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公開番号
2025013066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116356
出願日
2023-07-14
発明の名称
信号システム及び信号灯器
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
G08G
1/09 20060101AFI20250117BHJP(信号)
要約
【課題】 信号機側における発光による表示態様の切替えを行うことによって発信を行いながらも適切な点灯状態を維持し、表示態様を利用した伝達内容を受光側において確実に読取りできる信号システム及び信号灯器を提供すること。
【解決手段】 信号システム100は、信号機側において、伝達内容を示す表示態様の点灯を行う発光部EPと、表示態様を陽画(ポジ)PPと陰画(ネガ)NNとで切り替えて点灯させる点灯制御部LCと、車上側において、表示態様の切替えより速いフレームレートで連続撮像する撮像部であるカメラ11と、カメラ11において撮像された画像データから伝達内容を読み取る信号読取部12sとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
信号機側において、伝達内容を示す表示態様の点灯を行う発光部と、
前記表示態様を陽画と陰画とで切り替えて点灯させる点灯制御部と、
車上側において、前記表示態様の切替えより速いフレームレートで連続撮像する撮像部と、
前記撮像部において撮像された画像データから前記伝達内容を読み取る信号読取部と
を備える信号システム。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記信号読取部は、前記表示態様を撮像した前記画像データから、陽画の状態と陰画の状態とのうち少なくとも一方を抽出して、前記伝達内容を読み取る、請求項1に記載の信号システム。
【請求項3】
前記発光部は、マトリクス状に配置された複数のLED光源により前記表示態様の点灯を行い、
前記点灯制御部は、前記発光部を構成する前記複数のLED光源の点灯滅灯を制御して、前記表示態様の切り替えを行う、請求項1に記載の信号システム。
【請求項4】
前記発光部は、取付姿勢の変更を可能とする取付部を有し、
前記信号読取部は、前記発光部の取付姿勢の変更に伴う前記表示態様の変更に応じて、前記伝達内容を読み取る、請求項1に記載の信号システム。
【請求項5】
前記発光部は、可視光波長帯域の光を発する、請求項1に記載の信号システム。
【請求項6】
前記信号読取部は、前記伝達内容を、自動運転用信号として読み取る、請求項1に記載の信号システム。
【請求項7】
伝達内容を示す表示態様の点灯を行う発光部と、
前記表示態様を陽画と陰画とで切り替えて点灯させる点灯制御部と
を備える信号灯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば鉄道設備等に適用可能な信号システム及び信号灯器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、信号機等である発光体において所定のパターン形状で発光を行い、これを受信側で撮像して、通信対象である発光体を認識するものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-93700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、点滅によるパターン形状が肉眼では視認されないようにすべく、高い周波数でかつ光量差が少なくなるようにする、といった点滅制御が必要になると想定される。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、信号機側における発光による表示態様の切替えを行うことによって発信を行いながらも適切な点灯状態を維持し、表示態様を利用した伝達内容を受光側において確実に読取りできる信号システム及び信号灯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための信号システムは、信号機側において、伝達内容を示す表示態様の点灯を行う発光部と、表示態様を陽画(ポジ)と陰画(ネガ)とで切り替えて点灯させる点灯制御部と、車上側において、表示態様の切替えより速いフレームレートで連続撮像する撮像部と、撮像部において撮像された画像データから伝達内容を読み取る信号読取部とを備える。
【0007】
上記信号システムでは、信号機側における発光として、陽画と陰画とで表示態様を切り替えることで、平均化された点灯状態を維持しつつ、車上側における撮像として、信号機側での表示態様の切替えより速いフレームレートで連続撮像を行うことで、伝達内容を確実に読取りができる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、信号読取部は、表示態様を撮像した画像データから、陽画の状態と陰画の状態とのうち少なくとも一方を抽出して、伝達内容を読み取る。この場合、抽出した画像データに基づき的確な情報の読取りができる。
【0009】
本発明の別の側面では、発光部は、マトリクス状に配置された複数のLED光源により表示態様の点灯を行い、点灯制御部は、発光部を構成する複数のLED光源の点灯滅灯を制御して、表示態様の切り替えを行う。この場合、複数のLED光源の配置に応じて、多様な表示態様を構成できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、発光部は、取付姿勢の変更を可能とする取付部を有し、信号読取部は、発光部の取付姿勢の変更に伴う表示態様の変更に応じて、伝達内容を読み取る。この場合、同一の発光部であっても取付姿勢の変更により異なる伝達内容を発信できる。
(【0011】以降は省略されています)
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