TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024158443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073651
出願日2023-04-27
発明の名称調味料及び調味料の製造方法
出願人個人
代理人個人
主分類A23L 27/00 20160101AFI20241031BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】適用する食材や食品に良好な十分の旨味、風味及びコクを付与することが可能で、万能的に利用可能な調味料及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】糖類と酢との混合物のメイラード反応物と醤油を含有する調味料とする。該調味料の製造方法は、糖類と酢を加熱する工程と、加熱工程によって糖類と酢との混合物がメイラード反応を開始した後に、醤油を添加する工程と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
糖類と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油を含有する調味料。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
糖類と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つを含有する調味料。
【請求項3】
糖類としてフラクトオリゴ糖と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油を含有する調味料。
【請求項4】
糖類としてフラクトオリゴ糖と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つを含有する調味料。
【請求項5】
前記糖類の添加量100質量%に対して、前記糖類と酢との混合物への酢の添加量が15質量%~150質量%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の調味料。
【請求項6】
前記糖類の添加量100質量%に対して、前記醤油の添加量が500質量%~2000質量%であることを特徴とする請求項1又は3に記載の調味料。
【請求項7】
前記糖類の添加量100質量%に対して、前記醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つの添加量が500質量%~2000質量%であることを特徴とする請求項2又は4に記載の調味料。
【請求項8】
糖類と酢を加熱する工程と、
前記加熱工程によって糖類と酢との混合物がメイラード反応を開始した後に、醤油を添加する工程と、を含む調味料の製造方法。
【請求項9】
糖類と酢を加熱する工程と、
前記加熱工程によって糖類と酢との混合物がメイラード反応を開始した後に、醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つを添加する工程と、を含む調味料の製造方法。
【請求項10】
前記糖類がフラクトオリゴ糖であることを特徴とする請求項8又は9に記載の調味料の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、適用する食材や食品に良好な旨味、風味及びコクを付与することが可能な調味料及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、フランス料理の分野では、砂糖と酢を加熱してメイラード反応を生じさせ、そのメイラード反応物に水を添加して得られるガストリックと称される調味料が存在している。ガストリックは、適用する食品素材の旨味を引き出するためや、料理の隠し味に用いられている。
ガストリックは、有効な調味料であるものの、糖類と酢との混合物のメイラード反応物に水を添加することから、ガストリック自体の味や風味が薄まり、これを適用する食材や料理に良好な旨味、風味やコクを付与するには不十分な場合があった。
【0003】
特許文献1は、糖類を、糖類の品温が糖類の熔融温度±20℃になるように加熱し、次いで水を添加することにより当該品温を10~40℃低下させた後、食品素材を加え、加熱濃縮することを特徴とするロースト食品の製造方法を開示している。
特許文献1は、ローストした食品の香味を付与するための技術であり、万能的に利用可能な調味料を開示するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-060881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、適用する食材や食品に良好な十分の旨味、風味及びコクを付与することが可能で、万能的に利用可能な調味料及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の調味料は、糖類と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油を含有することを特徴とする。
【0007】
本発明の第2の態様の調味料は、糖類と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つを含有することを特徴とする。
【0008】
本発明の第3の態様の調味料は、糖類としてフラクトオリゴ糖と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油を含有することを特徴とする。
【0009】
本発明の第4の態様の調味料は、糖類としてフラクトオリゴ糖と酢との混合物のメイラード反応物と、醤油と、みりん及び酢の少なくとも1つを含有することを特徴とする。
【0010】
本発明の第5の態様の調味料は、前記糖類の添加量100質量%に対して、前記糖類と酢との混合物への酢の添加量が15質量%~150質量%であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

大正製薬株式会社
飲料
2か月前
個人
柑橘系炭酸飲料水
17日前
個人
古代食品、醍醐味
1か月前
個人
海苔簀張設具
2か月前
不二製油株式会社
発酵乳
29日前
不二製油株式会社
加工食品
1か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
29日前
不二製油株式会社
高栄養冷菓
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
22日前
池田食研株式会社
風味改善剤
2か月前
池田食研株式会社
灰汁抑制剤
2か月前
エムケー精工株式会社
塗布装置
2か月前
ソマール株式会社
魚肉加工食品
29日前
不二製油株式会社
チーズ様食品
25日前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
2か月前
SoPros株式会社
血圧改善剤
2か月前
株式会社ニッピ
気分状態の改善剤
2日前
不二製油株式会社
油脂の製造方法
1か月前
不二製油株式会社
被覆用油性食品
29日前
池田食研株式会社
圧縮成型肉様食品
22日前
SoPros株式会社
冷え性改善剤
22日前
アクア株式会社
冷蔵庫
22日前
株式会社ノエビア
免疫賦活用組成物
1か月前
日本製紙株式会社
麺類
25日前
三井農林株式会社
紅茶葉の製造方法
1か月前
一丸ファルコス株式会社
経口用組成物
22日前
株式会社イツワ工業
海苔製造機
2か月前
個人
フィッシュジャーキーの製造方法
1か月前
日本製紙株式会社
畜肉様組成物
29日前
不二製油株式会社
風味油脂の製造方法
2か月前
不二製油株式会社
茹で卵黄様食品素材
1か月前
池田食研株式会社
多孔質顆粒の製造方法
1か月前
昭和産業株式会社
麺類の製造方法
1か月前
日本製紙株式会社
バッター
2か月前
不二製油株式会社
チョコレート類用油脂
1か月前
不二製油株式会社
チョコレート類用油脂
1か月前
続きを見る