TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025006430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107222
出願日
2023-06-29
発明の名称
管理装置、管理方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】多様な調整条件に対応し、かつ、調整エラーに対応して、複数の調整項目についての調整順序を効果的に計画するのに有利な技術を提供する。
【解決手段】産業機器の複数の調整項目についての調整の実施を管理する管理装置は、前記複数の調整項目が実施順序に従いリスト化された工程表を取得する取得部と、前記工程表に従う調整が実施されている間に調整エラーが発生したことに応じて、各調整項目について他の調整項目との関係に基づく実施許可条件を規定した相関情報に基づいて、前記工程表を更新する処理部とを有する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
産業機器の複数の調整項目についての調整の実施を管理する管理装置であって、
前記複数の調整項目が実施順序に従いリスト化された工程表を取得する取得部と、
前記工程表に従う調整が実施されている間に調整エラーが発生したことに応じて、各調整項目について他の調整項目との関係に基づく実施許可条件を規定した相関情報に基づいて、前記工程表を更新する処理部と、
を有することを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記相関情報は、前記複数の調整項目における調整項目の組み合わせ毎に、一方の調整項目の調整の完了が他方の調整項目の調整の実施許可条件であるか否かを示す情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記工程表に従う調整が実施されている間に、前記複数の調整項目のうちの第1の調整項目について調整エラーが発生したことに応じて、前記相関情報に基づいて、前記第1の調整項目の調整の完了が実施許可条件となっていない第2の調整項目を選定し、前記第2の調整項目の実施順序が前記第1の調整項目より前になるように前記工程表を更新する、ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記第1の調整項目の調整が行われた後、前記第1の調整項目についての性能評価値を取得し、該性能評価値が許容範囲内に収束しないと判定した場合に、前記第1の調整項目について前記調整エラーが発生したと判定する、ことを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
【請求項5】
前記第2の調整項目が複数存在し、
前記処理部は、
前記更新された工程表に従い実施された前記複数の第2の調整項目それぞれの調整の成功率を取得し、
前記複数の第2の調整項目の実施順序が成功率の高い順に並ぶよう、前記工程表を更新する、
ことを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
【請求項6】
前記処理部は、前記複数の調整項目のうち、作業者による手作業を伴う2つ以上の調整項目を工程段取りとして集約し、前記工程段取りの実施順序が最初になるよう、前記工程表を更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項7】
前記産業機器は、ストッカー装置から搬入された基板に原版のパターンを転写するリソグラフィ装置であり、
前記処理部は、前記ストッカー装置の基板の収納可能数を制約条件として、処理する基板の数が前記収納可能数を上回らないように、前記2つ以上の調整項目を集約する、
ことを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
【請求項8】
前記処理部は、前記工程表を作業者に提示すべく出力装置に出力するように構成され、
前記工程表は、前記2つ以上の調整項目についての各調整において使用される基板の数の情報を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
【請求項9】
前記処理部は、前記工程表に基づくガントチャートを出力装置に出力するように構成され、
前記ガントチャートは、前記工程段取りの時刻情報を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
【請求項10】
前記リソグラフィ装置は、基板を露光することにより原版のパターンを前記基板に転写する露光装置であり、
前記複数の調整項目は、前記露光装置の照明光学系の性能調整、前記露光装置の投影光学系の結像性能調整、前記投影光学系のフォーカス調整、アライメント性能調整のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
露光装置等のリソグラフィ装置を構成する各ユニットを組み立てた後、誤差を計測し、オフセット調整を行う調整工程が実施される。そのような誤差には、ユニットの取り付け誤差、光学部品等の加工誤差、光量センサ等の部品誤差(製造ばらつき)、駆動機構のリニアリティ誤差等が含まれうる。調整工程では、性能仕様の評価値(以下「性能評価値」という。)が許容範囲内に収まるよう、誤差の計測およびオフセット調整が繰り返される。
【0003】
従来作業者が実施していた調整工程を、自己計測機能の組み合わせを用いた自動調整に置き換えることで、調整工程のリードタイムを短縮することが提案されている。特許文献1は、作業者が選択したメンテナンス項目を実行することと、自動調整項目に対する自己計測機能を実行することとを組み合わせた方法を開示している。特許文献2は、メンテナンス項目(自動調整項目)を定期的に実施するため、メンテナンスのスケジューリング作成機能を備え、メンテナンス実施日時を移動可能にするスケジューリング方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-4047号公報
特開2003-338446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、露光装置の高精度化及び顧客要求の性能仕様の多様化に伴って、作業者が行う事前準備(工程段取り作業)が複雑化している。また、性能評価値が許容範囲に収束せずに調整エラーとなって露光装置が停止する頻度が増えている。
【0006】
露光装置毎に、多様化する作業者による事前準備(工程段取り作業)の回数を減らした自動調整の調整順序をいかに効果的に計画するかが現状の課題である。また、露光装置が調整エラーとなった場合でも、露光装置の調整エラー状態に応じた自動調整の調整順序をいかに効果的に計画するかも現状の課題である。
【0007】
本発明は、多様な調整条件に対応し、かつ、調整エラーに対応して、複数の調整項目についての調整順序を効果的に計画するのに有利な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面によれば、産業機器の複数の調整項目についての調整の実施を管理する管理装置であって、前記複数の調整項目が実施順序に従いリスト化された工程表を取得する取得部と、前記工程表に従う調整が実施されている間に調整エラーが発生したことに応じて、各調整項目について他の調整項目との関係に基づく実施許可条件を規定した相関情報に基づいて、前記工程表を更新する処理部と、を有することを特徴とする管理装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、多様な調整条件に対応し、かつ、調整エラーに対応して、複数の調整項目についての調整順序を効果的に計画するのに有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
露光装置の構成を示す図。
調整順序及び調整条件を示す工程表を例示する図。
第1の調整順序に従い更新された工程表を例示する図。
調整エラー発生後の実行可否の情報が記述された工程表を例示する図。
第1の調整順序に従い更新された工程表を例示する図。
調整順序を示すガントチャートを例示する図。
更新後のガントチャートを例示する図。
更新後のガントチャートを例示する図。
調整順序を示すダイアグラムを例示する図。
第1の調整順序に従い更新されたダイアグラムを例示する図。
調整エラー発生時のダイアグラムを例示する図。
第2の調整順序に従い更新されたダイアグラムを例示する図。
更新された第2の調整順序に従うダイアグラムを例示する図。
工程相関情報を例示する図。
第1実施形態における管理方法のフローチャート。
第2実施形態における管理方法のフローチャート。
工程相関学習表を例示する図。
成功率が反映された後の工程相関学習表を例示する図。
情報処理システムの構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
制御装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
10日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
1か月前
キヤノン株式会社
乾燥装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
検出装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
1日前
キヤノン株式会社
定着装置
25日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド
23日前
キヤノン株式会社
トナー容器
1日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
1日前
キヤノン株式会社
トナー容器
1日前
キヤノン株式会社
防水構造体
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像システム
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る