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公開番号
2025006547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107409
出願日
2023-06-29
発明の名称
グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物
出願人
株式会社 資生堂
,
株式会社ツムラ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250109BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物を提供する。
【解決手段】大棗、生姜、および桔梗からなる群から選択される1種または2種以上の成分を含んでなる、グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
大棗、生姜、および桔梗からなる群から選択される1種または2種以上の成分を含んでなる、グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
大棗、生姜、および桔梗からなる群から選択される1種または2種以上の成分を含んでなる、グルタチオン合成酵素の活性を促進するための組成物。
【請求項3】
大棗、生姜、および桔梗からなる群から選択される1種または2種以上の成分を含んでなる、グルタチオンの産生を促進するための組成物。
【請求項4】
肌の透明感を改善するための、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
フェオメラニンの産生を促進するための、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
食品組成物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
グルタチオンは生体内に幅広く分布する抗酸化物質で、システイン、グルタミン酸およびグリシンから成るトリペプチドであり、生体内の主な還元剤として種々の酸化還元的代謝による細胞防御、異物代謝、および修復過程等に重要な役割を担っている。
【0003】
グルタチオンには、還元型グルタチオン(GSH)と、システインの側鎖チオール基同士がジスルフィド結合を介して結合した酸化型グルタチオン(GSSG)があるが、生体内では、グルタチオンレダクターゼの働きにより98%以上が還元型グルタチオンとして存在しており、よって、グルタチオンは、生体内においてフリーラジカルや過酸化物を還元し、細胞から保護する作用を示す。また、グルタチオンの側鎖チオール基は求核性を有するため、有毒な化合物を攻撃して無毒化する作用も示す。
【0004】
通常、タンパク質を構成するアミノ酸であるシステインが生体内において単独で存在すると、互いに反応してシスチンとなるが、この際にラジカルを発生させるため、細胞内のシステイン濃度は比較的低く抑えられている。これに対して、グルタチオンは、γ-グルタミルトランスペプチダーゼとジペプチダーゼにより各構成アミノ酸に分解されて、生体内におけるシステイン供給源としても働くと考えられている。
【0005】
そのため、生体内のグルタチオンが減少し、正常な細胞の働きを維持できなくなると様々な障害が引き起こされると考えられている。実際に、グルタチオンの細胞内濃度の低下によって、紫外線暴露による細胞障害、炎症、黒色化、シミ、ソバカスの生成、急性あるいは慢性アルコール肝障害、肝臓病、慢性腎不全、タバコの喫煙等が要因の肺疾患、特発性肺線維症、白内障、虚血性心疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、胃潰瘍、成人呼吸器障害症候群、免疫不全、骨髄形成不全、後天性免疫不全症候群、潜伏性ウイルス感染症、及び生理学的な加齢に伴う老化現象、癌化等が引き起こされることが報告されている。
【0006】
このような障害を防止または改善するために、グルタチオンを医療や美容の分野において活用することについて、従来から研究が進められており、これまでに美白効果や肝機能改善効果等、グルタチオンの様々な有用な効果が報告されている。一方で、グルタチオンそのものを医薬品、化粧品、医薬部外品として用いるには、薬機法やグルタチオン自体が比較的、化学的に不安定である等の問題がある。そこで、生体内でグルタチオンの産生を促進できる、安全で継続摂取可能な成分が種々検討されてきた。
【0007】
例えば、セイヨウナツユキソウ等の植物を含有するグルタチオン増強用組成物。(特許文献1)、有効成分としてルテオリンまたはその配糖体を含有することを特徴とするグルタチオン産生促進剤(特許文献2)等が報告されている。
【0008】
このように、グルタチオンの産生を促進する薬剤としては様々なものが見出されているが、その効果は必ずしも十分ではなく、より優れた効果を有するグルタチオンの産生を促進する薬剤が現在でも求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-275079号公報
特開2022-187468号公報
【発明の概要】
【0010】
本発明は、グルタミン酸システインリガーゼ触媒サブユニット(GCLC)遺伝子の発現を促進するための組成物を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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