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公開番号
2025011434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113548
出願日
2023-07-11
発明の名称
制御装置、液体吐出装置、及びヘッドユニット
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】稼働中の駆動回路を好適に冷却することができる制御装置を提供すること。
【解決手段】液体を吐出する吐出部を含むヘッドの駆動信号を生成する駆動回路を冷却するファンの回転に応じた信号を出力する信号出力部と、ファンを制御する制御部と、を備え、制御部は、第1クロック信号を生成する第1クロック信号生成部と、第1クロック信号をn分周するためのnの値を示す値情報を記憶する記憶部と、値情報を受け付け、受け付けた値情報を記憶部に記憶させる受付部と、記憶部に記憶された値情報に基づいて、第1クロック信号がn分周された第2クロック信号を生成する第2クロック信号生成部と、記憶部に記憶された値情報と、信号出力部により出力された信号と、第2クロック信号生成部により生成された第2クロック信号とに基づいて、ファンの回転数を算出する算出部と、を備える、制御装置。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出部を含むヘッドの駆動信号を生成する駆動回路を冷却するファンの回転に応じた信号を出力する信号出力部から出力される前記信号に基づいて、前記ファンを制御する制御部を備え、
前記制御部は、
第1クロック信号を生成する第1クロック信号生成部と、
前記第1クロック信号をn分周するための前記nの値を示す値情報を記憶する記憶部と、
前記値情報を受け付け、受け付けた前記値情報を前記記憶部に記憶させる受付部と、
前記記憶部に記憶された前記値情報に基づいて、前記第1クロック信号がn分周された第2クロック信号を生成する第2クロック信号生成部と、
前記記憶部に記憶された前記値情報と、前記信号出力部により出力された前記信号と、前記第2クロック信号生成部により生成された前記第2クロック信号とに基づいて、前記ファンの回転数を算出する算出部と、
を備える、
制御装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、レジスターである、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の制御装置と、前記ヘッドを取り付けるヘッド取付部と、前記駆動回路とを備えたヘッドユニットと、
媒体を搬送する搬送部と、
を備える液体吐出装置。
【請求項4】
前記ヘッドユニットを第1ヘッドユニットと第2ヘッドユニットとのそれぞれとして備え、
前記第2ヘッドユニットの前記記憶部に記憶された前記値情報は、前記第1ヘッドユニットの前記記憶部に記憶された前記値情報と異なる、
請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
液体を吐出する吐出部を含むヘッドを取り付けるヘッド取付部と、
前記ヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、
前記駆動回路を冷却するファンの回転に応じた信号を出力する信号出力部と、
前記ファンを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
第1クロック信号を生成する第1クロック信号生成部と、
前記第1クロック信号をn分周するための前記nの値を示す値情報を記憶する記憶部と、
前記値情報を受け付け、受け付けた前記値情報を前記記憶部に記憶させる受付部と、
前記記憶部に記憶された前記値情報に基づいて、前記第1クロック信号がn分周された第2クロック信号を生成する第2クロック信号生成部と、
前記記憶部に記憶された前記値情報と、前記信号出力部により出力された前記信号と、前記第2クロック信号生成部により生成された前記第2クロック信号とに基づいて、前記ファンの回転数を算出する算出部と、
を備える、
ヘッドユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、液体吐出装置、及びヘッドユニットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
