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公開番号
2025101314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218081
出願日
2023-12-25
発明の名称
電子機器、および電子機器の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像部の姿勢変化を緩やかにする場合において、撮影者が自身の意図した向きに撮像部を容易に向けられるようにする。
【解決手段】本発明の電子機器は、ユーザーが把持する把持部の姿勢と、前記把持部に対する姿勢を変更可能に設けられた撮像部の姿勢との差に関する情報を取得する取得手段と、前記撮像部によって撮像された画像を表示するように制御する表示制御手段とを有し、前記把持部の姿勢が変化した場合に、前記撮像部の姿勢は、前記把持部の姿勢の変化よりも緩やかに、前記把持部の姿勢に追従し、前記表示制御手段は、前記情報に基づいて、前記撮像部の追従完了時における撮像範囲または当該撮像範囲の位置として予測される範囲または位置を、前記画像上で識別可能にするように制御することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーが把持する把持部の姿勢と、前記把持部に対する姿勢を変更可能に設けられた撮像部の姿勢との差に関する情報を取得する取得手段と、
前記撮像部によって撮像された画像を表示するように制御する表示制御手段と
を有し、
前記把持部の姿勢が変化した場合に、
前記撮像部の姿勢は、前記把持部の姿勢の変化よりも緩やかに、前記把持部の姿勢に追従し、
前記表示制御手段は、前記情報に基づいて、前記撮像部の追従完了時における撮像範囲または当該撮像範囲の位置として予測される範囲または位置を、前記画像上で識別可能にするように制御する
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記把持部と、
前記撮像部と、
前記把持部の姿勢が変化した場合に、前記撮像部の姿勢が、前記把持部の姿勢の変化よりも緩やかに、前記把持部の姿勢に追従するように、前記撮像部の姿勢を制御する制御手段と
をさらに有する撮像装置である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記把持部の姿勢を検出する検出手段
をさらに有し、
前記取得手段は、前記把持部の姿勢に基づいて前記情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記予測される範囲を示す枠を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記予測される範囲を示す枠と当該枠のグリッド線とを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記予測される位置を示す点を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記画像における、前記予測される範囲外の領域をマスクするように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記ユーザーからの指示に従って、前記予測される範囲または位置を識別可能にする表示形態を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記ユーザーからの指示に従って、前記予測される範囲または位置を識別可能にするか否かを切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記表示制御手段は、前記撮像部の姿勢と前記把持部の姿勢との差が閾値よりも小さい
場合には前記予測される範囲または位置を識別可能にしないように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、および電子機器の制御方法に関するものであり、特に撮影映像の揺れを防ぐ撮影時の制御に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、SNSなどで発信するために個人が日常を動画で記録するVlog撮影が広く行われている。撮影者は、撮像装置を手で保持して歩きながらVlog撮影を行うことが多い。そのため、Vlog撮影として、撮影映像の揺れを防ぐ電動式ジンバル装置を用いた撮影が広く行われている。
【0003】
電動式ジンバル装置を用いた撮影では、手振れによる撮像装置(撮像部)の動き(姿勢変化)を抑制し、パンニングやチルティングといった、撮影者の意図する撮像装置の動きを緩やかにすることが望ましい場合がある。特許文献1には、撮像装置の動きを低周波成分の動きと高周波成分の動きとに分離し、それぞれの動きを適した形で打ち消すこと技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、非パンニング状態からパンニング状態に移行する際に低周波成分の動きが緩やかに抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-180917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、撮像装置(撮像部)の動き(姿勢変化)を緩やかにすると、撮影者による姿勢変更動作(撮像装置の姿勢を変更する動作)の完了タイミングに対して、撮像装置の動きが落ち着くタイミングが遅延する。そのため、撮影者の意図する向きと撮像装置が最終的に落ち着く向きとに相違が発生する可能性がある。そして、撮像装置が最終的に落ち着く向きが撮影者の意図する向きと異なる場合に、撮像装置の向きを再調整すると、不自然な撮影映像が得られてしまう。
【0006】
本発明は、撮像部の姿勢変化を緩やかにする場合において、撮影者が自身の意図した向きに撮像部を容易に向けられるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電子機器は、ユーザーが把持する把持部の姿勢と、前記把持部に対する姿勢を変更可能に設けられた撮像部の姿勢との差に関する情報を取得する取得手段と、前記撮像部によって撮像された画像を表示するように制御する表示制御手段とを有し、前記把持部の姿勢が変化した場合に、前記撮像部の姿勢は、前記把持部の姿勢の変化よりも緩やかに、前記把持部の姿勢に追従し、前記表示制御手段は、前記情報に基づいて、前記撮像部の追従完了時における撮像範囲または当該撮像範囲の位置として予測される範囲または位置を、前記画像上で識別可能にするように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像部の姿勢変化を緩やかにする場合において、撮影者が自身の意図した向きに撮像部を容易に向けられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
デジタルカメラの外観図である。
デジタルカメラの示すブロック図である。
予測表示に関する設定画面の模式図である。
撮影モード処理のフローチャートである。
動作量取得処理のフローチャートである。
予測処理のフローチャートである。
予測表示処理のフローチャートである。
点表示モードにおける表示映像の遷移を示す模式図である。
枠+グリッド線表示モードにおける表示映像の遷移を示す模式図である。
枠のみ表示モードにおける表示映像の遷移を示す模式図である。
範囲外指標の表示例を示す模式図である。
マスクモードにおける表示映像の遷移を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1(A),1(B)は、本発明を適用可能な装置(電子機器)の一例としてのデジタルカメラ100(撮像装置)の外観図である。図1(A)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(B)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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