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公開番号
2025004933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104843
出願日
2023-06-27
発明の名称
車線サーバ、中継装置、料金収受システム、料金収受方法、およびプログラム
出願人
三菱重工機械システム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/09 20060101AFI20250108BHJP(信号)
要約
【課題】実機器と模擬装置とを混在させて料金収受システムを運用することができる車線サーバを提供する。
【解決手段】車線サーバは、路側機器との通信を中継する中継装置を介して前記路側機器との間で実信号の送受信を行う実入出力部と、前記路側機器を模擬する模擬装置との間で前記実信号を模擬した模擬信号の送受信を行う仮想入出力部と、前記中継装置から複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を受信する接続信号受信部と、前記接続信号に基づいて、複数の前記路側機器それぞれとの信号の送受信経路を前記実入出力部または前記仮想入出力部に割り当てる割当部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
料金所の車線に設けられる複数の路側機器の信号に基づいて前記車線を走行する車両の通行料金を収受する処理を行う車線サーバであって、
前記路側機器との通信を中継する中継装置を介して前記路側機器との間で実信号の送受信を行う実入出力部と、
前記路側機器を模擬する模擬装置との間で前記実信号を模擬した模擬信号の送受信を行う仮想入出力部と、
前記中継装置から複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を受信する接続信号受信部と、
前記接続信号に基づいて、複数の前記路側機器それぞれとの信号の送受信経路を前記実入出力部または前記仮想入出力部に割り当てる割当部と、
を備える車線サーバ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記実入出力部を介して送受信される実信号、または前記仮想入出力部を介して送受信される模擬信号に基づいて前記通行料金を収受する処理を行う処理部をさらに備え、
前記処理部は、前記実入出力部および前記仮想入出力部のうち、前記送受信経路として割り当てられていない方から入力された信号を破棄する、
請求項1に記載の車線サーバ。
【請求項3】
料金所の車線に設けられる複数の路側機器と、前記車線を走行する車両の通行料金を収受する車線サーバとの通信を中継する中継装置であって、
複数の前記路側機器が接続される路側インタフェース集約部と、
複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を前記車線サーバに送信する接続信号送信部と、
を備える中継装置。
【請求項4】
料金所の車線に設けられる路側機器と、
前記路側機器を模擬する模擬装置と、
請求項1または2に記載の車線サーバと、
請求項3に記載の中継装置と、
を備える料金収受システム。
【請求項5】
料金所の車線に設けられる路側機器と、前記路側機器を模擬する模擬装置と、前記車線を走行する車両の通行料金を収受する車線サーバと、前記路側機器と前記車線サーバとの通信を中継する中継装置と、を備える料金収受システムを用いた料金収受方法であって、
前記中継装置が、複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を送信するステップと、
前記車線サーバが、前記中継装置から複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を受信するステップと、
前記車線サーバが、前記接続信号に基づいて、複数の前記路側機器それぞれとの信号の送受信経路を、前記中継装置を介して前記路側機器との間で実信号の送受信を行う実入出力部、または、前記路側機器を模擬する模擬装置との間で前記実信号を模擬した模擬信号の送受信を行う仮想入出力部に割り当てるステップと、
を有する料金収受方法。
【請求項6】
料金所の車線に設けられる路側機器と信号の送受信を行い、前記車線を走行する車両の通行料金を収受する車線サーバに、
前記路側機器との通信を中継する中継装置から複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を受信するステップと、
前記接続信号に基づいて、複数の前記路側機器それぞれとの信号の送受信経路を、前記中継装置を介して前記路側機器との間で実信号の送受信を行う実入出力部、または、前記路側機器を模擬する模擬装置との間で前記実信号を模擬した模擬信号の送受信を行う仮想入出力部に割り当てるステップと、
を実行させるプログラム。
【請求項7】
料金所の車線に設けられる路側機器と、前記車線を走行する車両の通行料金を収受する車線サーバとの通信を中継する中継装置に、
複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を送信するステップ
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車線サーバ、中継装置、料金収受システム、料金収受方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
有料道路の料金所には、車両から通行料金を自動的に収受する電子式料金収受システム(Electronic Toll Collection System;ETC(登録商標)システム、「自動料金収受システム」とも言う)が設けられている場合がある。ETCシステムは、車線に設けられた複数の路側機器(センサなど)と、路側機器から受信した信号に基づいて通行料金の収受処理を行う車線サーバとを備える。
【0003】
特許文献1には、車線サーバの動作をテストするための技術として、路側機器の信号を模擬した模擬信号を車線サーバに出力する模擬システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-171046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車線サーバは、路側機器から得た信号や情報に基づいて通行料金の計算などを実施するため、ETCシステムによる料金収受を行うには、全ての路側機器が設置され、正常に稼働している必要がある。事故や故障により路側機器が使用できなくなった場合、車線を閉鎖(通行止め)にし、路側機器を交換しなければならない。このとき、路側機器の予備品が無く、予備品の手配に時間がかかる場合がある。そうすると、全ての路側機器が揃うまで、車線を長期間閉鎖しなければならない可能性がある。
【0006】
長期間の車線閉鎖を避けるためには、手配中の路側機器を一時的に模擬装置に置き換えて車線サーバと接続し、ETCシステムを模擬装置が出力する模擬信号を用いて仮運用することが考えられる。しかしながら、従来のETCシステムでは、車線サーバは、接続される路側機器が全て実機器である実運用モードと、全て模擬装置(模擬システム)である模擬モードとのいずれかのみで運用可能である。つまり、従来のETCシステムでは、複数ある路側機器について、実機器と模擬装置とを混在させて運用することができない。
【0007】
本開示の目的は、実機器と模擬装置とを混在させて料金収受システムを運用することができる車線サーバ、中継装置、料金収受システム、料金収受方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様によれば、車線サーバは、料金所の車線に設けられる複数の路側機器の信号に基づいて前記車線を走行する車両の通行料金を収受する処理を行う車線サーバであって、前記路側機器との通信を中継する中継装置を介して前記路側機器との間で実信号の送受信を行う実入出力部と、前記路側機器を模擬する模擬装置との間で前記実信号を模擬した模擬信号の送受信を行う仮想入出力部と、前記中継装置から複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を受信する接続信号受信部と、前記接続信号に基づいて、複数の前記路側機器それぞれとの信号の送受信経路を前記実入出力部または前記仮想入出力部に割り当てる割当部と、を備える。
【0009】
本開示の一態様によれば、中継装置は、料金所の車線に設けられる複数の路側機器と、前記車線を走行する車両の通行料金を収受する車線サーバとの通信を中継する中継装置であって、複数の前記路側機器が接続される路側インタフェース集約部と、複数の前記路側機器それぞれの接続の有無を示す接続信号を前記車線サーバに送信する接続信号送信部と、を備える。
【0010】
本開示の一態様によれば、料金収受システムは、料金所の車線に設けられる路側機器と、前記路側機器を模擬する模擬装置と、上述の車線サーバと、上述の中継装置と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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