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公開番号
2025005922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106359
出願日
2023-06-28
発明の名称
回収トナー容器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/12 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 軸受部材を内部に備えた回収トナー容器において、軸受部材を容器内から取出すための取出口を別途設けることなく、軸受部材を簡易な構成で取出すことできる回収トナー容器を提供すること。
【解決手段】 規制部材を容器の外部から移動させることで、容器内部の軸受け部材を回転軸から取り除き、容器のトナー収容開口部から取り出すことが可能となり、複数の容器部材を接合し密閉した容器構成であっても、密閉したまま軸受け部材が除去可能となる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーを収容する収容部の一部を構成する第1容器部材と、
前記収容部の一部を構成する第2容器部材と、
前記第1容器部材と前記第2容器部材と同材質で構成され、前記第1容器部材と前記第2容器部材を接合する接合部材と、
前記収容部に収容されたトナーを搬送する回転可能な回転部材と、
前記収容部の内部に設けられ、前記回転部材の回転軸を支持する軸受部材と、
前記収容部にトナーを受け入れるための開口部と、
前記第1容器部材もしくは前記第2容器部材と一体に形成され、前記軸受部材が前記回転部材の回転軸方向へ移動した場合に、前記軸受部材と当接して前記軸受部材が前記回転部材の回転軸方向へ移動することを規制する規制部と、を備え、トナーを回収する回収トナー容器において、
前記軸受部材は、前記開口部を通過可能な形状に構成され、
前記規制部は、前記第1容器部材及び前記第2容器部材が接合された状態で、前記第1容器部材もしくは前記第2容器部材から分離もしくは弾性変形可能に構成され、前記規制部が分離もしくは弾性変形されることで、前記軸受部材が前記回転部材の回転軸から分離可能な構成となっていることを特徴とする回収トナー容器。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記回転部材は、前記第1容器部材と前記第2容器部材と同材質で構成され、前記軸受部材は、前記回転部材とは異なる材質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回収トナー容器。
【請求項3】
前記軸受部材の材料は、ポリオキシメチレンにて成形され、前記回転部材の材料は、ポリスチレンにて成形されていることを特徴とする請求項2に記載の回収トナー容器。
【請求項4】
前記軸受部材を支持する第1の支持部と、
前記回転部材の回転軸方向において、前記軸受部材が設けられている一端側において、前記軸受部材よりも内側に設けられ、前記回転部材の回転軸を回転可能に支持可能な第2の支持部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の回収トナー容器。
【請求項5】
前記回収トナー容器に設けられ、前記規制部を分離もしくは弾性変形するための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回収トナー容器。
【請求項6】
前記軸受部材は、前記第1容器部材と前記第2容器部材により支持されていることを特徴とする請求項1に記載の回収トナー容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回収したトナーを搬送する回転部材を備えた回収トナー容器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置には、画像形成部から排出されたトナーを回収トナーとして回収する回収トナー容器が設けられている。このような回収トナー容器には、回収後の回収トナーを搬送し、収容部に収容されたトナーのトナー面をならすための回転部材が設けられる場合がある。特許文献1で提案されている回収トナー容器は、略直方体形状で、長手方向にトナーを均一化して収容するために、回転部材52が配置されている。回転部材52の回転軸の方向は、回収トナー容器50の長手方向に平行である。回転部材52は、回収トナー容器に回転自在に保持されており、回収トナー容器の回収トナー搬送方向において下流側には蓋部材53が備えられ、回収トナー容器50の右端に形成された排出口51を封止する。蓋部材53には、回転部材52の回転軸と嵌合し、回転自在に軸支する軸受部53aが配設される。軸受部53aは、回収トナー容器50の右端から容器内部側に貫通するように突出して配設される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-167839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来例のように容器内のスクリューなどの回転体軸受けを、容器から着脱可能な蓋部材(着脱部)に取り付けた場合、蓋部材(着脱部)と容器の間を封止するためのトナーシール構成を設ける必要があり部品点数、気密性などの対応が必要であった。一方、回収トナー容器を、例えば上下に分割させ、容器内に回転部材を組み付けた後、分割された容器間を封止する際に、容器の封止性を高めるために、分割された容器部材を完全に接合することが考えられる。こうすることで、分割された容器間をシールする封止部材を用いること無く封止することができる。しかしながら、この場合には、以下のような課題がある。即ち、回収トナー容器をリサイクルする場合において、材質が異なる部品がある場合、分解して分別する必要が生じる。分割された容器部材を完全に接合して回収容器を形成する場合は、分解が容易ではなく、リサイクル容易性に課題があった。一般的に同材質の回転軸と軸受け部材では、異音、摩耗が促進されやすいため、軸受け部材に摺動性の良い材質を用いることがある。この場合、リサイクルする時点で軸受け部材を除去する必要があるが、接合容器の場合には分解に労力を要するものであった。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものである。即ち、回転部材を支持する軸受部材を容器内側に備えた回収トナー容器において、軸受部材を容器内から取出すための取出口を別途設けることなく、軸受部材を簡易な構成で取出すことできる回収トナー容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る回収トナー容器は、トナーを収容する収容部の一部を構成する第1容器部材と、前記収容部の一部を構成する第2容器部材と、前記第1容器部材と前記第2容器部材と同材質で構成され、前記第1容器部材と前記第2容器部材を接合する接合部材と、前記収容部に収容されたトナーを搬送する回転可能な回転部材と、前記収容部の内部に設けられ、前記回転部材の回転軸を支持する軸受部材と、前記収容部にトナーを受け入れるための開口部と、前記第1容器部材もしくは前記第2容器部材と一体に形成され、前記軸受部材が前記回転部材の回転軸方向へ移動した場合に、前記軸受部材と当接して前記軸受部材が前記回転部材の回転軸方向へ移動することを規制する規制部と、を備え、トナーを回収する回収トナー容器において、前記軸受部材は、前記開口部を通過可能な形状に構成され、前記規制部は、前記第1容器部材及び前記第2容器部材が接合された状態で、前記第1容器部材もしくは前記第2容器部材から分離もしくは弾性変形可能に構成され、前記規制部が分離もしくは弾性変形されることで、前記軸受部材が前記回転部材の回転軸から分離可能な構成となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
回転部材を支持する軸受部材を容器内側に備えた回収トナー容器において、軸受部材を容器内から取出すための取出口を別途設けることなく、軸受部材を簡易な構成で取出すことできる回収トナー容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の構成の説明図
クリーニング装置の構成の説明図
回収トナー容器の斜視図
回収トナー容器のスクリュー軸に沿った断面図
軸受け部材分離方法を示す回収トナー容器のスクリュー軸中心断面図
軸受け部材の支持部詳細斜視図
容器接合部の詳細断面図
別の実施例を示す軸受け部材保持部の断面斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施例1]
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト8の下向き面に沿って画像形成部30Y、30M、30C、30Kを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
【0010】
画像形成部30Yでは、感光ドラム1Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部30Mでは、感光ドラム1Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部30C、30Kでは、それぞれ感光ドラム1C、1Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。
(【0011】以降は省略されています)
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