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公開番号
2025028581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133488
出願日
2023-08-18
発明の名称
クリーニング装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250221BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】像担持体と接触し、像担持体から除去されたトナーを含む付着物が収容される収容ボックスから付着物が飛散することを防止するシール部材に、像担持体上の付着物が付着して堆積し、収容ボックスに回収されないことを防止できるクリーニング装置を提供する。
【解決手段】シールブレード164は、一端が収容ボックス162に固定され、他端を含む先端領域において感光体ドラム12と面接触するように配置され、感光体ドラム12に向かい合う対向面のうち、先端領域164dの回転方向の上流側に隣接し感光体ドラム12から離間している隣接領域に感光体ドラム12の表面に付着した付着物を収集する収集部164eが備えられ、収集部164eを、感光体ドラム12に接触させる方向に間欠的に移動させる移動部材を更に備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の回転方向に回転可能な像担持体の表面に接触するように配置され、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレードと、
前記クリーニングブレードで除去された前記付着物を収容する収容ボックスと、
前記クリーニングブレードよりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記収容ボックスに収容された前記付着物が前記収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状のシール部材と、を備え、
前記シール部材は、一端が前記収容ボックスに固定され、他端を含む先端領域において前記像担持体と面接触するように配置され、前記像担持体に向かい合う対向面のうち、前記先端領域の前記回転方向の上流側に隣接し前記像担持体から離間している隣接領域に前記像担持体の表面に付着した前記付着物を収集する収集部を有し、
前記収集部を、前記像担持体に接触させる方向に間欠的に移動させる移動部材を更に備えるクリーニング装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記移動部材は、前記収容ボックス内に、前記像担持体と平行に配置され、前記回転方向と反対方向に回転する軸部と、前記軸部の表面の周方向に所定の間隔で配置された少なくとも一つ以上のブラシ部を有するクリーニングブラシであり、
前記ブラシ部が、前記軸部の回転によって前記シール部材の前記隣接領域の裏面と間欠的に摺動するように構成されている請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記収集部は、前記シール部材の前記像担持体の回転軸線の方向に亘って、前記像担持体から離れる方向に窪んだ、一条以上の溝部から構成されている請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記溝部は、前記像担持体の回転軸線と直交する方向の断面形状が円弧形状である請求項3に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記シール部材は、前記先端領域において、前記一端側に向かって窪んだ切欠部が、前記像担持体の回転軸線方向に沿って複数設けられている請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記移動部材は、前記収容ボックス内に、前記像担持体と平行に配置され、前記回転方向と反対方向に回転する軸部と、前記軸部の表面の周方向に所定の間隔で配置された少なくとも一つ以上のブラシ部を有するクリーニングブラシであり、
前記ブラシ部が、前記軸部の回転によって前記シール部材の前記先端領域及び前記隣接領域の裏面と間欠的に摺動するように構成されている請求項5に記載のクリーニング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、所定の回転方向に回転可能な像担持体の表面に接触するように配置され、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードで除去された前記付着物を収容する収容ボックスと、前記クリーニングブレードよりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記収容ボックスに収容された前記付着物が前記収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状のシール部材と、を備えたクリーニング装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された画像形成装置では、像担持体上に形成された画像潜像をトナーで現像し、像担持体上に形成されたトナー像を一旦中間転写体に転写した後、記録媒体に転写し、或いは直接記録媒体に転写し、トナー像が転写された記録媒体を定着処理して画像を形成する工程をとる。
【0003】
像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体、或いは記録媒体に転写したとき、像担持体上には転写されなかったトナーが残留する。像担持体上に残留したトナーや紙粉を含む付着物は次の画像形成に支障をきたすので、クリーニング装置により清掃するように構成されている。
【0004】
このようなクリーニング装置には、像担持体或いは中間転写体の表面に接触する弾性を有するゴム製のクリーニングブレードを使用するものが広く使用されている。そして、クリーニングブレードにより像担持体或いは中間転写体の表面から除去された付着物は、収容ボックスに収容される。また、クリーニングブレードの上流側には、収容ボックスに収容された付着物の飛散を防ぐシール部材が配置されている。
【0005】
このような構成により、像担持体上の付着物は、像担持体とシール部材との間を通り抜けて収容ボックスに入り、クリーニングブレードによって像担持体から掻き取られ、シール部材により飛散が防がれた状態で収容ボックスに収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-304334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
付着物自体の状態や周囲環境の状態により、当該付着物が像担持体とシール部材との間を通り抜けることができずにシール部材に堆積することがある。このように堆積した付着物は、当該付着物の自重や、画像形成装置自体の振動や、外部からの衝撃でシール部材から剥がれて転写装置などを汚損し、印字に汚れが発生するなどの問題があった。
【0008】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものであり、像担持体と接触し、像担持体から除去されたトナーを含む付着物が収容される収容ボックスから付着物が飛散することを防止するシール部材に、像担持体上の付着物が付着して堆積し、収容ボックスに回収されないことを防止できるクリーニング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するための、本開示に係るクリーニング装置は、所定の回転方向に回転可能な像担持体の表面に接触するように配置され、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードで除去された前記付着物を収容する収容ボックスと、前記クリーニングブレードよりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記収容ボックスに収容された前記付着物が前記収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状のシール部材と、を備え、前記シール部材は、一端が前記収容ボックスに固定され、他端を含む先端領域において前記像担持体と面接触するように配置され、前記像担持体に向かい合う対向面のうち、前記先端領域の前記回転方向の上流側に隣接し前記像担持体から離間している隣接領域に前記像担持体の表面に付着した前記付着物を収集する収集部を有し、前記収集部を、前記像担持体に接触させる方向に間欠的に移動させる移動部材を更に備える、ことを特徴とする。
【0010】
上述の構成によると、シール部材は、基端領域において像担持体の表面から離間しているので、像担持体の表面に残留したトナーを含む付着物は像担持体とシール部材との間に円滑に導かれる。当該像担持体とシール部材との間に導かれた付着物は、像担持体とシール部材とが接触する先端領域の手前において均され、所定量ずつ収容ボックスの内部へ導かれる。当該所定量を上回る付着物は、先端領域の隣接領域に設けられた収集部に集められるため、像担持体とシール部材とが接触する先端領域の手前の部分において堆積することが回避される。
(【0011】以降は省略されています)
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