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公開番号2025007293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108586
出願日2023-06-30
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/0481 20220101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】片手での操作に制限される状況下においても、より好適な態様でユーザ入力を受け付け可能とする画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置2は、画面表示部205と、入力受付部206と、撮像部207とを含む。また、画像処理装置1は、保持部401と、表示制御部402と、選択処理部403と、対象部位取得部404と、切り替え部405とを含む。切り替え部405は、表示領域への表示対象となる仮想物体の種別に応じて、当該表示領域に表示させる仮想物体の選択に関する端末装置2を介するユーザ入力の方法を切り替える。表示制御部402は、撮像画像に対して選択された仮想物体の画像を重畳させて上記表示領域に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
表示領域への表示対象となる仮想物体の種別に応じて、当該表示領域に表示させる仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替える切り替え手段と、
撮像画像に対して選択された前記仮想物体の画像を重畳させて前記表示領域に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする、画像処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記切り替え手段は、ユーザ入力に基づき選択された仮想物体に応じて、以降における、前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替えることを特徴とする、請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項３】
前記切り替え手段は、前記撮像画像から認識された被写体に応じて、前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替えることを特徴とする、請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項４】
前記切り替え手段は、前記被写体として認識された身体の部位に応じて、前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替えることを特徴とする、請求項３に記載の画像処理装置。
【請求項５】
仮想物体と、当該仮想物体の重畳対象となる身体の部位と、を対応付けた設定情報に基づき、前記表示領域への表示対象となる仮想物体に対応付けられた身体の部位を特定する特定手段を有し、
前記切り替え手段は、前記特定手段により特定された前記身体の部位に応じて、前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替える
ことを特徴とする、請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項６】
前記撮像画像から認識された身体の部位に対して、商品の画像を前記仮想物体として重畳させる画像処理装置であって、
前記表示制御手段は、前記商品の画像と、当該商品の画像の重畳対象となる身体の部位と、を対応付けた設定情報に基づき、ユーザから表示対象となる前記商品の画像の選択を受け付けるための選択画面を前記表示領域に表示させる
ことを特徴とする、請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項７】
前記表示制御手段は、適用されている前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法で逐次受け付けられるユーザ入力に応じて前記商品の画像を切り替えて、当該商品の画像を前記撮像画像から被写体として認識された身体の部位に重畳させて前記表示領域に表示させることを特徴とする、請求項６に記載の画像処理装置。
【請求項８】
前記切り替え手段は、片手での操作が行われることを認識した場合に、前記仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を、デフォルトの入力方法として設定された第１の入力方法から、前記片手での操作に対応付けられた第２の入力方法に切り替えることを特徴とする、請求項６に記載の画像処理装置。
【請求項９】
前記切り替え手段は、前記撮像画像から被写体として認識された手または腕を対象として、前記商品の画像を重畳させる場合に、前記片手での操作が行われることを認識することを特徴とする、請求項８に記載の画像処理装置。
【請求項１０】
前記第１の入力方法は、前記表示領域に表示された商品の画像の一覧から、前記撮像画像から被写体として認識された身体の部位に重畳させる商品の画像をタップ操作により選択する入力方法であることを特徴とする、請求項８に記載の画像処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年では、ＡＲ（ＡｕｇｕｍｅｎｔｅｄＲｅａｌｉｔｙ）技術を利用した種々のサービスが提案されており、このようなサービスの一例として仮想試着のサービスが挙げられる。仮想試着のサービスでは、撮像装置により撮像されたユーザの画像に対して服飾品等の画像を重畳表示させることで、ユーザに対して服飾品を試着している体験を与えることが可能となる。仮想試着のサービスは、実際に試着する手間や時間を削減できるため、多くの選択肢の中から商品の印象やサイズの確認を行う際に有効であり、同サービスを実現するためのスマートフォン用のアプリケーションも提供されている。
また、スマートフォン等のような携行可能な端末装置によりＡＲ技術を利用したサービスが実現される状況下では、当該端末装置の操作が片手でなされる場合もある。このように片手での操作がなされる状況下では、端末装置がユーザから入力を受け付けるためのＵＩによっては、入力操作が困難となる場合がある。特許文献１及び特許文献２には、片手での操作がなされる状況を想定して、ユーザによる入力操作を補助する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６２５９１６９号公報
特開２００９－１６９８２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
一方で、従来の技術では、片手で操作がなされる際にユーザによる入力操作を補助するために、当該片手での操作にあわせて画面レイアウトが変更される場合がある。しかしながら、前述したＡＲ技術を利用したサービスの提供がなされる状況下では、画面レイアウトが変更されることが好ましくない場合もある。
【０００５】
本発明は上記の問題を鑑み、片手での操作に制限される状況下においても、より好適な態様でユーザ入力を受け付け可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る画像処理装置は、表示領域への表示対象となる仮想物体の種別に応じて、当該表示領域に表示させる仮想物体の選択に関するユーザ入力の方法を切り替える切り替え手段と、撮像画像に対して選択された前記仮想物体の画像を重畳させて前記表示領域に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、片手での操作に制限される状況下においても、より好適な態様でユーザ入力を受け付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
端末装置の概略的な外観図である。
端末装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
画像処理装置及び端末装置の機能構成の一例を示した図である。
画像処理総理及び端末装置の処理の一例を示したフローチャートである。
操作画面の一例を示した図である。
画像処理総理の処理の一例を示したフローチャートである。
操作画面の一例を示した図である。
操作画面の一例を示した図である。
画像処理総理の処理の一例を示したフローチャートである。
画像処理装置及び端末装置の機能構成の一例を示した図である。
画像処理総理及び端末装置の処理の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【００１０】
＜第１の実施形態＞
本開示の第１の実施形態として、ＡＲ技術を利用して撮像画像から認識された被写体に対して仮想物体を重畳させた画像を表示させる状況下で、その時々の状況に応じてユーザ入力の方法をより好適な態様で切り替える技術の一例について説明する。なお、本実施形態では、便宜上、ユーザの身体の部位が被写体として撮像された撮像画像に対して、ＡＲ技術に基づき服飾品等の画像（仮想物体に相当）を重畳させた重畳画像を表示させる、所謂試着閲覧サービスが提供される場合に着目して種々の説明を行う。
（【００１１】以降は省略されています）

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