TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025011383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113459
出願日2023-07-11
発明の名称撮像装置、送信方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 21/234 20110101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置によって送信される画像データを固定すること。
【解決手段】本発明は、前記撮像装置によって撮像された動画を構成する画像フレームを繰り返し生成する撮像処理を行う撮像処理部と、前記撮像処理部により繰り返し生成される前記画像フレームを他の拠点の通信端末に送信する通信部と、前記通信端末に送信される前記画像フレームの固定指示を受け付ける受付部と、を有し、前記通信部は、前記受付部が前記固定指示を受け付けた場合、同じ画像フレームを繰り返し前記通信端末に送信する。
【選択図】図24
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置によって撮像された動画を構成する画像フレームを繰り返し生成する撮像処理を行う撮像処理部と、
前記撮像処理部により繰り返し生成される前記画像フレームを他の拠点の通信端末に送信する通信部と、
前記通信端末に送信される前記画像フレームの固定指示を受け付ける受付部と、を有し、
前記通信部は、前記受付部が前記固定指示を受け付けた場合、同じ画像フレームを繰り返し前記通信端末に送信する、撮像装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記受付部が、前記画像フレームの固定を解除する固定解除指示を受け付けた場合、前記通信部は、前記撮像処理部により繰り返し生成される前記画像フレームを前記通信端末に送信する請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記固定指示を受け付ける固定ボタンを有し、
前記受付部は、前記固定ボタンの押下により前記固定指示を受け付ける請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記固定解除指示を受け付ける固定解除ボタンを有し、
前記受付部は、前記固定解除ボタンの押下により前記固定解除指示を受け付ける請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記受付部は、前記通信端末から送信された遠隔コマンドにより前記固定指示を受け付ける請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記受付部は、前記通信端末から送信された遠隔コマンドにより前記固定解除指示を受け付ける請求項2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像処理部が生成する前記画像フレームから所定のオブジェクトを検出するオブジェクト検出部を有し、
前記受付部は、前記オブジェクト検出部が前記所定のオブジェクトを検出した場合に前記固定指示を受け付ける請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記所定のオブジェクトは、電子黒板であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記撮像装置が移動しているか停止したかを検出する動き検出部を有し、
前記受付部は、前記撮像装置が停止したことを前記動き検出部が検出した場合に前記固定指示を受け付ける請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記受付部は、前記撮像装置が移動を開始したことを前記動き検出部が検出した場合に、前記画像フレームの固定を解除する固定解除指示を受け付け、
前記通信部は、前記撮像処理部により繰り返し生成される前記画像フレームを前記通信端末に送信する請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、送信方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
一方の拠点から1つ以上の他の拠点にリアルタイムに少なくとも画像や音声を送信し、遠隔地にいるユーザー同士で画像や音声を用いた遠隔コミュニケーションを行う通信システムが知られている。この画像として、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲として例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)を含む広い撮像範囲で撮像された広い視野角を有する広視野画像が知られている。ユーザーは通信端末を操作して通信端末の表示画面に表示された広視野画像の一部の画像について、仮想的な視点を変更することで任意の仮想的な視点から広視野画像の一部の領域を見ることができる。
【0003】
撮像装置が揺れた場合に画像を補正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、監視カメラ本体のゆれの程度、その特性に応じた最適なゆれ補正を監視カメラにおいて行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、撮像装置によって送信される画像データが固定されていないという問題がある。例えば、ユーザーが撮像装置を持って移動し、停止した状態で広視野画像を配信する場合、ユーザーが停止した直後は、画像エンコードの特性とネットワークの利用可能帯域等に起因して、適切な画質の画像フレームが送信されるまでに時間を要する場合がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、撮像装置によって送信される画像データを固定する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、撮像装置によって撮像された動画を構成する画像フレームを繰り返し生成する撮像処理を行う撮像処理部と、前記撮像処理部により繰り返し生成される前記画像フレームを他の拠点の通信端末に送信する通信部と、前記通信端末に送信される前記画像フレームの固定指示を受け付ける受付部と、を有し、前記通信部は、前記受付部が前記固定指示を受け付けた場合、同じ画像フレームを繰り返し前記通信端末に送信する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、撮像装置によって送信される画像データを固定する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
