TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025013466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024192974,2020214010
出願日2024-11-01,2020-12-23
発明の名称半導体装置および半導体装置の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H10F 39/18 20250101AFI20250117BHJP()
要約【課題】 半導体装置における配線の微細化と信号伝送の高速化の少なくとも一方を実現する有利な技術を提供する。
【解決手段】 半導体層の上に、各々がダマシン構造を有する複数の配線を備えた半導体装置であって、複数の配線は互いに隣り合う第1配線および第2配線を含み、第1配線は、第1配線が延在する方向に沿って、第1部分と、第2部分と、第1部分と第2部分との間の第3部分と、を有し、第3部分の幅が第1部分の幅および第2部分の幅よりも大きい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
半導体層の上に、各々がダマシン構造を有する複数の配線を備えた半導体装置であって、
前記複数の配線は互いに隣り合う第1配線および第2配線を含み、
前記第1配線の一端と他端との間の距離が33mmよりも大きく、
前記第1配線は、前記第1配線が延在する方向に沿って、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分と、を有し、
前記第1部分の幅および前記第2部分の幅が180nmよりも小さく、
前記第3部分の幅が前記第1部分の前記幅および前記第2部分の前記幅よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
半導体層の上に、各々がダマシン構造を有する複数の配線を備えた半導体装置であって、
前記複数の配線は互いに隣り合う第1配線および第2配線を含み、
前記第1配線は、前記第1配線が延在する方向に沿って、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分と、を有し、
前記第1配線の前記第1部分と前記第2部分との間の距離が33mmよりも大きく、
前記第3部分の幅は、前記第1部分から前記第2部分までの範囲における前記第1配線の最大幅であって、180nmよりも小さいことを特徴とする半導体装置。
【請求項3】
前記第3部分の前記幅と前記第1部分の前記幅との差、および、前記第3部分の前記幅と前記第2部分の前記幅との差が、50nmよりも大きい、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3部分の前記幅と前記第1部分の前記幅との差が、前記第1部分の前記幅よりも小さく、前記第3部分の前記幅と前記第2部分の前記幅との差が、前記第2部分の前記幅よりも小さい、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第3部分の前記幅が110nmよりも大きい、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第3部分と前記第2配線との間の距離が、前記第1部分の前記幅および前記第2部分の前記幅よりも大きい、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1部分と前記第2配線との間の距離、および、前記第2部分と前記第2配線との間の距離が、前記第3部分の前記幅よりも小さい請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記方向に沿った前記第2部分の長さは、前記第1部分の前記幅および前記第2部分の前記幅よりも大きい、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1部分は、前記方向に沿って、前記一端と前記第3部分との間に位置し、
前記第2部分は、前記方向に沿って、前記他端と前記第3部分との間に位置し、
前記第1配線は、前記方向に沿って、前記一端と前記第1部分との間の第4部分と、前記第4部分と前記第1部分との間の第5部分と、前記他端と前記第2部分との間の第6部分と、前記第6部分と前記第2部分との間の第7部分と、を有し、
前記第5部分の幅および前記第7部分の幅が、前記第1部分の前記幅、前記第2部分の前記幅、前記第4部分の幅および前記第6部分の幅よりも大きい、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記半導体層は複数の光電変換部を有する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置においては、配線の微細化のためダマシン配線が用いられる。特許文献1には、ダマシン配線を繋ぎ露光で形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-229749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、繋ぎ部分での繋ぎ誤差によって、配線の断線あるいは不適切な配線との短絡が生じやすいという課題がある。この課題は、配線の微細化に伴って顕在化しうるため、これらの課題は微細化の障壁になりうる。また、配線による信号伝送の高速化に向けた検討がなされていない。そこで本発明は、半導体装置における配線に関し、微細化と信号伝送の高速化の少なくとも一方に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的のための第1の観点は、半導体層の上に、各々がダマシン構造を有する複数の配線を備えた半導体装置であって、前記複数の配線は互いに隣り合う第1配線および第2配線を含み、前記第1配線の一端と他端との間の距離が33mmよりも大きく、前記第1配線は、前記第1配線が延在する方向に沿って、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分と、を有し、前記第1部分の幅および前記第2部分の幅が180nmよりも小さく、前記第3部分の幅が前記第1部分の前記幅および前記第2部分の前記幅よりも大きいことを特徴とする。
【0006】
