TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025006936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107988
出願日2023-06-30
発明の名称読取装置および記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 1/10 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ゴミや埃などが装置内部に侵入することを抑制する、原稿を搬送しながら被読取面を読み取る原稿搬送読取方式を採用した読取装置を提供する。
【解決手段】読取装置において、原稿台ガラス202と、原稿の被読取面が原稿台ガラスの第1面と対向するように原稿を搬送する搬送ローラと、原稿台ガラスの第2面に対向するように配置され、原稿台ガラスを介して被読取面を読み取る読取手段と、原稿台ガラスを支持する枠体(ガラスフレーム204やベースフレーム等から構成される)と、第1面と対向するように枠体に着脱可能に取り付けられ、搬送ローラにより搬送される原稿をガイドする搬送ガイド203と、を備え、搬送ガイドを枠体に取り付けるための取付部、すなわち、係合形状203F、203Rと、被係合部204F、204Rとが、第1面としての上面に垂直な上下方向に見たときに、原稿台ガラスと重なる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原稿台ガラスと、
原稿の被読取面が前記原稿台ガラスの第1面と対向するように原稿を搬送する搬送ローラと、
前記原稿台ガラスの第2面に対向するように配置され、前記原稿台ガラスを介して前記被読取面を読み取る読取手段と、
前記原稿台ガラスを支持する支持部材と、
前記第1面と対向するように前記支持部材に着脱可能に取り付けられ、前記搬送ローラにより搬送される原稿をガイドするガイドと、
を備え、
前記ガイドを前記支持部材に取り付けるための取付部の少なくとも一部が、前記第1面に垂直な上下方向に見たときに、前記原稿台ガラスと重なることを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記取付部は、前記上下方向に見たときに前記原稿台ガラスに包含されるように重なることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記支持部材は、
前記第1面における前記被読取面が対向する読取領域を露出させる開口部と、
前記上下方向に見たときに前記第1面における前記読取領域の外側の非読取領域に重なる開口縁部と、
を有し、
前記取付部は、
前記ガイドに設けられる係合部と、
前記支持部材の前記開口縁部に設けられ、前記係合部が係合する被係合部と、
を含み、
前記係合部と前記被係合部は、それぞれ前記非読取領域と対向するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項4】
前記被係合部は、弾性変形した状態で前記第1面に沿った面方向に前記係合部を挟持することを特徴とする請求項3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記被係合部は、
第1爪部と、
前記第1爪部に対して前記面方向に対向する第2爪部と、
を有し、
前記第1爪部と前記第2爪部との間には、前記上下方向における上方から前記係合部を差し込み可能とする前記上方に開放された隙間が形成され、
前記係合部が前記隙間に差し込まれていない状態において、前記第1爪部と前記第2爪部との対向方向における前記隙間の幅は、前記対向方向における前記係合部の幅よりも狭く、
前記係合部は、前記第1爪部と前記第2爪部の少なくともいずれかが弾性変形することで前記隙間に差し込まれ、前記第1爪部と前記第2爪部によって挟持される状態となることを特徴とする請求項4に記載の読取装置。
【請求項6】
前記第1爪部は、
前記第1面から離間する方向に立設される支持部と、
前記支持部の先端から前記第2爪部と対向する側に垂れ下がり、前記支持部に対して前記先端を基点として前記対向方向に弾性的に変位可能に構成された弾性可動片と、
を有し、
前記弾性可動片が、前記第2爪部との間で前記係合部を挟持することを特徴とする請求項5に記載の読取装置。
【請求項7】
前記係合部を第1係合部、前記被係合部を第1被係合部とし、
前記取付部は、
前記面方向に沿った方向であって前記搬送ローラが原稿を搬送する搬送経路と交差する方向における第1の側に、前記第1係合部と前記第1被係合部とを有し、
前記交差する方向における前記第1の側とは反対の第2の側に、
前記ガイドに設けられる第2係合部と、
前記支持部材の前記開口縁部に設けられ、前記第2係合部が係合する第2被係合部と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の読取装置。
【請求項8】
前記第2被係合部は、前記第2係合部を前記非読取領域との間で挟持することを特徴とする請求項7に記載の読取装置。
【請求項9】
前記第2被係合部は、前記交差する方向の外向きに凹む凹部であり、前記交差する方向に前記第2係合部が差し込まれるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の読取装置。
【請求項10】
前記原稿台ガラスの前記第1面を覆う閉位置と、前記第1面を開放する開位置と、に回転可能に構成された開閉部をさらに備え、
