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公開番号2025001545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101182
出願日2023-06-20
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/47 20060101AFI20241225BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】主走査方向の書き出し位置ずれを低減する。
【解決手段】画像形成装置は、回転駆動される感光体と、画像データに基づき画像信号を生成する生成手段と、前記生成手段からの前記画像信号に基づく走査光で前記感光体を主走査方向に走査することで前記感光体に静電潜像を形成する走査手段と、前記生成手段が前記走査手段に前記画像信号を出力する第1タイミングを判定するための第2タイミングを示す同期信号を前記生成手段に出力する制御手段と、を備え、前記制御手段は、補正値を示す補正情報を有し、前記走査手段から通知される第3タイミングと、前記補正値と、に基づき前記第2タイミングを判定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
回転駆動される感光体と、
画像データに基づき画像信号を生成する生成手段と、
前記生成手段からの前記画像信号に基づく走査光で前記感光体を主走査方向に走査することで前記感光体に静電潜像を形成する走査手段と、
前記生成手段が前記走査手段に前記画像信号を出力する第1タイミングを判定するための第2タイミングを示す同期信号を前記生成手段に出力する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、補正値を示す補正情報を有し、前記走査手段から通知される第3タイミングと、前記補正値と、に基づき前記第2タイミングを判定する、画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、第1所定期間を前記補正値で補正することで補正期間を求め、前記第3タイミングより前記補正期間だけ後のタイミングを前記第2タイミングと判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記生成手段は、前記第2タイミングより第2所定期間だけ後のタイミングを前記第1タイミングと判定する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記走査手段は、
前記走査光を射出する光源と、
前記光源が射出した前記走査光により前記感光体を前記主走査方向に走査するための回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって反射された前記走査光を検出する検出手段と、
を備え、
前記第3タイミングは、前記検出手段が前記走査光を検出したタイミングである、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記補正値は、前記検出手段が前記走査光を検出するタイミングと前記検出手段が前記走査光を検出すべき基準タイミングとの差を示す、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記走査手段は、前記補正情報を格納する格納手段を有し、
前記制御手段は、前記補正情報を前記格納手段から取得する、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記走査手段は、前記主走査方向の位置に応じて走査速度が変化する前記走査光で前記感光体を走査する、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段又は前記生成手段は、前記第2タイミングを基準として、前記走査速度の変化による画素幅の変化を補正する第1補正制御と、前記走査速度の変化による露光量の変化を補正する第2補正制御と、を実行する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像データは、1画素を分割した画素片それぞれについて露光するか否かを示すデータであり、
前記第1補正制御は、前記走査速度の変化による前記画素幅の変化を補正するために、前記走査速度に応じて前記画像データが示す前記画素片のデータを抜粋又は前記画像データに前記画素片のデータを挿入する制御である、請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記生成手段は、画像クロックに従い前記画像信号を前記走査手段に出力し、
前記第1補正制御は、前記走査速度の変化による前記画素幅の変化を補正するために、前記走査速度に応じて前記画像クロックの周波数を変化させる制御である、請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を、画像データに基づき射出した走査光により繰り返し走査・露光することで感光体に静電潜像を形成する。静電潜像は、トナー等の現像剤で現像され、これにより感光体にトナー像(トナーによる画像)が形成される。画像形成装置は、感光体に走査光を集光させるための走査レンズと、走査光を主走査方向において移動させる回転多面鏡と、を備えた光走査装置を有する。なお、主走査方向は、感光体の回転軸に平行な方向である。走査光の感光体における軌跡は走査線(ライン)として参照され、感光体における走査光の移動速度は走査速度として参照される。カラーの画像形成装置では、画像形成に使用する複数の色それぞれに対応する感光体が設けられる。
【0003】
画像形成装置においては、感光体の走査を開始するタイミング(以下、走査開始タイミング)を判定するために水平同期信号が使用される。以下では、走査開始タイミングにおいて走査光が走査している感光体の主走査方向における位置を走査開始位置と表記する。走査開始位置は、感光体の走査において静電潜像の形成(書き込み)が開始される位置であり、形成開始位置としても参照され得る。実際の走査開始位置が、その目標位置と異なると色ずれの原因となる。特許文献1は、水平同期信号の生成タイミングから走査開始タイミングまでの期間を予め画像形成装置毎に測定して格納しておく構成を開示している。特許文献1は、走査開始位置を補正するために、予め光走査装置におけるレーザビームの水平同期信号を基準とした書き出しタイミングを測定し、測定結果を補正情報として画像形成装置に記憶させる技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-300604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、水平同期信号を基準として走査開始位置を補正する場合において、光学走査装置の組み立てばらつきやセンサの取り付け誤差等により、水平同期信号のタイミングが理想からずれると、画像不良の原因となり得る。
【0006】
本発明は、主走査方向の書き出し位置ずれを低減する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によると、画像形成装置は、回転駆動される感光体と、画像データに基づき画像信号を生成する生成手段と、前記生成手段からの前記画像信号に基づく走査光で前記感光体を主走査方向に走査することで前記感光体に静電潜像を形成する走査手段と、前記生成手段が前記走査手段に前記画像信号を出力する第1タイミングを判定するための第2タイミングを示す同期信号を前記生成手段に出力する制御手段と、を備え、前記制御手段は、補正値を示す補正情報を有し、前記走査手段から通知される第3タイミングと、前記補正値と、に基づき前記第2タイミングを判定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、主走査方向の書き出し位置ずれを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態による画像形成装置の構成図。
一実施形態による光走査装置の構成図。
一実施形態による像高と部分倍率との関係を示す図。
露光制御構成を示す図。
一実施形態による変調部のブロック図。
一実施形態によるハーフトーン処理の説明図。
一実施形態による部分倍率補正及び輝度補正のタイミングチャート。
BDセンサの配置誤差によりBDI信号のタイミングがズレることの説明図。
BDセンサの配置誤差により水平同期信号のタイミングがズレることの説明図。
水平同期信号のタイミングがズレた場合の影響の説明図。
一実施形態による露光制御構成を示す図。
BDI信号のタイミングがズレても水平同期信号のタイミングがズレないことの説明図。
一実施形態による部分倍率補正及び濃度補正のタイミングチャート。
一実施形態による周波数補正情報の例を示す図。
一実施形態による変調部のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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