TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025001611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023138904
出願日
2023-08-29
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241225BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】装置本体の内部で吹き出された温風が装置本体内で拡散することを抑制する。
【解決手段】乾燥ベルトユニット60と、乾燥ベルトユニット60により搬送されるシートに対して加熱された空気を吹き付ける温風吹付ユニット8と、デカップリングベルトユニット2と、デカップリングベルトユニット2により搬送されるシートに空気を吹き付ける冷風吹付ユニット3と、循環送風ユニット5とを備える。循環送風ユニット5は、シート搬送方向に関して温風吹付ユニット8と冷風吹付ユニット3との間に配置され、温風吹付ユニット8から送風された空気の一部及び冷風吹付ユニット3から送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、ダクト部を流れた空気を、乾燥ベルトユニット60とデカップリングベルトユニット2との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第1搬送部と、
加熱手段を有し、前記第1搬送部により搬送されるシートに対して、前記加熱手段で加熱された空気を吹き付ける第1送風ユニットと、
シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第2搬送部と、
前記第2搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける第2送風ユニットと、
前記シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットと前記第2送風ユニットとの間に配置され、前記第1送風ユニットから送風された空気の一部及び前記第2送風ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する第3送風ユニットと、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第3送風ユニットは、前記第1搬送部及び前記第2搬送部に対して鉛直方向上方に配置され、前記吸込部は鉛直方向上方に向けて空気を吸い込み、前記吹付部は鉛直方向下方に向けて空気を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1送風ユニットは、画像が形成されたシートを乾燥させる乾燥ユニットであり、
前記第3送風ユニットは、前記シート搬送方向に関して前記乾燥ユニットの上流に隣接して配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1送風ユニットは、画像が形成されたシートを乾燥させる乾燥ユニットであり、
前記第2送風ユニットは、前記シート搬送方向に関して前記乾燥ユニットの下流に隣接して配置され、前記乾燥ユニットから搬送されたシートを冷却する冷却ユニットである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2送風ユニットは、前記画像形成装置の外部から空気を吸引する吸気ダクトを有し、前記吸気ダクトから吸引された空気を前記第2搬送部により搬送されるシートに吹き付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトを加熱する加熱手段と、を有する第1搬送部と、
シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第2搬送部と、
前記第2搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける空気吹付ユニットと、
前記シート搬送方向に関して前記空気吹付ユニットの前記第1搬送部側に隣接して配置され、前記空気吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸い込み部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記送風ユニットは、前記シート搬送方向に対して前記空気吹付ユニット側に傾斜した姿勢で配置され、前記吸込部は前記空気吹付ユニット側から空気を吸い込み、前記吹付部は前記空気吹付ユニット側に空気を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第1搬送部と、
加熱手段を有し、前記第1搬送部により搬送されるシートに対して、前記加熱手段で加熱された空気を吹き付ける温風吹付ユニットと、
シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトを冷却する冷却手段と、を有する第2搬送部と、
前記シート搬送方向に関して前記温風吹付ユニットの前記第2搬送部側に隣接して配置され、前記温風吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記送風ユニットは、前記シート搬送方向に対して前記温風吹付ユニット側に傾斜した姿勢で配置され、前記吸込部は前記温風吹付ユニット側から空気を吸い込み、前記吹付部は前記温風吹付ユニット側に空気を吹き付ける、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける空気吹付ユニットと、
シート搬送方向に関して前記画像形成部と前記空気吹付ユニットとの間に配置され、前記画像形成部から送風された空気の一部及び前記空気吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記搬送部で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクによりシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インクにより画像を形成する画像形成装置においては、シートを乾燥させる工程やシートに空気を吹き付ける工程がある。例えば、特許文献1には、シートをベルトにより搬送し、そのシートに対して温風を吹き付けることでシートを乾燥させる乾燥装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-202870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のようにインクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けて乾燥させる乾燥装置では、乾燥装置から吹き付けられた温風による熱が画像形成装置内で周囲に移動して拡散する可能性がある。この場合、例えば、インクを印字したシートが乾燥工程に入る前に、周囲に拡散した温風により乾燥が進むと、インク内の溶剤が過剰にシート内に浸透することでシートに波打ち(コックリング)が発生する虞がある。
【0005】
本発明は、装置本体の内部で吹き出された温風が装置本体内で拡散することを抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第1搬送部と、加熱手段を有し、前記第1搬送部により搬送されるシートに対して、前記加熱手段で加熱された空気を吹き付ける第1送風ユニットと、シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第2搬送部と、前記第2搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける第2送風ユニットと、前記シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットと前記第2送風ユニットとの間に配置され、前記第1送風ユニットから送風された空気の一部及び前記第2送風ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する第3送風ユニットと、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の画像形成装置は、インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトを加熱する加熱手段と、を有する第1搬送部と、シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第2搬送部と、前記第2搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける空気吹付ユニットと、前記シート搬送方向に関して前記空気吹付ユニットの前記第1搬送部側に隣接して配置され、前記空気吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸い込み部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備えることを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明の画像形成装置は、インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する第1搬送部と、加熱手段を有し、前記第1搬送部により搬送されるシートに対して、前記加熱手段で加熱された空気を吹き付ける温風吹付ユニットと、シート搬送方向に関して前記第1搬送部に隣接して配置され、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトを冷却する冷却手段と、を有する第2搬送部と、前記シート搬送方向に関して前記温風吹付ユニットの前記第2搬送部側に隣接して配置され、前記温風吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記第1搬送部と前記第2搬送部との間で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備えることを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明の画像形成装置は、インクを吐出してシートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成されたシートを搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送されるシートに空気を吹き付ける空気吹付ユニットと、シート搬送方向に関して前記画像形成部と前記空気吹付ユニットとの間に配置され、前記画像形成部から送風された空気の一部及び前記空気吹付ユニットから送風された空気の一部を吸い込む吸込部と、前記吸込部で吸い込んだ空気が流れるダクト部と、前記ダクト部を流れた空気を、前記搬送部で搬送されるシートに吹き付ける吹付部と、を有する送風ユニットと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、装置本体の内部で吹き出された温風が装置本体内で拡散することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
凸版印刷版原版
29日前
株式会社リコー
印刷装置
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
1か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
1日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
株式会社リコー
印刷装置
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
3か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
29日前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
2か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
24日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
2か月前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
1か月前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
1か月前
株式会社リコー
吐出ヘッド、吐出装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3か月前
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
3か月前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
15日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
大日本印刷株式会社
物品の製造方法
3か月前
ブラザー工業株式会社
液体消費装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
2か月前
理想科学工業株式会社
加飾装置および方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る