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公開番号2025007019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108146
出願日2023-06-30
発明の名称画像読取装置および記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ガイド部材の着脱操作性を向上できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、原稿の画像を読み取る読取部と、原稿を搬送する搬送部であって、読取部に対して回動軸を中心に回動可能に構成された搬送部と、搬送部が搬送する原稿をガイドするガイド部材203であって、読取部に対して着脱可能に構成されたガイド部材203と、を備え、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、回動軸と直交する方向において、画像読取装置の回動軸が位置する側を第1の側とし、第1の側と反対側を第2の側とすると、ガイド部材の第2の側に、作業者が把持する把持部203Hが設けられている。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
原稿の画像を読み取る読取部と、
原稿を搬送する搬送部であって、前記読取部に対して回動軸を中心に回動可能に構成された搬送部と、
前記搬送部が搬送する原稿をガイドするガイド部材であって、前記読取部に対して着脱可能に構成されたガイド部材と、
を備え、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、
前記回動軸と直交する方向において、前記画像読取装置の前記回動軸が位置する側を第1の側とし、前記第1の側と反対側を第2の側とすると、前記ガイド部材の前記第2の側に、作業者が把持する把持部が設けられていることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記回動軸は、搬送される原稿の幅方向と交差する方向に延び、
前記把持部は、前記幅方向における前記ガイド部材の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記ガイド部材は、第1の側の端部に設けられた第1係合部と、第2の側の端部に設けられた第2係合部と、を有し、
前記読取部には、前記第1係合部と係合する第1被係合部と、前記第2係合部と係合する第2被係合部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第1係合部と前記第1被係合部のいずれか一方は前記幅方向に突出した第1突出部であり、他方は前記幅方向に延伸する穴部であり、
前記第2係合部と前記第2被係合部のいずれか一方は前記幅方向に突出した第2突出部であり、他方は鉛直方向に開口した溝部であることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記溝部の最小幅は、前記第2突出部の幅より狭く、
前記溝部は、前記第2突出部の前記溝部への挿入過程で前記第2突出部に当接して前記溝部の幅が広がる方向に弾性変形する弾性部により構成されることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記第2係合部は、前記第2突出部であり、
前記第2被係合部は、前記弾性部と、前記弾性部に対向する固定部により構成される前記溝部であり、
前記弾性部と前記固定部の上面には、前記溝部に近づくにつれて下方に向かう斜面がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記ガイド部材は、被当接部を有し、
前記搬送部は、前記第2係合部が前記弾性部と前記固定部の上に載置されている状態において、前記搬送部が前記読取部に対して開いた状態から閉じた状態に移行する過程で前記被当接部に上方から当接する当接部を有することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記第1係合部は、前記第1突出部であり、
前記第1被係合部は、前記穴部であり、
前記穴部の上方には、原稿のガイド方向の上流側又は下流側に向かうにつれて下方に向かう斜面が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記把持部は、前記読取部の対向面に対して鉛直方向に対向するように、原稿のガイド
方向の上流側に突出しており、
前記把持部と前記対向面との間には隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記ガイド部材は、前記把持部の下面から前記対向面に向かって延設するリブを有することを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読み取るための画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、原稿を読み取るための画像読取装置が搭載された複写機や複合機が知られている。このような画像読取装置としては、原稿上の画像を読み込むためのイメージセンサユニットを有する読取部と、シート状の原稿を自動的に搬送可能な自動原稿搬送装置等を有する搬送部と、を備える構成が知られている。搬送部によって原稿が読取部を通過すると、イメージセンサユニットによって原稿上の画像が読み取られる。
【0003】
特許文献1には、搬送部が読取部に対して開閉可能に構成され、原稿をガイドするガイド部材が画像読取装置の本体に着脱可能に取り付けられた画像読取装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-114433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ガイド部材の操作性を向上できる画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、
原稿の画像を読み取る読取部と、
原稿を搬送する搬送部であって、前記読取部に対して回動軸を中心に回動可能に構成された搬送部と、
前記搬送部が搬送する原稿をガイドするガイド部材であって、前記読取部に対して着脱可能に構成されたガイド部材と、
を備え、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、
前記回動軸と直交する方向において、前記画像読取装置の前記回動軸が位置する側を第1の側とし、前記第1の側と反対側を第2の側とすると、前記ガイド部材の前記第2の側に、作業者が把持する把持部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ガイド部材の操作性を向上できる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の複合機の斜視図である。
第1実施形態の画像読取装置の断面図である。
第1実施形態のスキャナ部の説明図である。
第1実施形態のガラスフレームユニットの裏面図である。
第1実施形態の読取りユニットの説明図である。
第1実施形態のスキャナ部の内部構成を示す上視図である。
第1実施形態のイメージセンサの断面図である。
第1実施形態の電気回路構成を示すブロック図である。
第1実施形態の読取りユニットの動作の説明図である。
第1実施形態の読取りユニットの動作位置を示す断面図である。
第1実施形態の読取りユニットの動作位置を示す断面図である。
第1実施形態の電源投入時の動作シーケンス図である。
第1実施形態のフラットベット読取時の動作シーケンス図である。
第1実施形態のADF読取時の動作シーケンス図である。
第1実施形態の白色シート読取時の画像の明るさレベルの分布図である。
第1実施形態のガラスフレームユニットの説明図である。
第1実施形態の原稿サイズ指標部材の説明図である。
第1実施形態の着脱可能な搬送ガイドの上面図及び分解図である。
第1実施形態の読取りユニットと搬送ガイドの位置関係を示す図である。
第1実施形態の搬送ガイドとガラスフレームの係合構成の説明図である。
第1実施形態の搬送ガイドの誤装着防止構成の説明図である。
第1実施形態の搬送ガイドの取付け補助構成の説明図である。
第2実施形態の搬送ガイドの把持部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施形態に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0010】
本発明の画像読取装置は例えば、フラットベットスキャナ装置、あるいはフラットベットスキャナ装置とプリント装置等を複合化した複写機、ファクシミリ、複合機等に適用可能である。本発明は特に、原稿の読取方式として原稿搬送読取方式を具備し、着脱可能なシート搬送ガイドを備えた画像読取装置に好適である。以下、本発明を適用した画像読取装置の一例として、コンピュータ等に原稿画像を取り込む画像読取装置について説明する。尚、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図面に適宜示されるX方向は画像読取装置の左右方向であり、Y方向は奥行き方向であり、Z方向は高さ方向である。以下の実施形態において、X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交する。
(【0011】以降は省略されています)

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