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公開番号
2025007851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109520
出願日
2023-07-03
発明の名称
プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/04812 20220101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】タップ操作で選択操作が困難なオブジェクトを容易に選択することができる仕組みを提供する。
【解決手段】タッチディスプレイ14を備える情報処理装置1001は、タッチディスプレイ14にポスター編集画面201を表示させる。情報処理装置1001は、ポスター編集画面201に表示されたオブジェクトの選択操作が容易でないと判定された場合、当該オブジェクトの編集操作を補助する選択編集補助アイテム90を表示し、当該オブジェクトを選択状態にする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザ操作を受け付けるタッチディスプレイを有する情報処理装置に、
前記タッチディスプレイで受け付けたユーザ操作に従って前記タッチディスプレイにオブジェクトを表示させる工程と、
前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトの選択操作が容易であるか否かを判定する判定工程と、
前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトの選択操作が容易でないと判定された場合、当該オブジェクトの編集操作を補助する補助UIを表示すると共に、当該オブジェクトを選択状態にする工程とを実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記判定工程では、前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトのサイズが所定のサイズ未満である場合、当該オブジェクトの選択操作が容易でないと判定されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記判定工程では、前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトと当該オブジェクト以外の領域との境界領域における色差が所定値以上でない場合、当該オブジェクトの選択操作が容易でないと判定されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記判定工程では、前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトが最上層ではなく且つ前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトの視認可能領域の面積が所定値未満である場合、当該オブジェクトの選択操作が容易でないと判定されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記補助UIは、前記オブジェクトの回転機能、移動機能、リサイズ機能を備えることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記ユーザ操作に従って前記タッチディスプレイに新たなオブジェクトが表示されたことに従って、前記情報処理装置に前記判定工程を行わせることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記ユーザ操作に対応する編集内容が前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトに反映されたことに従って、前記情報処理装置に前記判定工程を行わせることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記ユーザ操作に対応する編集内容が前記タッチディスプレイに表示されたオブジェクトに反映されたことに従って、前記補助UIが表示されていたオブジェクトの選択操作が容易であると判定された場合、前記補助UIを非表示にすると共に、当該オブジェクトの選択状態を解除する工程を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記タッチディスプレイに前記補助UIが表示された後、前記補助UIに対応するオブジェクトの選択操作が容易でないと判定された場合、前記補助UIを一時的に非表示にする工程を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記タッチディスプレイに前記補助UIが表示された状態で前記タッチディスプレイの表示内容を変更するためのスワイプ操作の開始が検知された場合、前記補助UIを非表示にする工程を前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
図形、画像、テキストボックス等のオブジェクトを配置してデザインを作成するレイアウトソフトウェア(以下、レイアウトソフトと呼称)がある。レイアウトソフトでは、デザインの作成及び編集を行う画面(以降、編集画面と呼称)でオブジェクトの編集操作を行うことができる。オブジェクトの編集操作を行うためには、PCやスマートフォン等の端末に付属される入力機器を用いてオブジェクトを選択する操作(以降、選択操作と呼称)を行い、オブジェクトが選択された状態(以降、選択状態と呼称)にする。オブジェクトを選択状態にするには、端末に付属の入力機器を用いて、オブジェクトを選択状態にするための入力を受け付ける領域(以降、選択領域と呼称)を選択する。選択領域は、オブジェクトが外接する矩形かオブジェクトと同形状の領域であることが一般的である。
【0003】
