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公開番号2025180289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087501
出願日2024-05-29
発明の名称位置合わせ支援システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B41J 29/00 20060101AFI20251204BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】第一の装置と第二の装置とを連結するときの位置合わせ作業の利便性を向上させる位置合わせ支援システムを提供する。
【解決手段】 第一の装置と第二の装置とを連結する際に第一の装置と第二の装置との位置合わせを支援するアシスト手段を備える位置合わせ支援システムにおいて、アシスト手段は、第一の装置又は第二の装置のいずれか一方に設けられたセンサと、第一の装置又は第二の装置のいずれか他の一方に設けられた、センサと対向し当該他の一方の装置と一方の装置との位置を検知可能にする検知部材と、センサと検知部材との相対的な位置関係の判定をし、当該判定に基づいて相対的な位置関係を示す情報をユーザに報知する制御手段と、を含む位置合わせ支援システムによる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一の装置と第二の装置とを連結する際に第一の装置と第二の装置との位置合わせを支援するアシスト手段を備える位置合わせ支援システムであって、
前記アシスト手段は、
前記第一の装置又は前記第二の装置のいずれか一方に設けられたセンサと、
前記第一の装置又は前記第二の装置のいずれか他の一方に設けられた、前記センサと対向し当該他の一方の装置と前記一方の装置との位置を検知可能にする検知部材と、
前記センサと前記検知部材との相対的な位置関係の判定をし、当該判定に基づいて前記相対的な位置関係を示す情報をユーザに報知する制御手段と、
を含むことを特徴とする位置合わせ支援システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記センサは、発光部と受光部とを有し、
前記検知部材は、前記発光部から照射された光を前記受光部に向けて反射させる反射部材であり、
前記制御手段は、
前記一方の装置に設けられた前記発光部から照射され前記反射部材において反射された反射光を前記受光部が受光したときの光度に基づいて、前記第一の装置と前記第二の装置の位置関係を特定し、
前記相対的な位置関係であって距離に応じた情報を表示部に表示させる、
請求項1に記載の位置合わせ支援システム。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記発光部の点灯状態を制御する点灯制御手段を備え、
前記情報に基づいて前記発光部を消灯状態、点滅状態、または点灯状態に切り替える、
請求項2に記載の位置合わせ支援システム。
【請求項4】
前記第一の装置と前記第二の装置は、積載した状態で連結される装置である、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の位置合わせ支援システム。
【請求項5】
前記第二の装置は、積載した状態において前記第一の装置の下側に配置される、
請求項4記載の位置合わせ支援システム。
【請求項6】
前記第一の装置は、シート状の媒体に画像を形成する画像形成装置、又は当該画像形成装置において前記画像が形成される媒体を収容し供給するシート収容装置である、
請求項1に記載の位置合わせ支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、位置合わせ支援システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複数の装置を連携させて稼働する様々なシステムが知られている。例えば、収容されたシート状の媒体に対し画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置における媒体収容数を増量させる媒体供給装置を連結させた画像形成システムが知られている。
【0003】
例えば、画像形成システムにおいて、画像形成装置と、これに連結する媒体供給装置を、重力方向(積載方向)にて連結するものが知られている。
【0004】
また、画像形成装置と媒体供給装置とを媒体の搬送方向(水平方向)である水平方向にて連結する画像形成システムも知られている。
【0005】
複数の装置を連結する画像形成システムにおいて、装置の連結時に各装置の位置合わせを支援する技術が知られている。例えば、水平方向にて連結する画像システムにおいて、媒体供給装置に、光を発光する発光部が取付けられる発光部取付け部が設けられ、画像形成装置に対向する面のうちの画像形成装置から遠い側の第1の面と、発光部から照射された光を通過させる貫通孔が形成される、画像形成装置に対向する面のうちの画像形成装置から近い側の第2の面と、を有し、画像形成装置は、貫通孔を通過した光が照射される照射部が設けられる、ユニット装置と対向する面を有する画像形成システムが開示されている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されている構成は、画像形成装置に対して媒体供給装置を水平方向に直列に連結するシステムにおけるアライメント調整に適用可能なものである。しかし、特許文献1に開示されている構成では、画像形成装置の下部において媒体供給装置を連結させて積載するシステムにおける連結の作業効率の向上には適用できない、という課題がある。
【0007】
例えば、画像形成装置の下部に媒体供給装置を載置し、媒体供給装置の上部に画像形成装置を積載させて連結する画像形成システムでは、例えば、画像形成装置の底面部に設けられた位置決め穴に、媒体供給装置の上面部に設けられた位置決めピンを篏合させる、という構成が採用される。
【0008】
このような従来構成の場合、画像形成装置を持って支える人員、位置決め穴と位置決めピンの位置を合わせるための確認をする人員を必要とする。したがって、画像形成装置に媒体供給装置を連結するときの位置合わせ作業には、およそ4人程度の人員を必要とする。すなわち、従来技術において、複数の装置の位置合わせを垂直方向で行うときに、位置合わせを容易に行うには課題がある。
【0009】
本発明は、第一の装置と第二の装置とを連結するときの位置合わせ作業の利便性を向上させる位置合わせ支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、第一の装置と第二の装置とを連結する際に第一の装置と第二の装置との位置合わせを支援するアシスト手段を備える位置合わせ支援システムにおいて、前記アシスト手段は、前記第一の装置又は前記第二の装置のいずれか一方に設けられたセンサと、前記第一の装置又は前記第二の装置のいずれか他の一方に設けられた、前記センサと対向し当該他の一方の装置と前記一方の装置との位置を検知可能にする検知部材と、前記センサと前記検知部材との相対的な位置関係の判定をし、当該判定に基づいて前記相対的な位置関係を示す情報をユーザに報知する制御手段と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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