TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025011842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114202
出願日2023-07-12
発明の名称撮像装置の制御装置および制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/695 20230101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置が適切に巡回撮像を行うことができるようにする制御装置を提供すること。
【解決手段】撮像部を有する撮像装置を制御する制御装置であって、所定の撮像順序に従って、前記撮像部が複数の撮像位置を巡回して撮像するように制御する制御手段と、所定の撮像対象を検出する検出手段と、前記複数の撮像位置のいずれかにおいて前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されない場合、当該撮像位置における撮像時間を短縮する短縮手段と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
撮像部を有する撮像装置を制御する制御装置であって、
所定の撮像順序に従って、前記撮像部が複数の撮像位置を巡回して撮像するように制御する制御手段と、
所定の撮像対象を検出する検出手段と、
前記複数の撮像位置のいずれかにおいて前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されない場合、当該撮像位置における撮像時間を短縮する短縮手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されない場合、前記短縮手段は当該撮像位置における撮像時間を0秒に短縮することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記短縮手段が前記撮像時間を短縮した後に、当該撮像位置において前記所定の撮像対象が検出された場合、前記短縮手段は前記撮像時間を初期設定値に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されなかった撮像位置を、前記所定の撮像順序から除外しないことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記撮像部は前記複数の撮像位置を所定経路に沿って巡回撮像するように設定されており、
前記撮像時間が0秒に短縮された場合、前記制御手段は前記撮像部の移動経路を前記所定経路から変更することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されなかった撮像位置を、前記所定の撮像順序から除外することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出された場合であっても、当該撮像位置に設定された撮像時間が経過する前に前記所定の撮像対象が検出できなくなると、前記制御手段は、前記撮像部を次の撮像位置に巡回させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御装置は所定速度以上で移動する前記所定の撮像対象がいるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記複数の撮像位置のいずれかにおいて前記判定手段により前記所定速度以上で移動する撮像対象がいると判定された場合、前記制御手段は、当該撮像位置において前記撮像部の画角を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御手段は、次回の巡回撮像で前記撮像部が前記所定速度以上で移動する撮像対象を前記撮像部の画角内に収めることができるように前記画角を大きくすることを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記撮像対象の移動速度に応じて前記画角を決定することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置の制御装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
パン・チルト・ズーム駆動が可能な撮像装置は、遠隔操作機によってズームレンズ操作やパン・チルト駆動操作を行い、自在な映像を出力できる。撮像装置の一般的な機能として、パン・チルト・ズームの位置情報を予めメモリに登録し、登録した位置へ指定されたタイミングで撮像部を移動することで、登録した位置(所望の登録座標)の映像を出力する機能(以下、「プリセット機能」と称する)がある。特許文献1には、プリセット機能を有する撮像装置が、予め設定した位置、滞在時間、移動速度などを、イベント検出に応じて変更する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-121081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、プリセット位置に所定の撮像対象がいなくなった場合の制御は開示されていない。そのため、人物(所定の撮像対象)がいると想定した位置に予めプリセット位置を設定しておき、自動でプリセット巡回させておいた場合、人の移動などにより、プリセット位置から人がいなくなっても、その場所をプリセット位置として撮像し続けてしまう。その結果、人のいないエリアを撮像し続けてしまうことになるので、本来意図した映像ではなくなってしまう。
【0005】
上記した課題に鑑み、本発明は、撮像装置が適切に巡回撮像を行うことができるようにする制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の1つの態様による制御装置は、撮像部を有する撮像装置を制御する制御装置であって、所定の撮像順序に従って、前記撮像部が複数の撮像位置を巡回して撮像するように制御する制御手段と、所定の撮像対象を検出する検出手段と、前記複数の撮像位置のいずれかにおいて前記検出手段により前記所定の撮像対象が検出されない場合、当該撮像位置における撮像時間を短縮する短縮手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば撮像装置が適切に巡回撮像を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置を含む撮像システムを示す図。
図1の撮像装置のプリセット機能を説明する図。
図1の撮像装置が実行する処理の概要を示すフローチャート。
図1の撮像装置が実行する処理の詳細を示すフローチャート。
本発明の第2の実施形態のプリセット機能を説明する図。
第2の実施形態の撮像装置が実行する処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されない。また、各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。全ての図において同一の機能を有するものは同一の参照符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
第1の実施形態
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態の撮像装置100を含む撮像システム10について説明する。
図1に示すように、撮像システム10は、撮像装置100と、他の撮像装置120a~120nと、スイッチャ108と、表示装置109とを含む。スイッチャ108および表示装置109は撮像装置100に接続されている。撮像装置100は撮像部101を有する。表示装置109はスイッチャ108に接続されている。他の撮像装置120a~120nはスイッチャ108に接続されている。表示装置109は例えば液晶ディスプレイである。なお、スイッチャ108には表示装置109以外の表示装置が接続されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
2日前
キヤノン株式会社
制御装置
9日前
キヤノン株式会社
操作装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
18日前
キヤノン株式会社
記録装置
18日前
キヤノン株式会社
記録装置
18日前
キヤノン株式会社
定着装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
トナー容器
9日前
キヤノン株式会社
トナー容器
9日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
続きを見る