前記開閉部は、回転軸線が前記開口部に対して前記第2の側において前記搬送経路に沿って延びるよう、前記支持部材に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項9に記載の読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の被読取面を読み取るための読取装置に関し、特に、原稿を搬送しながら被読取面を読み取る原稿搬送読取方式を採用した読取装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、原稿上に記録されている画像等を読み取るための読取装置が搭載された複写機や複合機が知られている。この種の読取装置は、いわゆるフラットベットスキャナであり、原稿を載置可能な原稿台ガラスと、読取手段として、この原稿台ガラスの直下であって原稿台ガラス面と平行に往復動可能に配置されたイメージセンサユニットと、を備える。ここで、イメージセンサユニットとは、密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)等の略直方体形状の筐体を有するイメージセンサが保持部材に搭載されたものをいう。
【0003】
また、読取装置には、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えたものもある。ADFにより原稿を移動原稿読取用の読取部を通過させ、この読取部の移動原稿読取位置に静止させたイメージセンサユニットによって原稿の被読取面の画像等を読み取る。自動原稿搬送装置を搭載した読取装置の構成として、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された読取装置は、自動原稿搬送装置を用いた読取において、搬送される原稿をガイドする搬送ガイドが、読取装置本体に着脱可能に取り付けられる構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-114433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、プラテンガラス(原稿台ガラス)の上方において搬送される原稿をガイドする透明フィルムを両面テープで接着・保持する保持部材が、スナップフィットで搬送原稿読取部の上面を覆う外装フレームの孔に着脱自在に取り付けられる。特許文献1の構成におけるスナップフィットは、外装フレームの孔を介して外装フレーム裏側に回り込んで係合する構成となっているため、その孔からゴミや埃などが外装フレーム内側の読取領域内に侵入し、それがイメージセンサに付着することで読取画像の画質等に影響を与える可能性がある。
【0006】
本発明は、読取装置においてゴミや埃などが装置内部に侵入することを抑制することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の読取装置は、
原稿台ガラスと、
原稿の被読取面が前記原稿台ガラスの第1面と対向するように原稿を搬送する搬送ローラと、
前記原稿台ガラスの第2面に対向するように配置され、前記原稿台ガラスを介して前記被読取面を読み取る読取手段と、
前記原稿台ガラスを支持する支持部材と、
前記第1面と対向するように前記支持部材に着脱可能に取り付けられ、前記搬送ローラ
により搬送される原稿をガイドするガイドと、
を備え、
前記ガイドを前記支持部材に取り付けるための取付部の少なくとも一部が、前記第1面に垂直な上下方向に見たときに、前記原稿台ガラスと重なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、読取装置においてゴミや埃などが装置内部に侵入することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る画像読取装置の斜視図
本実施形態に係る自動原稿送り装置を閉じた時の画像読取装置断面図
本実施形態に係るスキャナ部の上視図及び断面図
本実施形態に係る読取ユニットの斜視図及び分解図
本実施形態に係る画像読取装置内部構成を示す上視図
本実施形態に係るガラスフレームユニットの分解図
本実施形態に係る搬送ガイドの取付部の構成説明図
本実施形態に係る搬送ガイドがガラスフレームに装着した状態の上視図
本実施形態に係る搬送ガイドがガラスフレームに装着した状態の搬送ガイド部の断面図
本実施形態に係る搬送ガイド取付部の詳細図
本実施形態に係るイメージセンサの断面図
本実施形態に係る着脱可能な搬送ガイドの上面図及び分解図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施形態に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
29日前
キヤノン株式会社
定着装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
9日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
定着装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
29日前
キヤノン株式会社
制御装置
今日
キヤノン株式会社
露光ヘッド
22日前
キヤノン株式会社
トナー容器
今日
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
今日
キヤノン株式会社
トナー容器
今日
キヤノン株式会社
防水構造体
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
アンテナ装置
10日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
22日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
映像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
続きを見る