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公開番号
2025011537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113714
出願日
2023-07-11
発明の名称
容器詰め飲料
出願人
ザ コカ・コーラ カンパニー
,
The Coca‐Cola Company
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
A23L
2/60 20060101AFI20250117BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】 糖類の含有量を抑えながら、油脂劣化臭が低減された容器詰め飲料を提供する。
【解決手段】 (A)ステビア抽出物と、(B)脂質と、を含む容器詰め飲料であって、
前記(A)ステビア抽出物の含有量が0.0004~0.015g/100mLであり、
前記(B)脂質の含有量が0.6~3.7g/100mLであり、
糖類の含有量が2.5g/100mL未満である、前記容器詰め飲料。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ステビア抽出物と、(B)脂質と、を含む容器詰め飲料であって、
前記(A)ステビア抽出物の含有量が0.0004~0.015g/100mLであり、
前記(B)脂質の含有量が0.6~3.7g/100mLであり、
糖類の含有量が2.5g/100mL未満である、前記容器詰め飲料。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の含有量と、前記(B)成分の含有量が、下記式を満たす、請求項1記載の容器詰め飲料。
0.0004≦[((A)成分の含有量)/((B)成分の含有量)]≦0.015
【請求項3】
さらに、(C)合成高甘味度甘味料を含む、請求項1又は2記載の容器詰め飲料。
【請求項4】
前記(C)成分が、アセスルファムK及びスクラロースから選択される少なくとも1種以上を含む、請求項3記載の容器詰め飲料。
【請求項5】
食物繊維の含有量が0.05~4.0g/100mLである、請求項1~4のいずれか記載の容器詰め飲料。
【請求項6】
コーヒー分を含む、請求項1~5のいずれか記載の容器詰め飲料。
【請求項7】
前記(A)成分が、レバウジオシドA(RebA)を含む、請求項1~6のいずれか記載の容器詰め飲料。
【請求項8】
容器詰め飲料において、(A)ステビア抽出物を0.0004~0.015g/100mL、(B)脂質を0.6~3.7g/100mL、糖類を2.5g/100mL未満で含有させる、油脂劣化臭の低減方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器詰め飲料に関する。具体的には、油脂劣化臭が低減された容器詰め飲料に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
容器詰め飲料、いわゆるRTD(Ready to drink)飲料は、携帯や保存に便利であることから消費者に好まれ、市場には数多くの商品が流通している。特に、乳脂肪や植物油脂等の油脂を含む飲料は、口当たりの良さや味の嗜好性から消費者に好まれ、嗜好飲料において大きな市場を持つ。
【0003】
油脂を含む製品は、その製造工程において加熱工程を経ることが多く、かかる加熱工程や、製造後の保存や流通の過程において、油脂が酸化により劣化して不快な異臭(オフフレーバー)を生じることが知られている(特許文献1)。
【0004】
臭いが製品の品質に大きく影響する飲料において、油脂劣化臭等の異臭は、品質低下に直結する重要な問題である。異臭をマスキングする方法として、トレハロースやエリスリトール等の糖類又はその誘導体を添加する方法が知られている(特許文献2、3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-197857号公報
特開2004-248555号公報
特開平9-224588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年では、消費者の健康指向が高まり、「カロリーゼロ」や「低カロリー」、「糖類ゼロ」、「無糖」や「微糖」等のカロリーをできるだけ低下させた飲料のニーズがある。本発明者らは、鋭意検討した結果、ステビア抽出物を用いると、糖類の含有量を抑えながら、油脂劣化臭を低減できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、糖類の含有量を抑えながら、油脂劣化臭が低減された容器詰め飲料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、以下の容器詰め飲料等を提供できる。
1.(A)ステビア抽出物と、(B)脂質と、を含む容器詰め飲料であって、
前記(A)ステビア抽出物の含有量が0.0004~0.015g/100mLであり、
前記(B)脂質の含有量が0.6~3.7g/100mLであり、
糖類の含有量が2.5g/100mL未満である、前記容器詰め飲料。
2.前記(A)成分の含有量と、前記(B)成分の含有量が、下記式を満たす、前記1記載の容器詰め飲料。
0.0004≦[((A)成分の含有量)/((B)成分の含有量)]≦0.015
3.さらに、(C)合成高甘味度甘味料を含む、前記1又は2記載の容器詰め飲料。
4.前記(C)成分が、アセスルファムK及びスクラロースから選択される少なくとも1種以上を含む、前記3記載の容器詰め飲料。
5.食物繊維の含有量が0.05~4.0g/100mLである、前記1~4のいずれか記載の容器詰め飲料。
6.コーヒー分を含む、前記1~5のいずれか記載の容器詰め飲料。
7.前記(A)成分が、レバウジオシドA(RebA)を含む、前記1~6のいずれか記載の容器詰め飲料。
8.容器詰め飲料において、(A)ステビア抽出物を0.0004~0.015g/100mL、(B)脂質を0.6~3.7g/100mL、糖類を2.5g/100mL未満で含有させる、油脂劣化臭の低減方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、糖類の含有量を抑えながら、油脂劣化臭が低減された容器詰め飲料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。
本明細書中において、一の特徴についての好ましい実施形態を、他の一又はそれより多い特徴の好ましい実施形態と任意に組み合わせることができる。
また、本明細書中において、パラメータの数値範囲を示す「X~Y」の記載は、「X以上、Y以下」であることを意味し、各パラメータについて、下限値と上限値を任意に組み合わせて数値範囲とすることができる。
【0010】
[容器詰め飲料]
本発明の一態様にかかる容器詰め飲料(以下、「本発明の容器詰め飲料」ともいう。)は、(A)ステビア抽出物(以下、「(A)成分」又は「(A)」ともいう。)と、(B)脂質(以下、「(B)成分」又は「(B)」ともいう。)と、を含む容器詰め飲料であって、前記(A)ステビア抽出物の含有量が0.0004~0.015g/100mLであり、前記(B)脂質の含有量が0.6~3.7g/100mLであり、糖類の含有量が2.5g/100mL未満である。
本発明の容器詰め飲料は、上記の構成とすることにより、糖類の含有量を抑えながら、油脂劣化臭が低減された容器詰め飲料とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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