙トレイに搬送する排紙搬送手段と、
前記排紙トレイに向けて送風を行う送風手段と、
前記排紙搬送手段と異なる位置で前記用紙と当接し、前記用紙の腰付けを強化する腰付け強化部材と、を備え、
前記送風手段からの送風有無、及び前記腰付け強化部材による腰付け強化の有無を切替可能であることを特徴とする後処理装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
回動可能な排紙ガイド板と排紙ローラとを備え、
前記排紙ガイド板は一方端側に回動支点を有し、他端側に前記排紙ローラとともに前記排紙搬送手段を構成する第一の従動コロ、及び前記腰付け強化部材である第二の従動コロを備えることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項3】
前記送風手段から送風を行う場合、排紙される前記用紙に腰付け強化を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
【請求項4】
前記用紙の情報を取得する用紙情報取得手段と制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記用紙情報取得手段が取得した前記用紙に関する情報に基づいて、前記送風手段からの送風有無、及び前記腰付け強化部材による腰付け強化の有無を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
【請求項5】
前記用紙に関する情報が、前記用紙の厚さ及び前記用紙のサイズの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
【請求項6】
画像形成装置と、請求項1または2に記載の後処理装置とを備えることを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、後処理装置および画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式による画像形成装置においては、用紙等のシート状の媒体(以下、単に「用紙」という)を加熱することによって用紙に画像を定着させているため、排出された直後の用紙は高温になっている。このような用紙を高温のまま排紙トレイ上に積載すると、排出された用紙どうしが融解したトナーにより貼り付いてしまうブロッキングという現象が発生することがある。
【0003】
このような問題を解決するために、排紙トレイ上に排出された用紙を冷却ファン等からの送風によって冷却する技術(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
【0004】
特許文献1には、反転ローラから予め定められた寸法だけ排紙される用紙の上方かつ排紙トレイの上方に配置されていると共に排紙トレイに積載された用紙および反転ローラから排紙されて突き出した用紙に空気を吹き付ける空気吹出部を備える構成が開示され、反転搬送中の用紙および排紙トレイに積載された用紙に空気吹出部から空気を吹き付けて冷却することができることが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、排紙トレイの上方に設けた冷却ファン等の送風手段から排紙トレイに向けて送風を行うと、排紙される用紙の先端が送風を受け、当該先端が丸まったり垂れ下がったりすることがある。このような現象は、腰の弱い用紙の排紙において顕著となる。
【0006】
用紙の先端が丸まったり垂れ下がったりした状態で排紙が継続されると、排紙トレイ上に積載された用紙との引っ掛かりや座屈等を生じ、スタック不良を招くおそれがある。
【0007】
そこで本発明は、送風手段を備える態様において、排紙時に用紙の丸まりや座屈を発生させることがなく、スタック不良を防止することができる後処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の後処理装置は、画像形成装置に搭載される後処理装置であって、前記画像形成装置から搬入された用紙を腰付けしながら排紙トレイに搬送する排紙搬送手段と、前記排紙トレイに向けて送風を行う送風手段と、前記排紙搬送手段と異なる位置で前記用紙と当接し、前記用紙の腰付けを強化する腰付け強化部材と、を備え、前記送風手段からの送風有無、及び前記腰付け強化部材による腰付け強化の有無を切替可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、送風手段を備える態様において、排紙時に用紙の丸まりや座屈を発生させることがなく、スタック不良を防止することができる後処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像形成システムの構成の一例を説明する外観模式図である。
後処理装置の概略構成を示す側面図である。
排紙ガイド板及び排紙ローラの説明図である。
基本の停止位置における第一の従動コロ、第二の従動コロ及び排紙ローラの軸方向の位置関係を示す説明図である。
排紙ガイド板及び排紙ローラの説明図である。
腰付け強化時における第一の従動コロ、第二の従動コロ及び排紙ローラの軸方向の位置関係を示す説明図である。
後処理装置の制御回路の概略を示すブロック図である。
排紙時の制御の一例を示すフローチャートである。
排紙時の制御の一例を示すフローチャートである。
排紙時の制御の一例を示すフローチャートである。
排紙時の制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社リコー
装置
7日前
株式会社リコー
がん治療装置
今日
株式会社リコー
液体吐出装置
14日前
株式会社リコー
生体内液流促進装置
今日
株式会社リコー
液体を吐出する装置
6日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
6日前
株式会社リコー
開閉検知センサ及びシステム
21日前
株式会社リコー
画像形成装置、および制御方法
今日
株式会社リコー
再生システム及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
検査装置、検査方法、プログラム
24日前
株式会社リコー
撮像装置、送信方法、プログラム
20日前
株式会社リコー
ユニット支持装置及び画像形成装置
14日前
株式会社リコー
中間転写ユニット及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
14日前
株式会社リコー
がん治療装置、及びがん治療システム
今日
株式会社リコー
表示システム、方法、およびプログラム
14日前
株式会社リコー
プラスチック部品及び再資源化選別方法
8日前
株式会社リコー
電子写真用ブレード、及び画像形成装置
8日前
株式会社リコー
シート処理装置および画像形成システム
7日前
株式会社リコー
画像形成装置、診断方法およびプログラム
14日前
株式会社リコー
樹脂成形部品、画像形成装置及び判断方法
20日前
株式会社リコー
吸引ユニット、送り装置および画像形成装置
8日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
7日前
株式会社リコー
樹脂成型品、及び、樹脂成型品の劣化判定方法
20日前
株式会社リコー
梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法
6日前
株式会社リコー
情報処理装置、画像形成方法およびプログラム
7日前
株式会社リコー
振動検出装置、ウエアラブル装置、配管検査装置
今日
株式会社リコー
移動体システム、情報処理装置及び情報処理方法
20日前
株式会社リコー
システム、サーバ装置、管理方法及びプログラム
7日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム
今日
株式会社リコー
中間転写ベルト、及び、それを用いた画像形成装置
7日前
株式会社リコー
立体造形物の製造方法、造形装置及び造形システム
20日前
株式会社リコー
画像形成装置、オプション装置および熱源制御方法
8日前
株式会社リコー
発電システム、蓄電装置、発電装置、及び発電方法
7日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
7日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
7日前
続きを見る