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公開番号
2024163644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079432
出願日
2023-05-12
発明の名称
検査方法及び塗装装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241115BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】簡便な方法で液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査する。
【解決手段】
液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査する検査方法であって、透明な基材に対して前記液体吐出手段から透明インクを吐出させる吐出工程と、前記基材の一方の面側から紫外線を照射する照射工程と、紫外線を検出可能な検出手段によって前記基材の他方の面側から前記紫外線を検出する検出工程と、前記検出工程における検出結果に基づいて前記液体吐出手段における吐出状態を判定する判定工程とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査する検査方法であって、
透明な基材に対して前記液体吐出手段から透明インクを吐出させる吐出工程と、
前記基材の一方の面側から紫外線を照射する照射工程と、
紫外線を検出可能な検出手段によって前記基材の他方の面側から前記紫外線を検出する検出工程と、
前記検出工程における検出結果に基づいて前記液体吐出手段における吐出状態を判定する判定工程と、を有する、検査方法。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記他方の面は、前記基材に対して前記液体吐出手段から前記透明インクが吐出される面である、請求項1に記載の検査方法。
【請求項3】
前記基材は、少なくとも一方の面に、凹凸形状が形成されている、請求項1に記載の検査方法。
【請求項4】
前記判定工程は、前記検出工程にて検出された紫外線のパターンが、前記液体吐出手段から液体が吐出されるパターンと異なる場合に、前記液体吐出手段における吐出状態が異常であると判定する、請求項1に記載の検査方法。
【請求項5】
前記判定工程は、前記検出工程にて検出された紫外線のパターンの面積を算出することで、前記液体吐出手段における液体の常時吐出及び不吐出を検出する、請求項4に記載の検査方法。
【請求項6】
前記判定工程は、前記検出工程にて検出された紫外線のパターンの重心位置を算出することで、前記液体吐出手段における液体の吐出曲がりを検出する、請求項4に記載の検査方法。
【請求項7】
前記透明インクは、200~400nmの波長の光を吸収する樹脂を含んだインクである、請求項1に記載の検査方法。
【請求項8】
液体吐出手段からの液体を吐出することで塗装を行う塗装装置であって、
前記液体吐出手段は、透明な基材に対して透明インクを吐出し、
前記基材の一方の面側から紫外線を照射する照射手段と、
紫外線を検出可能であり、前記基材の他方の面側から前記紫外線を検出する検出手段と、
前記検出手段における検出結果に基づいて前記液体吐出手段における吐出状態を判定する判定手段と、を有する、塗装装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査方法及び塗装装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録ヘッドからインク等の液体を吐出することで、メディアに画像を形成する画像形成装置や塗装を行う塗装装置においては、記録ヘッドからの液体の吐出状態を検査することが知られている。
【0003】
例えば、紫外線により発光する蛍光体を透明インクに混合し、紫外線を照射してインクを発光させることでインクの吐出不良を検知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、より簡便な方法で、透明インクを吐出する液体吐出手段からの吐出状態を検査することができないか鋭意研究を行った。
【0005】
本発明は、簡便な方法で液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査することができる検査方法及び塗装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、
液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査する検査方法であって、
透明な基材に対して前記液体吐出手段から透明インクを吐出させる吐出工程と、
前記基材の一方の面から紫外線を照射する照射工程と、
紫外線を検出可能な検出手段によって前記基材の他方の面から前記紫外線を検出する検出工程と、
前記検出工程における検出結果に基づいて前記液体吐出手段における吐出状態を判定する判定工程とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡便な方法で液体吐出手段からの液体の吐出状態を検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の検査方法を実施可能な塗装装置の一実施形態を示す図である。
図1に示した塗装装置の一構成例を示すブロック図である。
図1に示した塗装装置が備える供給機構の一構成例を示す図である。
図1に示した塗装装置が備えるヘッドの一構成例を示す斜視図である。
図4の平面S1により切断したヘッドの断面図である。
図1に示した塗装装置が備える制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1に示した塗装装置による塗装動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の塗装装置における検査機構の配置例を示す図である。
図8に示した透明メディアの一例を示す図である。
図8に示した構成における作用を説明するための図である。
塗装装置のヘッドから透明インクが吐出された状態の一例を示す図である。
本発明の検査方法における透明メディアの配置例を示す図である。
透明メディアに印字される検査パターンの一例を示す図である。
本発明の検査方法の一例を説明するためのフローチャートである。
カメラにて検出された紫外線のパターンの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための検査方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
【0010】
〈塗装装置の構成例〉
図1は、本発明の検査方法を実施可能な塗装装置の一実施形態を示す図である。図2は、図1に示した塗装装置100の一構成例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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