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公開番号
2025007244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108517
出願日
2023-06-30
発明の名称
情報処理装置およびその制御方法とプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のアクセストークンの更新をそれぞれの有効期限の切れるタイミングで更新すると、省電力モードでの動作時間が短くなる。
【解決手段】所定の条件が満たされると通常モードから電力消費量がより少ない省電力モードに遷移する省電力機能を有する情報処理装置が、認可サーバから、アクセストークンとその有効期限とを取得する。また取得済みのアクセストークンの有効期限をアクセストークンと関連付けて保存しておく。保存されている取得済みのアクセストークンのうちの少なくとも1つのアクセストークンの有効期限に達した場合には、省電力モードであれば通常モードに復帰して取得済みのアクセストークンの少なくとも一部を更新する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の条件が満たされると通常モードから電力消費量がより少ない省電力モードに遷移する省電力機能を有する情報処理装置であって、
認可サーバと通信するための通信手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記認可サーバから、アクセストークンとその有効期限とを取得し、
取得済みのアクセストークンの有効期限を前記アクセストークンと関連付けて保存し、
保存されている前記取得済みのアクセストークンのうちの少なくとも1つのアクセストークンの有効期限に達した場合には、前記省電力モードであれば前記通常モードに復帰して前記取得済みのアクセストークンの少なくとも一部を更新する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、保存されている前記取得済みのアクセストークンのうちの少なくとも1つのアクセストークンの前記有効期限に達した場合には、前記取得済みのアクセストークンの全てを更新する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
設定した時間を計測する計測手段を更に有し、
前記制御手段は、
前記アクセストークンを取得または更新した際に、保存された前記取得済みのアクセストークンの有効期限のうち、最も早い有効期限に合わせた時間を前記計測手段に設定し、
前記計測手段により計測された時間が設定した前記時間に達した際に、前記取得済みのアクセストークンの少なくとも一部を更新する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段はさらに、前記省電力モードから前記通常モードに移行した際にも、前記取得済みのアクセストークンの全てを更新する更新処理を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、前記省電力モードから前記通常モードに移行した際に実行する処理を設定しておく機能を有し、
前記省電力モードから前記通常モードに移行した際に実行する処理として前記更新処理を設定しておくことで、前記省電力モードから前記通常モードに移行した際に、前記取得済みのアクセストークンの全てを更新する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、保存されている前記取得済みのアクセストークンのうちの少なくとも1つのアクセストークンの前記有効期限に達した場合には、前記取得済みのアクセストークンのうち、次回の更新の時期よりも前記有効期限が早いアクセストークンを更新する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記次回の更新の時期は、前記有効期限から前記計測手段に設定した前記時間が経過した時期である
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記アクセストークンの更新は、前記アクセストークンとともに取得したリフレッシュトークンを前記認可サーバに送信することで行う
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記アクセストークンは、ユーザによるユーザ権限の移譲が認可された際に前記認可サーバにより発行される
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置およびその制御方法とプログラムに関し、特に、複数の認可サービスに対応した機能を備える画像処理装置の省電力動作時間の向上に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、画像処理装置でスキャンした画像の送付先として、クラウドなどのストレージサーバやメールサーバを利用するケースが増えてきている。そのような送付先ヘのアクセスは、ユーザ名、パスワードによる認証でなく、例えば、RFC(Request For Comments) 6749で規定されたOAuth2.0など権限の認可によって発行されたアクセストークンを用いてアクセスを行う。
【0003】
アクセストークンには有効期限があり、リフレッシュトークンを用いて認可サーバに要求することにより、新規のアクセストークンを取得することができる。リフレッシュトークンを用いた権限移譲システムとして、クライアントIDや、シークレットを変更することなしに、漏えいしたリフレッシュトークンを無効にすることで、より安全性を高めた権限委譲システムが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-27459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数の機能でそれぞれ認可サービスに対応した場合、有効期限が切れる前に複数の機能それぞれが利用するアクセストークンを更新する必要がある。更新のタイミングが省電力モードで動作中の場合は、一旦、通常モードに戻って更新処理を実施することになる。そのため、複数のアクセストークンを利用している装置において、それぞれのアクセストークンをそれぞれの有効期限の切れるタイミングで更新すると、その都度通常モードに復帰するために省電力モードでの動作時間が短くなる。
【0006】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、複数のアクセストークンを用いても、その更新によって省電力モードでの動作期間が短縮されることの抑制を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は以下のような構成を有する。すなわち本発明の一側面は、所定の条件が満たされると通常モードから電力消費量がより少ない省電力モードに遷移する省電力機能を有する情報処理装置であって、
認可サーバと通信するための通信手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記認可サーバから、アクセストークンとその有効期限とを取得し、
取得済みのアクセストークンの有効期限を前記アクセストークンと関連付けて保存し、
保存されている前記取得済みのアクセストークンのうちの少なくとも1つのアクセストークンの有効期限に達した場合には、前記省電力モードであれば前記通常モードに復帰して前記取得済みのアクセストークンの少なくとも一部を更新する
ことを特徴とする情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省電力モードでの動作時間の短縮を抑制でき、省電力効果を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係わるシステム構成図
MFPのコントローラ部の内部構成図
認可サーバ/電子メールサーバ/ストレージサーバのコントローラ部の内部構成図
クライアント端末のコントローラ部の内部構成図
MFPのコントローラ内で実行されるソフトウェアのブロック構成図
MFPが認可サーバからアクセストークンを取得するシーケンス図
MFPが認可サーバでアクセストークンを更新するシーケンス図
認可画面例を示す図
MFPのトークン情報管理テーブルの一例を示す図
MFPが認可サーバからアクセストークンを取得するフローチャート
MFPがトークン更新タイマを設定するフローチャート
MFPがトークン更新するフローチャート
MFPの状態遷移図
MFPのタイムチャート
MFPのタイムチャート
MFPのOAuth設定画面例を示す図
MFPのデバイス認可結果画面例を示す図
MFPのタイムチャート
MFPのトークン情報管理テーブルの一例を示す図
ユーザコード入力画面例を示す図
認証画面例を示す図
MFPが認可サーバからアクセストークンを取得するフローチャート
MFPがトークン更新するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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