PC等の端末では、マウス等の入力機器を用いてマウスカーソルを操作し、選択状態にしたいオブジェクトの選択領域をクリックすると、そのオブジェクトが選択状態になる。一方、スマートフォン等の端末では、指やタッチペン等の入力機器を用いて、選択状態にしたいオブジェクトの選択領域をタッチディスプレイ上でタップする操作(以降、タップ操作と呼称)を行うと、そのオブジェクトが選択状態になる。選択状態にしたオブジェクトは、オブジェクトの塗りつぶしや枠線、サイズ等の情報(以降、属性情報と呼称)を編集することが可能になる。複数のオブジェクトを使用してデザインを作成する際、複数のオブジェクトが重畳した状態で配置されることがある。この状態では、編集画面をXY平面としたときに、オブジェクトの重なり順をZ軸で管理する。オブジェクトの重なりがあると、下層にあるオブジェクトは上層にあるオブジェクトによって隠れるように表示される。下層のオブジェクトを選択状態にするために、最上層から視認できる下層のオブジェクトの選択領域がある場合はその領域を選択する。上層のオブジェクトによって下層のオブジェクトの選択領域が全て隠れている場合や最上層から視認できる下層のオブジェクトの選択領域が著しく小さい場合には、上層のオブジェクトを一旦別の位置に配置して、下層のオブジェクトの選択操作をできるようにする。
【0004】
重なって配置された複数のオブジェクトの選択操作に関する技術として、特許文献1の技術が提案されている。特許文献1では、複数のオブジェクトが重なっている場合、重なりがあるオブジェクトの選択領域に対して所定の操作を行うと、重なっている複数のオブジェクトの中から選択状態にするオブジェクトが切り替わる。これは、下層に配置しているオブジェクトを選択状態にすることを補助する機能である。一方、Microsoft社が提供するPowerPointでは、配置しているオブジェクトをリスト表示することで、任意のオブジェクトを選択状態にする機能がある。また、Adobe社が提供するIllustratorでは、マウスカーソルをオブジェクトに重ねる(マウスオーバー)とそのオブジェクトの枠線を強調表示することで、選択状態にしようとするオブジェクトを認識することができる機能がある。
【0005】
また、Convolutional Neural Network(以降、CNNと呼称)やYou Only Look Once(以降、YOLOと呼称)等の物体検出において、画像内で探索したい物体を検出すると、検出した箇所に矩形の枠線の付与または検出した箇所のエッジを境界として塗りつぶしの処理を施し、その画像を出力する技術が知られている。検出した箇所をオブジェクトとして扱い、選択操作を行うことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-197024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、スマートフォン等の端末において、オブジェクトの設定次第では細かな編集操作が必要になる場合があり、オブジェクトの選択操作が困難になることがある。オブジェクトの選択操作が困難になる一例として、オブジェクトのサイズが小さい場合が挙げられる。オブジェクトのサイズと付随して選択領域が小さくなるため、そのオブジェクトを選択状態にするためには細かな選択操作が必要になる。PC等の端末では、マウスを操作してマウスカーソルの細かな調整を行うことで小さなオブジェクトの選択操作を実現可能であるが、タップ操作が主となるスマートフォン等の端末においては細かな選択操作が困難になる。また、上述した特許文献1の技術では、小さいオブジェクトを選択状態にするには選択領域をタップする必要があり、スマートフォン等の端末においては細かな選択操作が困難になる。
【0008】
また、オブジェクトの選択操作が困難になる他の例として、第1オブジェクトの塗りつぶし等の属性情報の色の設定が、隣接する第2オブジェクトの属性情報の色の設定と同系色に設定され、第1オブジェクトの視認性が下がる(以降、オブジェクトの同化と呼称)場合が挙げられる。オブジェクトの同化が発生すると、オブジェクトの配置位置の認識が困難になってしまう。上述したPowerPointでは全てのオブジェクトをリスト表示する機能が提供されているが、スマートフォン等の端末ではディスプレイサイズが比較的小さいため、オブジェクトのリスト表示を提供することができない。また、上記Illustratorではオブジェクトにマウスオーバーで枠線を強調表示する機能が提供されているが、スマートフォン等の端末ではマウスカーソルの操作を実施できないため、マウスオーバーでオブジェクトの強調表示を実施することができない。さらに、上述した特許文献1の技術では、オブジェクトの同化が発生しているオブジェクトを選択状態にするには、そのオブジェクトの選択領域をタップする必要がある。オブジェクトの同化が発生している場合、そのオブジェクトの配置位置が視認できないため、そのオブジェクトの選択操作が困難になる。
【0009】
また、オブジェクトの選択操作が困難になるさらに他の例として、オブジェクトの選択領域がその上層のオブジェクトによって大部分が隠れている場合が挙げられる。スマートフォン等の端末では、最上層から視認できる下層のオブジェクトの選択領域の面積が小さくなってしまい、下層のオブジェクトを選択状態にするためのタップ操作が困難になる。上述した特許文献1の技術では、重なっている選択領域に所定の選択操作を行うことで下層のオブジェクトを選択状態にすることができるが、下層のオブジェクトが最上層から視認できない位置に配置されていると、重なっている選択領域を認識することができないため、そのオブジェクトの選択が困難になる。このように、従来では、タップ操作で選択操作が困難なオブジェクトを容易に選択することができない。
【0010】
本発明は、タップ操作で選択操作が困難なオブジェクトを容易に選択することができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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