上記目的のための別の観点は、半導体層の上に、各々がダマシン構造を有する複数の配線を備えた半導体装置であって、
前記複数の配線は互いに隣り合う第1配線および第2配線を含み、
前記第1配線は、前記第1配線が延在する方向に沿って、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分と、を有し、
前記第1配線の前記第1部分と前記第2部分との間の距離が33mmよりも大きく、
前記第3部分の幅は、前記第1部分から前記第2部分までの範囲における前記第1配線の最大幅であって、180nmよりも小さいことを特徴とする半導体装置である。
【0007】
上記目的のための別の観点は、半導体層と、前記半導体層の上に設けられた絶縁体膜と、を含むウエハを用意する工程と、前記絶縁体膜の上に設けられたポジ型のフォトレジスト膜を露光する露光工程と、前記フォトレジスト膜を現像して前記フォトレジスト膜からレジストパターンを形成する現像工程と、前記レジストパターンを用いて前記絶縁体膜を加工して前記絶縁体膜にトレンチを形成する加工工程と、前記トレンチの中に配線を形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記ウエハは、第1領域と、第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域と、を有し、前記トレンチは、前記第1領域から前記第3領域を介して前記第2領域まで延在しており、前記露光工程は、前記第1領域および前記第3領域の上において前記フォトレジスト膜を露光する第1露光ショットと、前記第1露光ショットの後に、前記第2領域および前記第3領域の上において前記フォトレジスト膜を露光する第2露光ショットと、を含み、前記配線は、前記配線が延在する方向に沿って、前記第1領域の上に位置する第1部分と、前記第2領域の上に位置する第2部分と、前記第3領域の上に位置する第3部分と、を有し、前記第3部分の幅が前記第1部分の前記幅および前記第2部分の前記幅よりも大きいことを特徴とする。
【0008】
上記目的のための別の観点は、複数行および複数列に渡って配され、各々が光電変換部を備える複数の単位画素と、1列の前記単位画素に接続され、前記単位画素の出力を伝送する複数の出力線とを有する半導体装置であって、前記複数の出力線は、第1出力線と、前記第1出力線と隣り合う部分を備える第2出力線と、前記第2出力線と隣り合う部分を備える第3出力線とを少なくとも含み、前記第1出力線、前記第2出力線、前記第3出力線はともに第1方向に沿って延在する部分を含み、前記第1出力線、前記第2出力線、前記第3出力線は、第1の位置と、前記第1の位置とは別の第2の位置とを通り、前記第1出力線と前記第2出力線との間の距離と、前記第2出力線と前記第3出力線との間の距離と、前記第1出力線と前記第3出力線との間の距離のうちの少なくとも2つの距離の各々が、前記第1の位置よりも前記第2の位置の方が長いことを特徴とする半導体装置である。
【0009】
上記目的のための別の観点は、半導体層と、前記半導体層の上に設けられた絶縁体膜と、を含むウエハを用意する工程と、前記絶縁体膜の上に設けられたポジ型のフォトレジスト膜を露光する露光工程と、前記フォトレジスト膜を現像して前記フォトレジスト膜からレジストパターンを形成する現像工程と、前記レジストパターンを用いて前記絶縁体膜を加工して前記絶縁体膜にトレンチを形成する加工工程と、前記トレンチの中に配線を形成する配線工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記ウエハは、第1領域と、第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域と、を有し、前記トレンチは、前記第1領域から前記第3領域を介して前記第2領域まで延在しており、前記露光工程は、前記第1領域および前記第3領域の上において前記フォトレジスト膜を露光する第1露光ショットと、前記第1露光ショットの後に、前記第2領域および前記第3領域の上において前記フォトレジスト膜を露光する第2露光ショットと、を含み、前記露光工程の前記第1露光ショットと前記第2露光ショットの間における前記フォトレジスト膜は、前記第1領域の上に位置し前記第1露光ショットで露光された第1露光部と、前記第3領域の上に位置し前記第1露光ショットで露光された第2露光部と、前記第1露光部と前記第2露光部との間に位置し前記第1露光ショットで露光された第3露光部と、を有し、前記露光工程の前記第2露光ショットの間の後における前記フォトレジスト膜は、前記第2領域の上に位置し前記第2露光ショットで露光された第4露光部と、前記第3領域の上に位置し前記第2露光ショットで露光された第5露光部と、前記第4露光部と前記第5露光部との間に位置し前記第2露光ショットで露光された第6露光部と、を有し、前記第5露光部の少なくとも一部が前記第2露光部を含み、前記現像工程では、前記第1露光部、前記第2露光部、前記第3露光部、前記第4露光部、前記第5露光部および前記第6露光部が除去され、前記第2露光部の幅が前記第3露光部の幅よりも小さいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、半導体装置における配線に関し、微細化と信号伝送の高速化の少なくとも一方について有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
11日前
キヤノン株式会社
記録装置
11日前
キヤノン株式会社
電子機器
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
記録装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
記録装置
3日前
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
キヤノン株式会社
制御装置
10日前
キヤノン株式会社
操作装置
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
定着装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
トナー容器
10日前
キヤノン株式会社
トナー容器
10日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
続きを見る