広視野画像を用いた遠隔コミュニケーションの一例を説明する図である。
通信システムの構成概略図の一例である。
撮像装置のハードウエア構成図の一例である。
通信端末、情報処理システムのハードウエア構成図の一例である。
(a)は撮像装置の左側面図であり、(b)は撮像装置の正面図であり、(c)は撮像装置の平面図である。
撮像装置の使用イメージ図である。
(a)は撮像装置で撮像された半球画像(前)、(b)は撮像装置で撮像された半球画像(後)、(c)は正距円筒図法により表された画像を示した図である。
(a)正距円筒射影画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を三次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)はディスプレイに所定領域の画像が表示されている状態を示す図である。
所定領域情報と所定領域Tの画像との関係を示した図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
通信システムの機能構成図の一例である。
画像管理情報記憶部に記憶される画像管理情報を示す概念図である。
(a)は入室画面の一例を示す図である。(b)はユーザーが仮想ルームに入室したことで、通信端末が表示する画像閲覧画面の一例を示す図である。
ユーザー(又は通信端末)が仮想ルームに入室する処理を説明するシーケンス図の一例である。
仮想ルームに撮像装置を対応付けるための仮想ルーム対応付け画面(その1)の一例を示す図である。
仮想ルーム対応付け画面(その2)の一例を示す図である。
仮想ルーム対応付け画面(その3)の一例を示す図である。
通信端末が表示する広視野画像送信開始停止ダイアログの一例を示す図である。
ユーザーが仮想ルームに撮像装置を登録する手順を示すシーケンス図の一例である。
広視野画像が共有される流れを説明するシーケンス図の一例である。
ユーザーが撮像装置で周囲を撮像し、ストリーミング配信する状況を模式的に示す図である。
操作部へのボタン操作に応じて画像フレームを固定及び解除し、撮像装置が画像データを送信するまでの処理を説明するシーケンス図の一例である。
操作部へのボタン操作により撮像装置が画像フレームの固定及び固定解除を行うフローチャート図の一例である。
撮像装置又は撮像装置に接続されている通信端末が表示する画像フレーム選択画面の一例を示す図である。
操作部へのボタン操作又はタイマーにより撮像装置がの固定及び固定解除を行うフローチャート図の一例である。
固定フラグがONの間、通信端末が表示する画像フレームの一例を示す図である。
遠隔コマンドによる画像フレームの固定及び固定解除に応じて、撮像装置が画像データを送信するまでの処理を説明するシーケンス図の一例である。
遠隔操作により撮像装置が画像フレームの固定及び固定解除を行うフローチャート図の一例である。
オブジェクトの検出による画像フレームの固定に応じて、撮像装置が画像データを送信するまでの処理を説明するシーケンス図の一例である。
オブジェクトの検出により撮像装置が画像フレームの固定を行うフローチャート図の一例である。
撮像装置の停止の検出による画像フレームの固定に応じて、撮像装置が画像データを送信するまでの処理を説明するシーケンス図の一例である。
撮像装置の停止の検出により撮像装置が画像フレームの固定を行うフローチャート図の一例である。
撮像装置の停止の検出により撮像装置が画像フレームの固定を行い、タイマー又は移動開始の検出に応じて、固定フラグがOFFされる場合のフローチャート図の一例である。
通信システムが遠隔医療に適用された遠隔コミュニケーションの一例を説明する図である。
遠隔医療の場合において仮想ルームに撮像装置を対応付けるための仮想ルーム対応付け画面(その1)の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムで行われる送信方法について説明する。
【0010】
<遠隔コミュニケーションの一例>
図1は、広視野画像を用いた遠隔コミュニケーションの一例を説明する図である。図1では、3つの拠点A~Cが情報処理システム50を介して通信している。拠点の数は一例に過ぎず、2拠点でも、4拠点以上でもよい。遠隔コミュニケーションとは、物理的に離れたところにいる相手と、ITツールを活用することによって画像や音声を通じた意思疎通を図ることを言う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
環境音制御方法
2か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
ヘッドホンカバー
18日前
個人
押しボタン式側圧調整器
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
11日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
リオン株式会社
聴取装置
10日前
株式会社クボタ
作業車両
2か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
19日前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
10日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
19日前
株式会社Move
イヤホン
3日前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
2か月前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
2か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
2か月前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
19日前
リオン株式会社
マイクロホン
2か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
10日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
13日前
株式会社日立国際電気
試験システム
20日前
Rita合同会社
第1装置、システム
12日前
株式会社フューチャーコネクト
サーバー装置
2か月前
デュプロ精工株式会社
シート撮影装置
2か月前
シャープ株式会社
転倒防止器具
2か月前
シャープ株式会社
転倒防止器具
2か月前
アズビル株式会社
放熱構造及びカメラ
7日前
続きを見る