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公開番号2024175946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094074
出願日2023-06-07
発明の名称駐車場管理システム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/14 20060101AFI20241212BHJP(信号)
要約【課題】利用者に事前準備などをさせることなく、駐車場内での駐車位置を表示して利用者をその駐車位置へ案内する駐車場管理システムを提供する。
【解決手段】駐車場100への車両70の入出場を管理する駐車場管理システム1であって、少なくとも1つの撮像部10と、撮像部10によって入場時に撮像した車両70の識別情報を認識する認識部21と、撮像部10によって車両70の走行を追跡して駐車位置Ppを判別する判別部22と、駐車位置Ppと識別情報とを紐付けて記憶する記憶部42と、識別情報の入力操作を受け付ける受付部32と、受付部32によって受け付けられた識別情報に紐付けて記憶部42に記憶されている駐車位置Ppを表示する表示部33とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駐車場への車両の入出場を管理する駐車場管理システムであって、
少なくとも1つの撮像部と、
前記撮像部によって入場時に撮像した前記車両の識別情報を認識する認識部と、
前記撮像部によって前記車両の走行を追跡して駐車位置を判別する判別部と、
前記駐車位置と前記識別情報とを紐付けて記憶する記憶部と、
前記識別情報の入力操作を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記識別情報に紐付けて前記記憶部に記憶されている前記駐車位置を表示する表示部と
を備える、駐車場管理システム。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記駐車場内での前記駐車位置を示す駐車場図を作成する駐車場図作成部をさらに備え、
前記表示部は、前記駐車場図を表示する、請求項1に記載の駐車場管理システム。
【請求項3】
前記駐車場図をネットワーク経由で提供する情報提供部をさらに備え、
前記表示部は、前記情報提供部へのアクセス情報を表示する、請求項2に記載の駐車場管理システム。
【請求項4】
前記情報提供部は、前記駐車場図の提供を予め定められた所定時間内に限定することを含むアクセス制限を行う、請求項3に記載の駐車場管理システム。
【請求項5】
前記情報提供部は、アクセスした機器の現在位置の位置情報を取得して、前記駐車場図に前記現在位置を表示する、請求項3又は請求項4に記載の駐車場管理システム。
【請求項6】
前記情報提供部は、前記位置情報及び前記位置情報の経時的変化に基づいて、前記現在位置から見える3次元画像を提供する、請求項5に記載の駐車場管理システム。
【請求項7】
前記撮像部は、
入場時に前記車両を撮像する第1撮像部と、
入場後の前記車両の走行を追跡する第2撮像部と
を含む、請求項1又は請求項2に記載の駐車場管理システム。
【請求項8】
前記識別情報は、前記車両に取り付けられた自動車登録番号標に表示されている自動車登録番号を含む、請求項1又は請求項2に記載の駐車場管理システム。
【請求項9】
前記アクセス情報は、統一資源位置指定子を示す2次元コードを含む、請求項3に記載の駐車場管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車場管理システムに関し、特に、駐車場への車両の入出場を管理する駐車場管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている駐車場管理システムでは、ユーザは、ユーザ端末により、駐車位置に設置される2次元バーコードを撮影することにより、駐車位置に関する情報を取得する。そして、この2次元バーコードを解析することにより、2次元バーコードに含まれる情報を取得して、ユーザ端末の表示部に駐車場のレイアウトを示す近傍地図を表示させることができる。また、近傍地図には、駐車位置及びユーザ端末の現在位置がマークして表示されるため、ユーザは、現在位置と駐車位置を的確に把握することができ、駐車した車の位置を見失うことなく、駐車位置に辿り付くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-199177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した特許文献1に記載されている駐車場管理システムでは、利用者が駐車時に駐車位置に設置された2次元バーコードを予め読み取っておく必要があるため、利便性に課題があった。
【0005】
本開示は、利用者に事前準備などをさせることなく、駐車場内での駐車位置を表示して利用者をその駐車位置へ案内する駐車場管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の駐車場管理システムは、駐車場への車両の入出場を管理する駐車場管理システムであって、少なくとも1つの撮像部と、前記撮像部によって入場時に撮像した前記車両の識別情報を認識する認識部と、前記撮像部によって前記車両の走行を追跡して駐車位置を判別する判別部と、前記駐車位置と前記識別情報とを紐付けて記憶する記憶部と、前記識別情報の入力操作を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた前記識別情報に紐付けて前記記憶部に記憶されている前記駐車位置を表示する表示部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、利用者に事前準備などをさせることなく、駐車場内での駐車位置を表示して利用者をその駐車位置へ案内することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る駐車場管理システム1の機能的構成を示すブロック図である。
駐車場管理システム1が備える精算機30の外観を示す斜視図である。
駐車場100内の見取図である。
精算機30における駐車料金精算前の確認画面を例示する説明図である。
精算機30における駐車料金精算後の駐車位置表示画面を例示する説明図である。
携帯端末50における駐車位置表示画面を例示する説明図である。
本開示の第2実施形態に係る駐車場管理システム1において、精算機30に駐車位置表示画面を表示する動作を説明するシーケンス図である。
駐車場管理システム1において、携帯端末50に駐車位置表示画面を表示する動作を説明するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
<第1実施形態>
1.1 駐車場管理システム1の全体構成
図1は、本開示の第1実施形態に係る駐車場管理システム1の機能的構成を示すブロック図である。図2は、駐車場管理システム1が備える精算機30の外観を示す斜視図である。図3は、駐車場100内の見取図である。図4は、精算機30における駐車料金精算前の確認画面を例示する説明図である。図5は、精算機30における駐車料金精算後の駐車位置表示画面を例示する説明図である。図6は、携帯端末50における駐車位置表示画面を例示する説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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