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公開番号2025101178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217829
出願日2023-12-25
発明の名称画像処理装置および画像処理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 1/387 20060101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像が主画像に決定される回数について外部機器間での不公平が生じないようにする技術を提供する。
【解決手段】本発明の画像処理装置は、複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像を取得する取得手段と、前記複数の画像のいずれかを主画像として、前記複数の画像のレイアウトを決定する決定手段と、前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する画像が前記主画像に決定されたことの履歴である主画像履歴を管理する管理手段とを有し、前記決定手段は、前記複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の主画像履歴に基づいて、前記主画像を決定することを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像を取得する取得手段と、
前記複数の画像のいずれかを主画像として、前記複数の画像のレイアウトを決定する決定手段と、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する画像が前記主画像に決定されたことの履歴である主画像履歴を管理する管理手段と
を有し、
前記決定手段は、前記複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の主画像履歴に基づいて、前記主画像を決定する
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記主画像履歴は、前記外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された回数に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記決定手段は、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する主画像履歴に基づいて、当該外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された回数の増加によって低下する評価値を取得し、
前記評価値が最も高い外部機器に対応する画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記主画像履歴は、前記外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された最後のタイミングに関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する主画像履歴に基づいて、当該外部機器に対応する画像が現在までに前記主画像に決定されなかった連続回数の増加によって増加する評価値を取得し、
前記評価値が最も高い外部機器に対応する画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記主画像履歴は、前記外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された回数に関する第1の情報と、前記外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された最後のタイミングに関する第2の情報とを含み、
前記決定手段は、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する第1の情報に基づいて、当該外部機器に対応する画像が前記主画像に決定された回数の逆数に第1の係数を乗算することによって、第1のスコアを取得し、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する第2の情報に基づいて、当該外部機器に対応する画像が現在までに前記主画像に決定されなかった連続回数に第2の係数を乗算することによって、第2のスコアを取得し、
前記第1のスコアと前記第2のスコアとの合計値である評価値が最も高い外部機器に対応する画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記評価値が最も高い外部機器が複数存在する場合に、前記決定手段は、
前記評価値が最も高い複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器の第2のス
コアを下げることによって、当該外部機器の評価値を更新し、
前記評価値が最も高い複数の外部機器のうち、更新後の評価値が最も高い外部機器に対応する画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記更新後の評価値が最も高い外部機器が複数存在する場合に、前記決定手段は、前記更新後の評価値が最も高い複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像のうち、最初に取得された画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記評価値が最も高い外部機器が複数存在する場合に、前記決定手段は、前記評価値が最も高い複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像のうち、最初に取得された画像を前記主画像に決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項10】
複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像を取得する取得ステップと、
前記複数の画像のいずれかを主画像として、前記複数の画像のレイアウトを決定する決定ステップと、
前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する画像が前記主画像に決定されたことの履歴である主画像履歴を管理する管理ステップと
を有し、
前記決定ステップでは、前記複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の主画像履歴に基づいて、前記主画像を決定する
ことを特徴とする画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特に複数の外部機器から受信した複数の画像のレイアウトを決定する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像処理装置により、1枚の用紙に複数の画像が印刷されることがある。特許文献1には、複数の画像から変化に富んだ1つの画像を生成する技術が開示されている。特許文献2には、複数の外部機器から受信した複数の画像を1枚の用紙に印刷する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-54677号公報
特開2020-62858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2に開示の技術では、1枚の用紙に複数の画像が異なるサイズで配置(印刷)されることがあり、画像が主画像(例えば、最も大きいサイズで配置される画像)に決定される回数について外部機器間での不公平が生じることがある。例えば、外部機器に依って、画像が主画像に決定される回数が多かったり、当該回数が少なかったり、画像が一度も主画像に決定されなかったりする。
【0005】
本発明は、画像が主画像に決定される回数について外部機器間での不公平が生じないようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像処理装置は、複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の画像を取得する取得手段と、前記複数の画像のいずれかを主画像として、前記複数の画像のレイアウトを決定する決定手段と、前記複数の外部機器のそれぞれについて、その外部機器に対応する画像が前記主画像に決定されたことの履歴である主画像履歴を管理する管理手段とを有し、前記決定手段は、前記複数の外部機器にそれぞれ対応する複数の主画像履歴に基づいて、前記主画像を決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像が主画像に決定される回数について外部機器間での不公平が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷装置のブロック図である。
印刷装置の出力物の模式図である。
基本的な印刷方法のフローチャートである。
印刷の様子を示す模式図である。
印刷履歴と主画像履歴のデータ構成図である。
パーティーモード処理と主画像決定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明を適用可能な装置(画像処理装置)の一例としての印刷装置100の構成を示すブロック図である。印刷装置100では、CPU101、内蔵記憶装置102、メモリ103、表示制御部104、操作部105、画像入力部106、画像処理部107、および印刷部108が、内部バス111を介して互いに通信可能に接続されている。
【0010】
内蔵記憶装置102には、画像データといった様々なデータ、およびCPU101が動作するための各種プログラムが格納される。メモリ103としては、例えばRAMが用いられる。操作部105は、ユーザ操作を受け付け、ユーザ操作に応じた制御信号を生成し、CPU101に供給する。操作部105として、例えば、キーボードといった文字情報入力デバイス、マウスまたはタッチパネルといったポインティングデバイス、または操作ボタンを用いることができる。タッチパネルは、例えば、平面的に構成された入力部に対するユーザの接触位置に応じた座標情報を出力する入力デバイスである。CPU101は、例えば、ユーザ操作に応じて操作部105により生成された制御信号を受け取り、この制御信号に基づいて、内蔵記憶装置102に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムに従い、印刷装置100の各部を制御する。この際に、メモリ103がCPU101のワークメモリとして適宜用いられる。ユーザは、このようにして、操作部105に対するユーザ操作に応じた動作を印刷装置100に行わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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