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公開番号
2025011776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114093
出願日
2023-07-11
発明の名称
軸受構造
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
F16C
9/02 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】振動を抑制する。
【解決手段】軸受構造は、クランクシャフトに設けられる複数のジャーナル部の各々を支持する複数の軸受を備え、前記複数の軸受のうちの少なくとも1つの軸受の内径は、前記ジャーナル部が当該軸受に衝突する際の前記ジャーナル部の移動軌跡の延長線上において、当該軸受の他の部分と比べて小さくなっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
クランクシャフトに設けられる複数のジャーナル部の各々を支持する複数の軸受を備え、
前記複数の軸受のうちの少なくとも1つの軸受の内径は、前記ジャーナル部が当該軸受に衝突する際の前記ジャーナル部の移動軌跡の延長線上において、当該軸受の他の部分と比べて小さくなっている、
軸受構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数のジャーナル部は、第1ジャーナル部、前記第1ジャーナル部より後方に位置する第2ジャーナル部、前記第2ジャーナル部より後方に位置する第3ジャーナル部、前記第3ジャーナル部より後方に位置する第4ジャーナル部、および、前記第4ジャーナル部より後方に位置する第5ジャーナル部を含み、
前記複数の軸受は、前記第1ジャーナル部を支持する第1軸受、前記第2ジャーナル部を支持する第2軸受、前記第3ジャーナル部を支持する第3軸受、前記第4ジャーナル部を支持する第4軸受、および、前記第5ジャーナル部を支持する第5軸受を含み、
前記少なくとも1つの軸受は、前記第5軸受である、
請求項1に記載の軸受構造。
【請求項3】
前記クランクシャフトは、前記第1ジャーナル部と前記第2ジャーナル部とを接続する第1クランクピンと、前記第2ジャーナル部と前記第3ジャーナル部とを接続する第2クランクピンと、前記第3ジャーナル部と前記第4ジャーナル部とを接続する第3クランクピンと、前記第4ジャーナル部と前記第5ジャーナル部とを接続する第4クランクピンとを含み、
前記クランクシャフトの周方向において、前記第1クランクピンおよび前記第4クランクピンの位置と、前記第2クランクピンおよび前記第3クランクピンの位置とは、180°ずれており、
前記第1クランクピンには、前記クランクシャフトに対して第1方向に配置される第1気筒の第1ピストンが接続されており、
前記第2クランクピンには、前記クランクシャフトに対して前記第1方向と反対の第2方向に配置される第2気筒の第2ピストンが接続されており、
前記第3クランクピンには、前記クランクシャフトに対して前記第1方向に配置される第3気筒の第3ピストンが接続されており、
前記第4クランクピンには、前記クランクシャフトに対して前記第2方向に配置される第4気筒の第4ピストンが接続されており、
前記第5軸受の内径は、前記第1方向側の部分と、前記第1方向側の部分に対して前記クランクシャフトの回転方向側、かつ、前記第2方向側の部分に対して前記クランクシャフトの回転方向と逆側の部分とにおいて、前記第5軸受の他の部分と比べて小さくなっている、
請求項2に記載の軸受構造。
【請求項4】
前記第4軸受の内径は、前記第1方向側の部分において、前記第4軸受の他の部分と比べて大きくなっている、
請求項3に記載の軸受構造。
【請求項5】
前記第3軸受の内径は、前記第2方向側の部分において、前記第3軸受の他の部分と比べて小さくなっている、
請求項3または4に記載の軸受構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンを備える車両では、エンジンにより生成される動力を伝達するためのクランクシャフトが設けられている。クランクシャフトは、複数のジャーナル部を備えており、各ジャーナル部は、軸受によって支持されている。そして、特許文献1に記載されているように、クランクシャフトと軸受とが接触する部分の構造に関する種々の技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-264465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、クランクシャフトは、遠心力により弾性変形した状態で回転する。それにより、クランクシャフトと軸受との局所的な接触が生じることに起因して、振動が発生する。このような振動は、騒音等の要因となるので、振動を抑制することが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、振動を抑制することが可能な軸受構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一実施の形態に係る軸受構造は、
クランクシャフトに設けられる複数のジャーナル部の各々を支持する複数の軸受を備え、
前記複数の軸受のうちの少なくとも1つの軸受の内径は、前記ジャーナル部が当該軸受に衝突する際の前記ジャーナル部の移動軌跡の延長線上において、当該軸受の他の部分と比べて小さくなっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、振動を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。
図2は、本発明の実施形態に係るクランクシャフトの回転時における弾性変形を示す模式図である。
図3は、本発明の実施形態に係るクランクシャフトの回転時における弾性変形を示す模式図である。
図4は、図1のA-A断面を示す断面図である。
図5は、図2のB-B断面を示す断面図である。
図6は、図3のC-C断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
<車両の構成>
図1を参照して、本発明の実施形態に係る車両1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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