TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025005717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106018
出願日2023-06-28
発明の名称電磁ブレーキ装置
出願人山洋電気株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類F16D 55/28 20060101AFI20250109BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】軽量な無励磁作動ブレーキを提供することを目的とする。
【解決手段】電磁ブレーキ装置3は、ヨーク30と、ガイドピン26と、アウタプレート24と、インナプレート25と、を有する。ヨーク30の端面にはピン取付穴38が周方向に複数設けられている。ヨーク30の外周壁部32は、各々ピン取付穴38が設けられる厚肉部32yと、厚肉部32yの間に設けられる薄肉部32xを有する。薄肉部32xの外周面は、仮想円Oよりも径方向の内側に凹んでいる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
巻き線を収容するヨークと、
前記ヨークの端面に設けられたガイドピンと、
前記ガイドピンによって前記ヨークから離れた位置に固定されたアウタプレートと、
前記ヨークの端面と前記アウタプレートとの間に設けられたインナプレートと、を有し、
前記インナプレートは前記ガイドピンによって、回転軸線方向に移動可能かつ、回転不可能に固定されており、
前記ヨークの端面には、前記ガイドピンが取り付けられるピン取付穴が周方向に複数設けられており、
前記ヨークの外周壁部は、各々前記ピン取付穴が設けられる複数の厚肉部と、複数の前記厚肉部の周方向の間に設けられる薄肉部と、を有し、
前記薄肉部の外周面は、前記ピン取付穴の前記回転軸線から最も離れた点を結んでできる前記回転軸線を中心とした仮想円よりも径方向の内側に凹んでいる、電磁ブレーキ装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記ガイドピンは前記ヨークに接着、溶着、圧入、嵌合、または螺合されている、請求項1に記載の電磁ブレーキ装置。
【請求項3】
単一の前記厚肉部には複数の前記ピン取付穴が設けられている、請求項1に記載の電磁ブレーキ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁ブレーキ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、非通電時にモータに制動力を付与する電磁ブレーキ装置を有するブレーキ内蔵モータを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-372078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで近年、特許文献1に記載のような電磁ブレーキ装置の軽量化が求められるようになっている。
そこで本開示は軽量な電磁ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面に係る電磁ブレーキ装置は、
巻き線を収容するヨークと、
前記ヨークの端面に設けられたガイドピンと、
前記ガイドピンによって前記ヨークから離れた位置に固定されたアウタプレートと、
前記ヨークの端面と前記アウタプレートとの間に設けられたインナプレートと、を有し、
前記インナプレートは前記ガイドピンによって、回転軸線方向に移動可能かつ、回転不可能に固定されており、
前記ヨークの端面には、前記ガイドピンが取り付けられるピン取付穴が周方向に複数設けられており、
前記ヨークの外周壁部は、各々前記ピン取付穴が設けられる複数の厚肉部と、複数の前記厚肉部の周方向の間に設けられる薄肉部と、を有し、
前記薄肉部の外周面は、前記ピン取付穴の前記回転軸線から最も離れた点を結んでできる前記回転軸線を中心とした仮想円よりも径方向の内側に凹んでいる。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、軽量な電磁ブレーキ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示に係る電磁ブレーキ装置を有するブレーキ内蔵モータの断面図である。
図2は、ブレーキ機構を示す、図1の部分拡大図である。
図3は、ヨークを前方から見た図である。
図4は、変形例に係る電磁ブレーキ装置のヨークを前方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。
【0009】
図1は、本開示に係る電磁ブレーキ装置3を有するブレーキ内蔵モータ1の断面図である。図1に示すように、ブレーキ内蔵モータ1は、モータ2と、電磁ブレーキ装置3と、モータ2および電磁ブレーキ装置3を覆うケース4とを有する。本開示のブレーキ内蔵モータ1は、非通電時にモータ2に制動力が作用する、電磁ブレーキ装置付きのブレーキ内蔵モータである。
【0010】
電磁ブレーキ装置3は、回転軸線Ax方向に延びる回転軸部10と、回転軸部10に制動力を作用させるブレーキ機構20と、ブレーキ機構20を回転軸部10に対して回転可能に支持する軸受5を有する。なお、以降の説明で、回転軸線Ax方向について、図1の左方を前方F、図1の右方を後方Rと呼ぶことがある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
流路体
3日前
個人
クラッチ装置
7日前
個人
保持機
2か月前
個人
免震留具
1か月前
個人
振り子式免震装置
3か月前
株式会社フジキン
配管
4か月前
藤井電工株式会社
フック
2か月前
個人
固着具と成形品部材
今日
個人
ネジの緩み防止装置
3か月前
個人
ロックナット
5か月前
個人
緩み防止ナット
3か月前
株式会社アイシン
駆動装置
3日前
株式会社テイエルブイ
自動弁
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
14日前
カヤバ株式会社
緩衝器
14日前
株式会社テイエルブイ
排気弁
4か月前
株式会社不二工機
電動弁
6日前
スズキ株式会社
防振装置
4か月前
株式会社フジキン
バルブ
3か月前
個人
配管用エルボカバー
3か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
4か月前
矢崎化工株式会社
連結具
14日前
横浜ゴム株式会社
管継手
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
株式会社キッツ
逆止め弁
3か月前
日動電工株式会社
保持具
2か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
北村精工株式会社
固定具
5か月前
株式会社ナベル
直動機構
1か月前
株式会社不二工機
電動弁
4か月前
未来工業株式会社
固定体
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社トヨックス
可撓管
1か月前
株式会社PILLAR
継手
1か月前
個人
クラッチシェル保護板
5か月前
続きを見る