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公開番号
2025007584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109082
出願日
2023-07-03
発明の名称
液体吐出ヘッド
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 吐出口面と保護テープとの間に生じた気泡を除去することができる液体吐出ヘッドを提供することができる。
【解決手段】 液体吐出ヘッド11には、吐出口3を塞ぐように保護テープ12が貼付されている。保護テープ12は、少なくとも基材20と粘着剤19とから構成されており、粘着剤19には、保護テープ12の端部まで形成されたスリット13が形成されている。スリット13は、大気と連通している。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する吐出口が形成されている吐出口面を有する液体吐出ヘッドにおいて、
前記吐出口面には、前記吐出口を塞ぐように保護テープが貼付されており、
前記保護テープは、少なくとも基材と粘着剤とから構成されており、
前記粘着剤には、前記保護テープの端部まで形成されたスリットが形成されており、
前記スリットは、大気と連通していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記スリットは、複数の前記吐出口が配列されて成る吐出口列に沿って形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記吐出口列は、複数形成されており、
前記スリットは、前記複数の吐出口列間に形成されている請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記スリットは、前記複数の吐出口列のうち最端に位置する吐出口列と、前記保護テープの端部のうち前記吐出口列と交差する方向における端部と、の間に形成されている請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記スリットは、前記保護テープの端部のうち、複数の前記吐出口が配列されている方向における端部まで形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記スリットは、前記保護テープの端部のうち、複数の前記吐出口が配列されている方向における一端部から他端部まで形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記吐出口に液体を供給するための液体供給口をさらに有し、
前記吐出口面と直交する方向から見た際に、前記スリットは、前記液体供給口に沿って形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記液体供給口は、複数形成されており、
前記吐出口面と直交する方向から見た際に、前記スリットは、前記複数の液体供給口間に形成されている請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記吐出口面と直交する方向から見た際に、前記スリットは、前記複数の液体供給口のうち最端に位置する液体供給口と、前記保護テープの端部のうち複数の前記吐出口が配列されている方向と交差する方向における端部と、の間に形成されている請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記スリットは、前記液体供給口が形成されている数よりも1つ多い数だけ形成されている請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドの吐出口は、液体吐出ヘッドの使用時は液体(インク)が吐出するために、吐出口が開放されていなければならない。しかし、一般消費者の元へ届き、開封して使用されるまで、インクの染み出しやインク蒸発などが原因で起こる吐出口詰まりや吐出口面の撥水層劣化を防止しなければならない。そのため、物流時には、剥離可能な保護テープでインク滴を吐出する吐出口が形成されている吐出口面を保護することで、吐出口からのインクの染み出しやインク蒸発を防ぐことができ、さらに外的衝撃などから吐出口および撥水層を保護することができる。
【0003】
特許文献1には、スリットが形成された保護テープが開示されている。特許文献1では、液体吐出ヘッド上の導電体を保護するビード(以下、封止剤とも称する)と整列するようなスリットを保護テープに切り込む保護テープ構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-320741
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、吐出口面に保護テープを貼り付けた際に、吐出口列間などに発生した気泡を除去することは困難である。そのため、気泡が吐出口の直上に位置した場合、吐出口のインク滲みによるインク固着が生じ、印字品位を低下させる可能性がある。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑み、吐出口面と保護テープとの間に生じた気泡を除去することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、液体を吐出する吐出口が形成されている吐出口面を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記吐出口面には、前記吐出口を塞ぐように保護テープが貼付されており、前記保護テープは、少なくとも基材と粘着剤とから構成されており、前記粘着剤には、前記保護テープの端部まで形成されたスリットが形成されており、前記スリットは、大気と連通していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、吐出口面と保護テープとの間に生じた気泡を除去することができる液体吐出ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は第1の実施形態に係る保護テープが貼り付けられていない状態の液体吐出ヘッドを示した斜視図。(b)は第1の実施形態に係る保護テープが貼り付けられた状態の液体吐出ヘッドを示した斜視図。
図1の液体吐出ヘッドにおける記録素子基板を示した斜視図。
図1の液体吐出ヘッドが搭載される液体記録装置を示した斜視図。
従来形態の保護テープを示した概略図。
第1の実施形態の保護テープが貼り付けられた平面図と断面図。
第1の実施形態の保護テープが貼り付けられた平面図。
第2の実施形態の保護テープが貼り付けられた平面図と断面図。
第3の実施形態の保護テープが貼り付けられた平面図と断面図。
第4の実施形態の保護テープが貼り付けられた平面図と断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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