TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025005242
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105354
出願日2023-06-27
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250108BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 判別されたシート情報に対応した画像形成を行うか行かをユーザが判断できるようにし、判別されたシート情報が不適切であることにより形成される画像の品質が低下することを抑制するとともに、シート情報を簡単に変更できるようにする。
【解決手段】 ディスプレイ502に表示された第1シート情報を変更するユーザ指示をディスプレイ502が受け付けた場合、制御部400はユーザによって変更された第2シート情報に対応した第2画像形成条件を設定し、画像形成部201Bは第2画像形成条件に基づき、シートに画像を形成する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送されたシートの物性を検知するためのシート検知部と、
前記シート検知部の検知結果に基づいたシート情報を表示し、ユーザ指示を受け付ける操作部と、
前記シート情報に対応した画像形成条件を設定する制御部と、
前記設定された画像形成条件に基づき、前記搬送部により搬送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を有し、
前記搬送部によって搬送されたシートの物性を前記シート検知部が検知した際の検知結果に基づく第1シート情報を前記操作部が表示した状態であり、前記搬送部が前記シートを停止させた状態において、
前記操作部に表示された前記第1シート情報に対応した画像形成の指示を示すユーザ指示を前記操作部が受け付けた場合、前記搬送部は前記シートの搬送を再開し、前記制御部は表示された第1シート情報に対応した第1画像形成条件を設定し、前記画像形成部は前記第1画像形成条件に基づき、前記シートに前記画像を形成し、
前記操作部に表示された前記第1シート情報を変更するユーザ指示を前記操作部が受け付けた場合、前記搬送部は前記シートの搬送を再開し、前記制御部はユーザによって変更された第2シート情報に対応した第2画像形成条件を設定し、前記画像形成部は前記第2画像形成条件に基づき、前記シートに前記画像を形成する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記表示された第1シート情報に対応した画像形成の指示を示すユーザ指示は、前記第1シート情報が正しいことを示す指示である、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記搬送部によって排出されたシートが積載される積載部と、を有し、
画像形成のキャンセルを示すユーザ指示を前記操作部が受け付けた場合、前記搬送部は前記シートの搬送を再開し、前記画像形成部は前記シートに前記画像を形成せず、前記搬送部は前記シートを前記積載部に排出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1シート情報には、シート種類情報が含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1シート情報には、坪量情報が含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1シート情報には、シート種類情報及び坪量情報が含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1シート情報が前記操作部に表示された状態において、ユーザ指示を前記操作部が受け付けたことに応じて前記操作部は前記第2シート情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記操作部は、前記第1シート情報を表示する第1表示モードと、前記シート検知部の前記検知結果を表示しない第2表示モードと、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記シート検知部は、超音波センサを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記シート検知部は、光学センサを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式の画像形成装置は、シートの種類を判定するためにメディアセンサを備えている。メディアセンサは光学センサ等を用いてシートの物性の検知を行う。画像形成装置は予め登録されているシート情報の中からメディアセンサの検知結果に基づきシート種類を判定する。
【0003】
特許文献1には、画像形成指示の受信に応じて、メディアセンサによりシートの物性を検知し、紙種自動判別結果を表示する装置が開示されている。また、紙種自動判別結果とともに、画像形成の開始を指示するボタンと、画像形成ジョブをキャンセルするためのキャンセルボタンと、が表示されることが開示されている。紙種自動判別結果が正しいとユーザが判断した場合、ユーザは、画像形成の開始を指示するボタンを操作することによって、表示された紙種自動判別結果に対応した画像形成を実行させることができる。一方、紙種自動判別結果が正しくないとユーザが判断した場合、ユーザは、キャンセルボタンを操作することによって、画像形成ジョブをキャンセルさせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-111753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の装置において、紙種自動判別結果が不適切であった場合、ユーザは画像形成ジョブをキャンセルさせてから手動でシートの設定を行い、再度、画像形成指示をする必要があった。
