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公開番号2025007855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109527
出願日2023-07-03
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】 VRシステム又はMRシステムなどのユーザーインターフェースとして、利便性の高いユーザーインターフェースを提供すること。
【解決手段】 情報処理装置は、コントローラの位置又は姿勢に関する情報を取得する取得手段と、所定の領域と、所定の時点において前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて、仮想オブジェクトを表示するための基準を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記基準と、前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて前記仮想オブジェクトを表示するように表示手段を制御する制御手段と、を有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラの位置又は姿勢に関する情報を取得する取得手段と、
所定の領域と、所定の時点において前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて、仮想オブジェクトを表示するための基準を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記基準と、前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて前記仮想オブジェクトを表示するように表示手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
コントローラの位置又は姿勢に関する情報を取得する取得手段と、
仮想オブジェクトを表示するための予め定められた基準である第一の基準と、前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて前記仮想オブジェクトを表示するように表示手段を制御する制御手段と、
所定の領域と、所定の時点において前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて、前記第一の基準とは異なる基準である第二の基準を設定する設定手段と、を有し、
前記制御手段は、前記設定手段により前記第二の基準が設定された場合、前記第二の基準と、前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて前記仮想オブジェクトを表示するように表示手段を制御する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
前記取得手段は、コントローラの位置及び姿勢に関する情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記設定手段により設定される基準は、前記コントローラの位置又は姿勢と、前記所定の領域との関係に関する基準である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定手段により設定される基準は、前記コントローラが指示する方向に関する基準である、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記仮想オブジェクトは、コントローラ又は前記ユーザの手を始点として伸びる光線であって、
前記設定手段により設定される基準は、前記始点に関する基準である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記仮想オブジェクトは、ポインタであって、
前記設定手段により設定される基準は、前記コントローラの位置又は姿勢と、前記ポインタの位置とに関する基準である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記設定手段により設定される基準は、前記コントローラを原点とした座標系に関する基準である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記設定手段は、前記第一の基準となる前記コントローラを原点とした座標系を回転させる角度に関する補正値を設定することで、前記第二の基準を設定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記設定手段は、前記第一の基準となる前記コントローラを原点とした座標系を平行移動させる距離に関する補正値を設定することで、前記第二の基準を設定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザに仮想現実を体感させるクロスリアリティ(XR)のシステムにおいて、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の表示を制御する際に、手の動きを仮想空間の動作に変換するためにハンドコントローラが活用されている。HMDは、ユーザが頭部に装着する小型ディスプレイを備えた眼鏡型装置である。HMDを介してユーザーインターフェース(UI)操作を行う際に、手の動きを仮想空間内での動作に変換するためにハンドコントローラが活用されている。ハンドコントローラの位置及び姿勢に基づいて、レイと呼ばれる仮想的な光線や仮想的なポインタといったCG(Computer Graphics)が画面に表示されることで、ユーザは指示する位置が分かり、仮想オブジェクトに対して自由に操作できる。
【0003】
例えば、特許文献1では、ハンドコントローラから複数の赤外光(IR光)を発光させて、HMDに搭載されるカメラが赤外光を受信することにより、手の位置及び姿勢を検出することができるハンドコントローラに関する技術が公開されている。特許文献2では、HMDに搭載されるカメラの撮影画像に写るユーザの身体部分とメモリに記憶された骨格モデルとを比較することにより、ユーザの位置及び姿勢を仮想空間に反映させる装置に関する技術が公開されている。このような技術を用いることで、コントローラの動きに応じて、ユーザの指示しているものを示すCG(Computer Graphics)である光線(レイ)やポインタを表示できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2020-519992号公報
特開2021-60627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術では、レイやポインタを用いて仮想オブジェクトに対して操作を行う際、コントローラからレイやポインタが出る方向は予め定められている。指示したい仮想オブジェクトによっては、腕を伸ばして前に出したままにする場合など、長時間指示したままの状態にするには、腕が疲れてしまうといった課題がある。そこで、本発明では、VRシステム又はMRシステムなどのユーザーインターフェースとして、ユーザが所望する方向にレイやポインタを表示して、仮想オブジェクトを指示することが可能な利便性の高いユーザーインターフェースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの態様は、コントローラの位置又は姿勢に関する情報を取得する取得手段と、所定の領域と所定の時点において前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて、仮想オブジェクトを表示するための基準を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記基準と前記取得手段により取得された前記情報とに基づいて前記仮想オブジェクトを表示するように表示手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、VRシステム又はMRシステムなどのユーザーインターフェースとして、ユーザが所望する方向にレイやポインタを表示して、仮想オブジェクトを指示することが可能な利便性の高いユーザーインターフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1における情報処理システムを説明する図である。
実施形態1におけるHMDなどの内部構成図である。
実施形態1におけるポインタの出力方向を決定する処理の手順を説明するフローチャートである。
実施形態1における予め定められているポインタの出力方向を説明する図である。
実施形態1におけるキャリブレーション前後のポインタ出力方向を説明する図である。
実施形態1におけるキャリブレーションを行っている最中の表示内容を説明する図である。
実施形態1におけるオブジェクト表示を説明する図である。
実施形態2におけるポインタの出力方向を決定する処理の手順を説明するフローチャートである。
実施形態2におけるオブジェクト表示と判定領域を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(実施形態1)
図1を参照して、第1の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。情報処理システム1は、HMD100、PC(パーソナルコンピュータ)110、及びコントローラ120を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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