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公開番号
2025003292
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024030133
出願日
2024-02-29
発明の名称
葉柄切断装置
出願人
日本協同企画株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23N
15/00 20060101AFI20241226BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】 高速回転による遠心力で刃物をブロッコリーの葉柄の付け根側に振って、当該付け根付近を切断できるようにした葉柄切断装置の提供。
【解決手段】 ブロッコリーの茎の周囲を回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、刃物は回転体の回転に伴って茎の外周を回転し、回転による遠心力で当該茎側に振られてブロッコリーの葉柄の付け根付近に接触して、当該付け根付近を切断できるようにした。前記回転体が、葉柄の上部と花蕾を上、茎を下にしてブロッコリーをセットできる台座の下方にあり、回転体に揺動体が回転可能に設けられ、揺動体に刃物が設けられ、揺動体は回転体が高速回転すると揺動体の刃物取り付け側が茎方向へ振られ、刃物が葉柄の付け根付近に接触して当該付け根付近を切断できるようにした葉柄切断装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被切断物の周囲を回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、
刃物は回転体の回転に伴って被切断物の外周を回転し、回転による遠心力で被切断物側に振られて、被切断物を切断できるようにしてある、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
ブロッコリーの周囲を回転する回転体と、揺動体と、刃物を備え、
揺動体は回転体に支持軸で回転可能に取り付けてあり、
刃物は揺動体の軸方向一端側であって支持軸よりも先方に取り付けて、揺動体が回転体の回転に伴ってブロッコリーの外周を回転すると、刃物が揺動体の回転による遠心力でブロッコリーの茎側に接近して、ブロッコリーの葉柄の付け根付近を切断できるようにしてある、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項3】
ブロッコリーをセットできる台座の下方に配置されて、ブロッコリーの茎の周囲方向に回転する回転体と、
前記回転体に支持軸で回転可能に取り付けられた細長の揺動体と、
前記揺動体の軸方向一端側であって支持軸よりも先方に取り付けられて茎の外側に配置された刃物を備えており、
前記揺動体は回転体の回転に伴って茎の外周を回転し、回転による遠心力で刃物側がブロッコリーの茎側に接近するように振られるようにしてあり、
刃物は揺動体の刃物側が茎側に振られるとブロッコリーの葉柄の付け根付近に接触して当該付け根付近を切断できるようにしてある、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項4】
請求項2又は請求項3記載の葉柄切断装置において、
揺動体の軸方向他端側であって支持軸よりも後方に、錘が取り付けられている、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項5】
請求項2又は請求項3記載の葉柄切断装置において、
揺動体の刃物側が必要以上に茎側に振られるのを防止して、刃物による茎の損傷を防止するストッパーを備えた、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の葉柄切断装置において、
回転体を昇降可能として刃物の高さ位置を調整可能とし、刃物による葉柄の付け根付近の切断位置を調整できるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は収穫されたブロッコリーやカリフラワー、その他の野菜(以下、まとめて「ブロッコリー」と記載する。)の葉柄の付け根付近(下部)を自動的に切断できる葉柄切断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
収穫されたブロッコリーA(図1(a)、図2(a))は、花蕾Bの外周に複数本の葉柄Cが伸びている。不要な葉柄は収穫時に畑で切り落としているが、茎Dの周囲から花蕾Bの周囲上方に伸びた数本の葉柄Cは残った状態で選果場に持ち込まれている。これら葉柄Cや茎Dは選果場で所望長に切断してから箱詰(包装)し、出荷している。
【0003】
葉柄の切断箇所、切断長さは出荷する地域によって異なる。例えば、北海道に出荷する(北海道仕様の)ブロッコリーAは、図1(b)のように花蕾Bの外周上方に突出している葉柄Cを、花蕾Bの高さ方向略中央部で切断して、花蕾Bの高さ方向略中央部よりも下部を残してある。また、茎Dは葉柄Cの下で切断している。関東・九州方面に出荷する(関東・九州仕様の)ブロッコリーAは、図2(b)のように葉柄Cを付け根付近で切断し、茎Dを所望長に切断している。
【0004】
ブロッコリーAの葉柄Cや茎Dの切断は、従前は手作業で行っていたが、近年は、葉柄を付け根付近で自動的に切断できる切断装置(特許文献1)がある。
【0005】
特許文献1の自動切断装置は手作業での切断に比して作業性が向上する。この自動切断装置の切断刃物は、茎の軸方向に縦長にして、茎の軸方向数箇所から突出している全ての葉柄を切断(関東・九州仕様に切断)できるようにしてある。しかし、切断刃物を茎の軸方向上方側に固定してあるため、茎の軸方向上方の葉柄を残して切断する(北海道仕様に切断)することはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-138590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、ブロッコリーの茎の軸方向数箇所から伸びている葉柄の全てを付け根付近から切断(関東・九州仕様に切断)することも、上方の葉柄を残して下方の葉柄だけを付け根付近から切断(北海道仕様に切断)することもできる葉柄切断装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の葉柄切断装置は、被切断物の周囲を回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、刃物は回転体の回転に伴って被切断物の外周を回転し、回転による遠心力で被切断物側に振られて、被切断物を切断できるようにしたものである。
【0009】
前記葉柄切断装置はブロッコリーの葉柄の付け根付近を切断するのに適する。この場合は、ブロッコリーの周囲を回転する回転体に細長の揺動体を支持軸で回転可能に取り付け、揺動体の軸方向一端側であって支持軸よりも先方に刃物を取り付けて、揺動体が回転体の回転に伴ってブロッコリーの外周を回転すると、刃物が揺動体の回転による遠心力でブロッコリーの茎側に接近して、葉柄の付け根付近を切断できるようにする。
【0010】
前記葉柄切断装置は、回転体を昇降体の昇降に伴って昇降可能とし、上昇位置を変えることにより、切断できる葉柄の付け根付近を選択できるようにすることもできる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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