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公開番号
2025113765
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008087
出願日
2024-01-23
発明の名称
果菜引継ぎ搬送装置及び果菜箱詰め装置
出願人
日本協同企画株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B07C
5/36 20060101AFI20250728BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】 果菜の箱詰め作業の自動化に資する果菜引継ぎ搬送装置と果菜箱詰め装置を提供する。
【解決手段】 本願の果菜引継ぎ搬送装置は、プールコンベア上の果菜を引き継いで搬送する装置であって、搬送体と複数の果菜載せ体を備え、搬送体は複数本のコンベアを備え、複数の果菜載せ体のうち、少なくとも一つ以上の果菜載せ体が複数本のコンベアの一又は二以上のコンベアに取り付けられ、少なくとも一つ以上の他の果菜載せ体が複数本のコンベアの他の一又は二以上のコンベアに取り付けられ、果菜載せ体は、その果菜載せ体が取り付けられたコンベアの回転に伴ってその回転方向に移動し、その移動時にコンベア上の果菜を引き継ぐように構成されている。本願の果菜箱詰め装置は、本願の果菜引継ぎ搬送装置とその果菜引継ぎ搬送装置の果菜載せ体から果菜を取り出して箱詰めする箱詰めユニットを備えたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プールコンベア上の果菜を引き継いで搬送する果菜引継ぎ搬送装置であって、
搬送体と複数の果菜載せ体を備え、
前記搬送体は、複数本のコンベアを備え、
前記複数の果菜載せ体のうち、少なくとも一つ以上の果菜載せ体が複数本のコンベアの一又は二以上のコンベアに取り付けられ、少なくとも一つ以上の他の果菜載せ体が複数本のコンベアの他の一又は二以上のコンベアに取り付けられ、
前記果菜載せ体は、当該果菜載せ体が取り付けられたコンベアの回転に伴って当該回転方向に移動し、その移動時に前記コンベア上の果菜を引き継ぐ、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
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【請求項2】
請求項1記載の果菜引継ぎ搬送装置において、
果菜載せ体は、複数個を一ユニットとして複数単位設けられた、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
【請求項3】
請求項2記載の果菜引継ぎ搬送装置において、
同一ユニットに属する複数の果菜載せ体は、共通のコンベアに取り付けられた、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
【請求項4】
請求項3記載の果菜引継ぎ搬送装置において、
一又は二以上のコンベアに取り付けられたユニットと、他の一又は二以上のコンベアに取り付けられた他のユニットが、複数本のコンベアの回転方向に沿って交互に設けられた、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
【請求項5】
請求項4記載の果菜引継ぎ搬送装置において、
二以上のユニットの間に、少なくとも一ユニット分以上のスペースが確保された、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
【請求項6】
請求項4記載の果菜引継ぎ搬送装置において、
複数本のコンベアのうち、ユニットの先方側又は後方側の位置に、追加用の果菜載せ体を取り付ける取付け具が設けられた、
ことを特徴とする果菜引継ぎ搬送装置。
【請求項7】
果菜を取り出して箱詰めする果菜箱詰め装置において、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の果菜引継ぎ搬送装置と、
前記果菜引継ぎ搬送装置の果菜載せ体から果菜を取り出して箱詰めする箱詰めユニットを備えた、
ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
【請求項8】
請求項7記載の果菜箱詰め装置において、
箱詰めユニットは、二以上の果菜取出し体を備えた、
ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
【請求項9】
請求項8記載の果菜箱詰め装置において、
箱詰めユニットは、二以上の果菜取出し体の間隔を調整する間隔調整機を備えた、
ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
【請求項10】
請求項9記載の果菜箱詰め装置において、
間隔調整機は、果菜の箱詰め前に、果菜取り出し後の二以上の果菜取出し体の間隔を果菜取出し時の間隔よりも狭くする、
ことを特徴とする果菜箱詰め装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、等階級別に選別された果菜を引き継いで搬送する果菜引継ぎ搬送装置と、当該果菜引継ぎ搬送装置で搬送された果菜を箱詰めする果菜箱詰め装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、キュウリ、茄子、ゴーヤ、人参、ズッキーニ等の長物果菜(長尺果菜)や、トマト、柿、桃、リンゴ、マンゴー、梨、デコポン等の丸物果菜(丸玉果菜)を等階級別に選別する装置として、本件発明者が先に開発した果菜選別装置(特許文献1及び2)が知られている。
【0003】
図12に示すように、前述の果菜選別装置は、果菜を載せて搬送するバケットAと、搬送中の果菜のサイズや形状等を計測する計測装置Bと、計測装置Bでの計測結果に基づいて等階級が判別された果菜をバケットAから取り出す果菜取出しコンベアCと、果菜取出しコンベアC上の果菜を引き継いで搬送する引継ぎ搬送体Dを備えている。
【0004】
この果菜選別装置では、バケットAに載せて搬送中の果菜のサイズや形状等が計測装置Bで計測され、その計測結果に基づいて等階級が判別された果菜が果菜取出しコンベアCで取り出され、その果菜取出しコンベアC上の果菜が引継ぎ搬送体Dで引き継がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-153119号公報
特開2020-186132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記引継ぎ搬送体Dで引き継がれた果菜のように、等階級別に選別された果菜は等階級別に箱詰めされて出荷されるが、従来の果菜選別装置は果菜を等階級ごとに選別するところまでを行う装置であり、その後の箱詰め作業は手作業で行う必要があった。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、果菜の箱詰め作業の自動化に資する果菜引継ぎ搬送装置と、当該果菜引継ぎ搬送装置を備えた果菜箱詰め装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[果菜引継ぎ搬送装置]
本願の果菜引継ぎ搬送装置は、プールコンベア上の果菜を引き継いで搬送する装置であって、搬送体と複数の果菜載せ体を備え、搬送体は複数本のコンベアを備え、複数の果菜載せ体のうち、少なくとも一つ以上の果菜載せ体が複数本のコンベアの一又は二以上のコンベアに取り付けられ、少なくとも一つ以上の他の果菜載せ体が複数本のコンベアの他の一又は二以上のコンベアに取り付けられ、果菜載せ体は、その果菜載せ体が取り付けられたコンベアの回転に伴ってその回転方向に移動し、その移動時にコンベア上の果菜を引き継ぐように構成されている。
【0009】
本願の果菜引継ぎ搬送装置では、果菜載せ体を、複数個を一ユニットとして複数単位設けるようにすることもできる。
【0010】
本願の果菜引継ぎ搬送装置では、同一ユニットに属する複数の果菜載せ体を、共通のコンベアに取り付けるようにすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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