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公開番号2025007881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109583
出願日2023-07-03
発明の名称撮像装置、アクセサリおよびそれらの制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/65 20230101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像装置からアクセサリへの供給可能電力とアクセサリの使用電力との関係を、アクセサリへの外部電源からの電力供給の有無を考慮しつつ適切に設定する。
【解決手段】アクセサリ100、300は、撮像装置から電力供給を受けることが可能である。アクセサリは、撮像装置100からアクセサリへの供給可能電力とアクセサリへの外部電源308からの電力供給の有無とを判定し、撮像装置からの供給可能電力の判定結果と外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じてアクセサリの使用電力を設定し、該使用電力に関する情報を撮像装置に通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮像装置から電力供給を受けることが可能なアクセサリであって、
前記撮像装置から前記アクセサリへの供給可能電力と前記アクセサリへの外部電源からの電力供給の有無とを判定する判定手段と、
前記撮像装置からの供給可能電力の判定結果と前記外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じて前記アクセサリの使用電力を設定し、該使用電力に関する情報を前記撮像装置に通知するアクセサリ制御手段とを有することを特徴とするアクセサリ。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記使用電力に関する情報は、前記使用電力を示す情報または前記使用電力の所定値との比較結果を示す情報であることを特徴とする請求項１に記載のアクセサリ。
【請求項３】
前記アクセサリ制御手段は、前記外部電源から電力供給を受けている場合に、前記外部電源から電力供給を受けずに前記撮像装置から電力供給を受けている場合よりも小さい使用電力を示す前記使用電力に関する情報を前記撮像装置に通知することを特徴とする請求項１に記載のアクセサリ。
【請求項４】
前記アクセサリ制御手段は、前記供給可能電力の判定結果と前記外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じて、前記アクセサリが第１の動作を行うか該第１の動作より使用電力が小さい第２の動作を行うかを設定することを特徴とする請求項１に記載のアクセサリ。
【請求項５】
前記アクセサリは、前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置および前記撮像装置に装着された前記レンズ装置に対して着脱可能に装着されるアダプタのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項１に記載のアクセサリ。
【請求項６】
撮像装置から電力供給を受けることが可能なアクセサリであって、
前記アクセサリへの外部電源からの電力供給の有無を判定する判定手段と、
前記外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じて前記アクセサリの使用電力を設定し、該使用電力に関する情報を前記撮像装置に通知するアクセサリ制御手段とを有し、
前記アクセサリ制御手段は、前記アクセサリが前記外部電源から電力供給を受けている場合に、前記外部電源から電力供給を受けずに前記撮像装置から電力供給を受けている場合よりも小さい前記使用電力を設定することを特徴とするアクセサリ。
【請求項７】
アクセサリへの電力供給が可能な撮像装置であって、
前記アクセサリから、前記撮像装置からの供給可能電力の判定結果と前記外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じて設定された該アクセサリの使用電力に関する情報の通知を受ける被通知手段と、
前記使用電力に関する情報に応じて前記撮像装置に関する設定を行うカメラ制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【請求項８】
前記使用電力に関する情報は、前記使用電力を示す情報または前記使用電力の所定値との比較結果を示す情報であることを特徴とする請求項７に記載の撮像装置。
【請求項９】
前記撮像装置に関する設定は、該撮像装置が有する複数の撮像モードのうち選択可能な撮像モードの設定であることを特徴とする請求項７に記載の撮像装置。
【請求項１０】
前記撮像装置に関する設定は、該撮像装置から前記アクセサリへの電力供給を行うか否かの設定であることを特徴とする請求項７に記載の撮像装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、撮像装置に着脱可能なアクセサリに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
レンズ交換型の撮像装置は、装着されたアクセサリとしての交換レンズに、撮像装置が搭載したバッテリからの電力を供給する。また交換レンズにズーム駆動等を行うアクセサリとしてのアダプタが装着可能である場合には、撮像装置は該アダプタにも電力を供給する。さらに、撮像装置の電力供給能力を補うために、アダプタに直接、外部電源からの電力を供給することも可能である。
【０００３】
ただし、撮像装置が認識していない状況で交換レンズにアダプタが装着されたりアダプタから外部電源が取り外されたりすると、撮像装置から交換レンズおよびアダプタに供給する電力が増加し、撮像装置自体が使用可能な電力が減少する。この結果、撮像装置の撮像動作に不具合が生じたり、撮像装置が自動的に省電力状態に切り替わったりする。
【０００４】
特許文献１には、アクセサリ（交換レンズ）の使用可能電力を指示する命令を撮像装置からアクセサリに送信し、アクセサリの電力および電圧を決定する撮像システムが開示されている。特許文献２には、交換レンズからの情報に応じて交換レンズに供給する電力を制限する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開平１１－６４９５７号公報
特開２００５－１０７０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１、２には、撮像装置の供給可能電力とアクセサリの消費電力（使用電力）との関係を適切に設定する方法については開示されていない。
【０００７】
本発明は、撮像装置からアクセサリへの供給可能電力とアクセサリの使用電力との関係を、アクセサリへの外部電源からの電力供給の有無を考慮しつつ適切に設定することができるようにしたアクセサリおよび撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の一側面としてのアクセサリは、撮像装置から電力供給を受けることが可能である。該アクセサリは、撮像装置からアクセサリへの供給可能電力とアクセサリへの外部電源からの電力供給の有無とを判定する判定手段と、撮像装置からの供給可能電力の判定結果と外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じてアクセサリの使用電力を設定し、該使用電力に関する情報を撮像装置に通知するアクセサリ制御手段とを有することを特徴とする。
【０００９】
また本発明の他の一側面としてのアクセサリは、撮像装置から電力供給を受けることが可能である。該アクセサリは、アクセサリへの外部電源からの電力供給の有無を判定する判定手段と、外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じてアクセサリの使用電力を設定し、該使用電力に関する情報を撮像装置に通知するアクセサリ制御手段とを有する。アクセサリ制御手段は、アクセサリが前記外部電源から電力供給を受けている場合に、外部電源から電力供給を受けずに撮像装置から電力供給を受けている場合よりも小さい使用電力を設定することを特徴とする。
【００１０】
また本発明の他の一側面としての撮像装置は、アクセサリへの電力供給が可能である。該撮像装置は、アクセサリから、撮像装置からの供給可能電力の判定結果と外部電源からの電力供給の有無の判定結果に応じて設定された該アクセサリの使用電力に関する情報の通知を受ける被通知手段と、使用電力に関する情報に応じて撮像装置に関する設定を行うカメラ制御手段とを有することを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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