媒体上に液体を吐出し、媒体上に画像を形成する液体吐出装置についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、様々なヘッドを取り付けることが可能であり、取り付けられたヘッドの駆動信号を生成する駆動回路を含むヘッドユニットを備える液体吐出装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-034637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたような液体吐出装置では、ヘッドユニットの駆動回路は、稼働中に発熱する。このため、当該液体吐出装置は、ファンによって駆動回路を効率的に冷却する構造を有している。ここで、稼働中の駆動回路の温度は、ヘッドの種類、ヘッドの取り付け位置等によっても変化することが知られている。このため、当該液体吐出装置では、ヘッドユニットに取り付けられたヘッドが新たなヘッドに交換された場合、駆動回路を冷却するファンも、新たに取り付けたヘッドに適したファンに交換される。一方、当該液体吐出装置においてファンの回転数を精度よく制御するためには、ヘッドユニットに取り付けたファンに適した検出感度でファンの回転数を検出する必要がある。しかしながら、当該液体吐出装置は、ファンの回転数の検出感度を調整することができなかった。その結果、当該液体吐出装置は、稼働中の駆動回路を十分に冷却することができないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る制御装置の一態様は、液体を吐出する吐出部を含むヘッドの駆動信号を生成する駆動回路を冷却するファンの回転に応じた信号を出力する信号出力部と、前記ファンを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1クロック信号を生成する第1クロック信号生成部と、前記第1クロック信号をn分周するための前記nの値を示す値情報を記憶する記憶部と、前記値情報を受け付け、受け付けた前記値情報を前記記憶部に記憶させる受付部と、前記記憶部に記憶された前記値情報に基づいて、前記第1クロック信号がn分周された第2クロック信号を生成する第2クロック信号生成部と、前記記憶部に記憶された前記値情報と、前記信号出力部により出力された前記信号と、前記第2クロック信号生成部により生成された前記第2クロック信号とに基づいて、前記ファンの回転数を算出する算出部と、を備える、制御装置である。
【0007】
また、本開示に係る液体吐出装置の一態様は、上記に記載の制御装置と、前記ヘッドを取り付けるヘッド取付部と、前記駆動回路とを備えたヘッドユニットと、媒体を搬送する搬送部と、を備える液体吐出装置である。
【0008】
また、本開示に係るヘッドユニットの一態様は、液体を吐出する吐出部を含むヘッドを取り付けるヘッド取付部と、前記ヘッドの駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を冷却するファンの回転に応じた信号を出力する信号出力部と、前記ファンを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1クロック信号を生成する第1クロック信号生成部と、前記第1クロック信号をn分周するための前記nの値を示す値情報を記憶する記憶部と、前記値情報を受け付け、受け付けた前記値情報を前記記憶部に記憶させる受付部と、前記記憶部に記憶された前記値情報に基づいて、前記第1クロック信号がn分周された第2クロック信号を生成する第2クロック信号生成部と、前記記憶部に記憶された前記値情報と、前記信号出力部により出力された前記信号と、前記第2クロック信号生成部により生成された前記第2クロック信号とに基づいて、前記ファンの回転数を算出する算出部と、を備える、ヘッドユニットである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出装置1の概略構成を示す図である。
吐出ユニット5の概略構成を示す図である。
ヘッド駆動モジュール10の構造の一例を示す斜視図である。
駆動方法情報の一例を示す図である。
対応情報の一例を示す図である。
制御回路100が行うキャリブレーション処理の流れの一例を示す図である。
図6に示したフローチャートの処理によって制御回路100が選択した駆動方法情報に基づいて制御回路100がファンFNを制御する処理の流れの一例を示す図である。
図6に示したフローチャートの処理によって制御回路100が選択した駆動方法情報に基づいてファンFNの制御にエラーが発生しているか否かを制御回路100が検出する処理の流れの一例を示す図である。
制御回路100が有する機能のうち、ファンFNの回転数の検出感度をユーザーが変化させる機能に係る制御回路100の機能構成の一例を示す図である。
算出部105による第2クロック信号を用いたファンFNの回転数の算出方法を説明するための図である。
第2クロック生成部104が第2クロック信号を生成する処理の流れの一例を示す図である。
ファンFNの回転数を制御回路100が検出する処理の流れの一例を示す図である。
液体吐出装置1においてラインヘッドとして構成された複数のヘッドユニットHUを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を用いて説明する。用いる図面は、説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本開示の必須構成要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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