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公開番号
2025157105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024209951
出願日
2024-12-03
発明の名称
画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/377 20060101AFI20251007BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】信頼性の高いエアフロー構成を備えた画像形システムを提供する。
【解決手段】画像形成システムは、プリントモジュール(2000)、乾燥モジュール3000、及び定着モジュール(4000)が連結され、乾燥モジュール3000と、乾燥モジュール3000におけるシートの搬送方向において、乾燥モジュール3000と並ぶように配置された定着モジュール4000と、搬送方向に交差する交差方向において、乾燥モジュール3000対して分離可能に連結された第1電装モジュールと、乾燥モジュール3000に設けられた本体側電装ユニットと、本体側電装ユニットを冷却するための空気を送るダクトを備える。ダクトは、鉛直方向において本体側電装ユニットの下に配置されたものであって、第1電装モジュールに設けた外気を取り込む吸入口に接続したダクト開口を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
連結された複数のモジュールを備える画像形成システムであって、
第1モジュールと、
第1モジュールにおけるシートの搬送方向において、前記第1モジュールと並ぶように配置された第2モジュールと、
前記搬送方向に交差する交差方向において、前記第1モジュールに対して分離可能に連結された第1電装モジュールと、
前記第1モジュールに設けられた第1電装ユニットと、
前記第1電装ユニットに対して鉛直方向の下に配置され、前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを取り込むダクトと、
前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを取り込むダクト開口と、を備え、
前記第1電装モジュールには、前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを吸入する吸入口が設けられ、
前記ダクト開口は、前記吸入口と接続されていることを特徴とする、
画像形成システム。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第1電装モジュールは、前記第1モジュールと接する面にカバーを備え、
前記カバーには、前記吸入口と連通するカバー開口が設けられ、
前記ダクト開口と前記カバー開口は、前記第1モジュールと前記第1電装モジュールの接続部において位置が異なっており、
前記第1モジュールと前記第1電装モジュールに挟まれた部分に、前記ダクト開口と前記カバー開口をつなぐエア経路が設けられることを特徴とする、
請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記ダクト開口と前記カバー開口は、前記第1モジュールと前記第1電装モジュールが接する面において鉛直方向の位置が異なっていることを特徴とする、
請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記第1モジュールは、前記第1電装モジュールと接する面に電装内カバーを備え、
前記電装内カバーは、下部が前記ダクトと接し、前記第1電装ユニットを覆うように設けられ、
前記エア経路は、少なくとも一部を前記カバーと前記電装内カバーで形成されていることを特徴とする、
請求項2または3に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット方式や電子写真方式により記録材に画像を形成する画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成システムは、高生産、高画質、高安定、高寿命、高機能化に伴い、装置内部で消費する電力が増加する傾向にある。それに伴い、画像形成システム内の電装部における発熱量も増加する。そのため、電装部の冷却と排熱を行うエアフローを画像形成システム内部に設ける必要がある。特許文献1では、基板を有する電装ユニットを効率的に冷却するエアフローを装置背面側に設けた構成が記載されている。
【0003】
電装部の基板を冷却するエアフローは、吸気位置、エアフロー経路によっては紙粉や埃等の浮遊物を集塵して基板に吹き付けることがある。このように吹き付けられた浮遊物は、電装部に短絡のリスクを生じさせてシステムの信頼性を低下させる。特許文献2には、エアフロー経路の途中に設けたダクトにより紙粉や埃などの浮遊物を低減させ、電装基板の冷却を行う画像形成装置が記載される。特許文献3には、電源ユニットを冷却するファンの外気取り込み側に防塵フィルタを設け、導電性のゴミなどの侵入を阻止する画像形成装置が記載されている。
【0004】
ところで、特許文献4に開示されるように、商用印刷等に用いられる画像形成システムは、異なる機能を有する複数のモジュールを組み合わせて構成されることがある。複数のモジュールを連結する場合、連結した状態で各モジュールのエアフローが成立するように接続インターフェースが構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-94206号公報
特開2011-107511号公報
特開2010-176149号公報
特開2022-88820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数のモジュールを組み合わせて構成される画像形成システムで各モジュールのエアフローが干渉しない独立したエアフローを構成する場合、各モジュールが吸排気口及びエアフローを構成するファンやダクトを備える必要がある。この場合、吸排気口の配置制約や装置サイズの制約から吸排気効率の低下するおそれがある。一方、複数モジュールを連結した一体の状態でエアフローを構成する場合、吸排気口及びエアフロー経路を共有して、効率化をはかることができる。しかし、異なる機能のモジュール間では、温度、湿度、異物の混入等の条件が合わない場合も多く、各モジュールが満足できる条件のエアフロー構成の確立が困難である。
【0007】
特に、電装部を備えたモジュールを連結する場合、電装部を冷却するエアフローの給排気口配置、特に吸気口と吸気経路の確保が困難となる。これは、電装部がメンテナンス性を考慮してモジュール背面側に配置されることが多く、モジュールの更に背面側に別のモジュールを配置して連結すると、モジュール背面の電装部が両モジュールに挟まれる配置となるためである。
【0008】
自モジュールで吸気口を確保する場合、例えば、装置正面から吸気したシート搬送路の換気エアを用いて、モジュール背面の電装部を冷却することができる。この場合、紙粉等の浮遊物を含むエアが電装部に吹き付けられることになる。浮遊物の除去のために、特許文献2,3に記載の対策を用いることできる。しかし、特許文献3の構成では、浮遊物を軽減できるものの、高信頼性、高耐久、高寿命を要求される商業印刷で用いられる画像形成システムにおいては、防塵対策が不十分である。特許文献4に記載の防塵フィルタを用いれば、浮遊物は十分除去可能である。しかし、防塵フィルタのメンテナンス作業(清掃、交換)を考慮すると、装置内部となるモジュール間接続部へ防塵フィルタを組み込むことは適切ではない。
【0009】
本発明は、上述の課題に鑑み、冷却効果を維持しつつ浮遊物の少ない吸気を用いた信頼性の高いエアフロー構成を備えた画像形システムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の画像形成システムは、連結された複数のモジュールを備える画像形成システムであって、第1モジュールと、第1モジュールにおけるシートの搬送方向において、前記第1モジュールと並ぶように配置された第2モジュールと、前記搬送方向に交差する交差方向において、前記第1モジュールに対して分離可能に連結された第1電装モジュールと、前記第1モジュールに設けられた第1電装ユニットと、前記第1電装ユニットに対して鉛直方向の下に配置され、前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを取り込むダクトと、前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを取り込むダクト開口と、を備え、前記第1電装モジュールには、前記第1電装ユニットを冷却するためのエアを吸入する吸入口が設けられ、前記ダクト開口は、前記吸入口と接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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