【0006】
本発明は、以下のことを目的とする。シート情報を自動判別し、判別されたシート情報に対応する画像形成条件に基づき画像を形成する装置において、判別されたシート情報に対応した画像形成を行うか行かを、ユーザが判断できるようにする。これにより、判別されたシート情報が不適切であることにより、形成される画像の品質が低下することを抑制することができる。さらに、シート情報を簡単に変更でき、変更されたシート情報に対応した画像形成条件を用いて簡単に画像を形成できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、シートを搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送されたシートの物性を検知するためのシート検知部と、前記シート検知部の検知結果に基づいたシート情報を表示し、ユーザ指示を受け付ける操作部と、前記シート情報に対応した画像形成条件を設定する制御部と、前記設定された画像形成条件に基づき、前記搬送部により搬送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を有し、前記搬送部によって搬送されたシートの物性を前記シート検知部が検知した際の検知結果に基づく第1シート情報を前記操作部が表示した状態であり、前記搬送部が前記シートを停止させた状態において、前記操作部に表示された前記第1シート情報に対応した画像形成の指示を示すユーザ指示を前記操作部が受け付けた場合、前記搬送部は前記シートの搬送を再開し、前記制御部は表示された第1シート情報に対応した第1画像形成条件を設定し、前記画像形成部は前記第1画像形成条件に基づき、前記シートに前記画像を形成し、前記操作部に表示された前記第1シート情報を変更するユーザ指示を前記操作部が受け付けた場合、前記搬送部は前記シートの搬送を再開し、前記制御部はユーザによって変更された第2シート情報に対応した第2画像形成条件を設定し、前記画像形成部は前記第2画像形成条件に基づき、前記シートに前記画像を形成する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、シート情報を自動判別し、判別されたシート情報に対応する画像形成条件に基づき画像を形成する装置において、判別されたシート情報に対応した画像形成を行うか行かを、ユーザが判断できるようにする。これにより、判別されたシート情報が不適切であることにより、形成される画像の品質が低下することを抑制することができる。さらに、シート情報を簡単に変更でき、変更されたシート情報に対応した画像形成条件を用いて簡単に画像を形成できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置を示した図
制御ブロック図を示した図
定着部においてシートを分離する様子を示した図
メディアセンサをシート搬送方向と直交する方向に見た図
メディアセンサをシート搬送方向に見た図
ラインセンサの読み取りイメージを示した図
透過係数-坪量の関係を示した図
シートの個体差バラツキの概念図
ディスプレイの表示を示した図(「手動設定/判定」モード選択)
ディスプレイの表示を示した図(「報知/非報知」モード選択)
画像形成動作のフローチャート図
ディスプレイの表示例を示した図(報知結果)
ディスプレイの表示例を示した図(画像形成モード設定)
画像形成モードを判定するためのフローチャート図
表面性分類マトリックスを示した図
坪量範囲とシートの種類とに対応した画像形成モードを示した図
シート判定結果非報知モードのフローチャート図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態の画像形成装置について図1を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「坪量」とはシートの単位面積当たりの質量であり、[g/m^2]で表されるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置及び記録方法
今日
キヤノン株式会社
露光方法、露光装置、および物品製造方法
今日
キヤノン株式会社
撮像装置、アクセサリおよびそれらの制御方法
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
今日
キヤノン株式会社
認証装置、認証装置の制御方法、及びプログラム
今日
キヤノン株式会社
プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム
今日
キヤノン株式会社
電動機、ステージ装置、リソグラフィー装置および物品製造方法
今日
キヤノン株式会社
リニアモータ、ステージ装置、リソグラフィー装置および物品製造方法
今日
キヤノン株式会社
撥液化処理されたインプリントモールドの製造方法、撥液層の形成方法、モールドの撥液化装置
今日
個人
表示装置
1か月前
個人
露光裕度拡大方法
2か月前
株式会社シグマ
レンズフード
2か月前
株式会社シグマ
フードキャップ
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
キヤノン株式会社
光学機器
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3か月前
国立大学法人広島大学
撮像装置
1か月前
信越ポリマー株式会社
スポンジローラ
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
現像装置
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
定着装置
24日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
23日前
続きを見る